流体テクノ室は、生産技術研究所内における物質、バイオ、ナノテクノロジー系の研究活動に必要不可欠な液体ヘリウム、窒素ガス、液体窒素、一次純水(イオン交換水)などを所内各研究室に供給するインフラ設備として、生産技術研究所の移転(※1)を機に2001年(平成13年度)に誕生しました。同年8月頃に必要な設備が完成し本格的業務を開始しました。
※1 生産技術研究所は、旧住所港区六本木から現在地駒場Ⅱ(目黒区駒場)へ、1999年から転居を始め2001年頃までに全ての施設の移転は完了しました。
液体窒素(-196℃)や液体ヘリウム(-269℃)は高圧ガスとして、「高圧ガス保安法」の規制を受けます。流体テクノ室が扱っている液体窒素・液体ヘリウムの製造・貯蔵・消費にあたっては、監督官庁である東京都庁から「第一種製造者」として認可を受け、高圧ガス保安法が規定する「技術上の基準」に適合していなければ、ヘリウム液化機および高圧圧縮機等の設備を運転することが出来ません。具体的には、東京都庁が毎年1回行う「保安立入検査」を受け、これに合格して「保安検査証」の交付を受ける必要があります。流体テクノ室のような「高圧ガス製造事業所」では、高圧ガス保安法を遵守して災害からの安全を守り、かつ研究室ユーザーへ寒剤(ここでは液体窒素、液体ヘリウム)の安定供給を図ることが第一責務となっています。
室長 町田友樹教授
北原直尚 (技術専門職員) kitahara★iis.u-tokyo.ac.jp
山口映理子 (学術専門職員) eyama★iis.u-tokyo.ac.jp
流体テクノ室 ryuutai★iis.u-tokyo.ac.jp
内線:56639(直通外線:03-5452-6639)
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〒153-8505
東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学 生産技術研究所 F棟 east 1F FF-101(荷物用エレベーター隣)
電話 :03-5452-6639(内線:56639)