ヘリウムは貴重な資源であるため、流体テクノ室では各研究室から回収された不純ヘリウムガスを繰り返し精製・液化し供給しています。
各実験室に設置されている回収配管に容器・装置の排気ラインをつなぎ、流体テクノ室の回収装置まで戻すよう所内(先端研にも一部回収ガス配管あり)にはガス回収配管を敷設しております。
この不純ガスを精製・液化するため、使用~回収の過程で損失した分は純ガスカードルを購入することで都度補填しなければなりません。よって、ヘリウムガスの回収率は次年度の供給価格に反映しますので(回収率以外に純ガス価格高騰なども価格変動に含まれます)、ガスの回収にご協力ください。