更新日:2024-01-28

バージョンアップ時のデータ引継ぎ

バージョンアップの際の旧バージョンからの引継ぎを2つのケースで説明します。

2023年登録の「日経225株価データ取得」(ver.1.00)から2024年登録の「日経225株価データ取得2」への引継ぎの場合

この場合は新バージョンで「日経225銘柄」シートの過去データ部分が拡大されていますので、セル位置(範囲)が大きく変わっています。すなわち5日分だった部分が10日分に拡大されているため、下記のようにセル位置がずれています。なおAJ列~BG列の範囲は変わりません。

新旧バージョンで共通な部分は「設定」シートの銘柄一覧表部分です。ただし、銘柄は毎年入れ替えが行われるので、その部分は個別に修正が必要です。例えば2024年登録のVer.1.00では2023年版から6つの銘柄が変わっています。引継ぎ手順としては下記のようにすればミスが避けられると思います。

(1)まず、新しい「日経225株価データ取得2」をセットアップして使用できる状態にします。また旧バージョンの方は当日分までのデータを取得しておきます。もし、旧バージョンで取得した日付が連続していない場合は、引継ぎ作業はできません。新バージョンをそのままの形でお使いください。

(2)新バージョンと旧バージョンの「設定」シートの銘柄一覧表部分の違いを確認しておきます。「設定」シートと「日経225銘柄」シートの銘柄名は当然一致しているはずです(新旧では異なるのは構いません)。

(3)新バージョンの方で、「過去データ取得」ボタンで過去データを取得します。これは任意ですが、強くお勧めします。この実行後は図のように終値部分が当日~24日前の25日間分が記入されているはずです。

(4)次は旧バージョンのデータから新バージョンと同じ銘柄名の所にコピペする作業です。その前に旧バージョンから新バージョンにない銘柄データを削除します。これはかなり面倒でミスをしやすいので、十分に慎重にやってください。(やり直すこともあるので、旧バージョンの日経225銘柄シート全体をコピーして、コピーした方のシートで作業をするといいでしょう)

①旧バージョンから新バージョンにない銘柄を探します。探すのは下からやる方が楽です。下図のように銘柄の行全体を選択して削除します。削除する銘柄分をすべて削除します。旧バージョンの銘柄数が新バージョンよりも少なくなるので、次いで新規に銘柄を追加します。

②新バージョンで追加したい銘柄を挿入する行の上の行を選択します。メニューの「挿入」→「行」→「下に1行挿入」で選択した銘柄の下に空白の行が追加されます(上に挿入したいときは「上に1行挿入」をクリック)。空白行に追加する銘柄名を個別に追加します。追加する銘柄についてすべて実行すると、形は新バージョンと同じ銘柄の旧バージョンの日経225銘柄シートができます(新規分は空白)。次は旧バージョンのデータを新バージョンの方にコピペします。

③新バージョンの追加銘柄の部分を旧バージョンの空白部分にコピペする。必ずしも必要な作業ではないですが、ミスを避ける作業です。

(5)ようやく旧バージョンのデータから新バージョンと同じ銘柄名の所にコピペする作業にかかります。ミスしやすいので注意してください。今の状態は新バージョンは25日分のデータが記載された状態。旧バージョンの方は25日以上のデータがあり、追加銘柄の部分は空白の状態。

終値領域(CX~FV列):これは前述の図のようにすでに当日~24日前までが記入済みです。旧バージョンの(CD~FB列)の重複しない日付部分をコピーし、新バージョンの連続した日付部分にペーストします。25日前以前のデータは76日前まで全部がなくても構いませんが、24日前と25日前の日付は重複せずになお連続している必要があります。不連続だと移動平均の値が狂います。下図では日付が一致していませんが、参考例として見てください。

出来高・始値・高値・安値の領域は同様に5日前以前の連続したデータをコピペします。

作業が終了後は、旧バージョンの「日経225銘柄」のコピーシートは不要です。

2024年登録の「日経225株価データ取得2」(Ver.1.00)から「日経225株価データ取得2」(Ver.XXX)への引継ぎの場合

基本的には同じ上記と方法で行えると思います。