この作品は、見たままの自分だけではなく、絵や漫画を描くことを通して作り上げてきた自分の内面を中心に表現したものです。今日までに作ってきた主人公たちの存在を亡くしたくないという思いと、登場人物の言葉の代弁者として彼らを生かし続けたいという思いから、このタイトルをつけました。

　今までは中学校の美術部が私の表現の舞台でしたが、次の舞台に進んでも自分を失わずに、やりたいことを貫き通せる絵を描いていきたいです。

　このような素晴らしい賞をいただき、嬉しく思います。ありがとうございました。