第12回 こども美術展覧会 in KAZO 2021
第12回 こども美術展覧会 in KAZO 2021
【サトエ記念21世紀美術館理事長賞】
加須市立大桑小学校1年
諏訪 楓人
○受賞者による作品解説・コメント
どろどろえのぐをつかって、がようしいっぱいにおおきなおさかなをかきました。どろどろのえのぐをつかってかいたので、おさかなのなまえは「どろりぃちゃん」にしました。
このえには、おおきなどろりぃちゃんとちいさなどろりぃちゃんたちがいます。うみのなかをみんなでげんきにおよいでいるようにしたかったので、いろいろないろをつかって、てのひらやゆびでてんやせんをかいてくふうしました。どろりぃちゃんのめは、おりがみをきってはりました。
とくべつしょうにえらばれたことをきいたとき、すごくびっくりしたけれど、とてもうれしかったです。ずこうはだいすきなので、これからもいろいろなさくひんをつくってみたいです。
諏訪楓人さん
○審査員による作品講評
画面一杯に鮮烈な色彩にて描かれた大きな魚がインパクトのある作品。魚を上から見た構図にて描いた着眼点は新鮮である。中央の大きな魚の周囲に3匹の小さな魚が描かれており、小さく切った色紙に目を描き込み貼られている。力強く泳ぐ勢いに満ちた描法と対照的に、細部への作者のこだわりも感じられる。色も混ざらずに美しく発色されており、描く対象を輪郭線で表現するのではなく、色彩のみで表現できている点も魅力的な作品である。
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