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子供の英語習得を助けるには

  1. 英語を学ぶという強い決意を持っていても、家庭では母国語による話しかけを続けてください。母国語がしっかりしている子供は、第二言語を容易に習得することができます。

  2. 母国語で子供に読み聞かせをするか、子供に母国語を読ませるか、またはそれらを両方行うことも良いでしょう。これは言語習得の力を付けるのに役立ち、母国の文化を伝えることにもなります。

  3. あなた自身が英語習得の模範となりましょう。あなたが時には英語を話すことで、英語を学ぶことは良いことだと親が考えていること、間違っても大丈夫だということを子供に示すことができます。

  4. 1人か2人の人と英語の練習ができる方法を探しましょう。大勢に話しかけるより1人に話しかけるほうが恐怖心が少ないものです。英語を話す子供と遊ぶ約束をしてみましょう。

  5. 英語を学び始めて間もない子供には「沈黙期」があることが多いということを理解しましょう。沈黙期には英語を話さないことがありますが、辛抱強く待ちましょう。英語を話していなくても、英語を理解することを学んでいるのです。英語を話すことを強要すると、習得速度に悪影響が出ることがあります。

  6. 言語の高度な習得には最高で7年かかることがあるということを覚えておきましょう。6ヶ月から1年で英語を上手に話せるようになったとしても、学習能力の獲得には、はるかに長い年月がかかることがあります。

  7. 第二言語の習得には感情的な側面があることを理解しましょう。英語の習得が肯定的な体験である場合(習得する意欲がある、親が英語の習得に満足しているなど)は、習得が速くなります。無理強いしたり、英語の習得速度について批判的になることはやめましょう。

(出典:Anne P. Copeland著『Newcomer's Almanac』2001年