更新日:2024-01-28

お知らせ

(ソフトの不具合と対策/市場変更情報/バージョン情報)

このページでは使用上の問題、ソフトの不具合情報・対策、バージョン情報を記載します。また東証市場における銘柄の新規上場・上場廃止・市場変更などの情報をお知らせします。

バグ修正(2024-03-10)過去25日データの取得時に不具合があります。修正内容・方法は「お知らせ」>「スクリプト・コード修正」ページをご覧ください。ユーザーさんの手修正になり、お手数ですがよろしくお願いいたします。

市場変更情報

日経225銘柄は2023年から年1~2回(春・秋)銘柄の入れ替えが行われるので、その場合には銘柄表の見直しが必要です。

2023年秋は10月に下記の入れ替えが行われました。本ソフトではあらかじめ「設定」シートに記入済みなので、その分については期日になれば起動時に通知されます。銘柄の入れ替え方法。

①除外銘柄・・・日本板硝子(5202)、三井E&SHD(7003)、松井証券(8628)

②新規銘柄・・・レーザーテック(6920)、ニトリHD(9843)、メルカリ(4385)

使用上の問題・・・わかっている問題・現象

(1)クロスポイント名の違い:本ソフトは75日移動平均を絡めて比較するのが基本で、クロスポイントの名称も75日移動平均に対してですが、75日まで達しないと75日移動平均は計算できません。そのため25日平均や75日平均と比較する検索はできないので、表示するクロスポイント名と75日平均線との位置関係が実際と異なる場合があります。本格的な機能は75日平均線が計算できるようになってからとなります。

(2)3日間のデータの比較で株価の変換点を検出しますが、ロジックのミスがあるかもしれません。今後いろいろ検証していく予定ですが、お気づきの点があればお問い合わせフォームやメールでお知らせください。

(3)本ソフトは株価データを日本経済新聞のサイトからWEBスクレイピングで取得しています。個人的な利用の場合は法律的な問題はないというのが一般的な見解ですが、頻繁なアクセスは先方のサーバーの負荷がかかりますので、データ取得に時間がかかったり、うまく取得できないこともあります。3分ごとにトリガーセット状態になると30秒間待機(通常2,3分待ち)して取得を再開します。もしトリガー状態で3分以上待っても再開しない場合は、接続が切れていることがありますので、再度取得ボタンで再実行してください。日経サイトのデータの時刻は15分程度遅れるので、市場の確定データは15時15分頃になります。データの取得は市場終了直後よりも18時以降がスムーズで10分程度で完了します。

(4)初回の設定時に「過去25日間データ取得」を行うと、取得後に自動的に3日間分の「日経_YYYYMMDD」シートが作成されます。日付は直近からさかのぼる3日間です。この場合、PER・配当・利回りのデータが抜けますが、不具合ではありません。「株データ取得」を実行するとそれ以降はこれらのデータが取得できます。

(5)本ソフトでは毎日データを取得する必要があります。1日でも欠けると移動平均値が狂います。もし抜けた日がある場合は、「過去データ取得」ボタンで前日までのデータを補足してから「株データ取得」ボタンで当日のデータを取得してください。最大で10日間(5日間)(土日除く)の抜けまで補足できますが、11(6)日以上の抜けは補足できません。

(6)東証の銘柄には日により売買出来高がゼロのものがあります。終値の移動平均の連続性を保つために出来高がない日の終値は便宜上前日の終値を使う補正をすることがありますが、日経225のような銘柄は出来高がゼロというのはデータ抜け以外にまずないので、この補正はしていません。ゼロになる場合は、たぶん合併などによる変更時期の前後なので、無視しています。楽天証券のMarketSpeed2などでは、当日出来高がゼロの場合の当日終値は前日終値を使って移動平均を計算するので、平均値が極端に振れることがありませんが、本ソフトでは補正しないので、出来高ゼロの銘柄の平均値が違います。

(7)データ抜けの場合。日々の株データ取得の際に通信状況かサーバーの状況か不明ですが、銘柄のデータが正常に取得できないことがあります。その場合は「日経225銘柄」シートのセル’L1’などに「データ不足の銘柄があります」と表示し、’BG’列の該当する銘柄のデータ数欄のセル色を赤くします。その銘柄の行を見て、終値を手作業で修正入力してください。データ抜けを放置しても全体の動作には影響ありませんが、その銘柄の移動平均値がずれてきます。一方前述のように出来高がない銘柄は始値・高値・安値のデータも抜けますが、その場合は、通信状況ではなく銘柄自体の問題です。修正が完了したら、赤色セルを選択してメニューのペンキマークからリセットして無色にしてください。(注)銘柄入れ替えで新規追加の銘柄は正常状態でも他の銘柄よりもデータ数が少ないので表示はしません。

(8)ボタンが表示されない。起動時にボタンが表示されなかったり、見えていたボタンが消えることがあります。いったんソフトを閉じて再起動すると表示されることがあります。それでも表示されない場合は、ボタン位置にボタン名を記述していますので、そこをクリックしてみてください。本来のボタンとは異なるのですが、スクリプトが動作すればそれでOKです。スプレッドシートのバグなのか、欠点なのか理由がわかりません。ボタンに関しては位置がずれることがあります。バグなのでしょうが、ずれた場合は、ボタンを右クリックすると、周囲が線で囲まれるので、そのまま元の位置にドラッグしてください。

(9)ボタンの例のようにGoogleスプレッドシートではバグなのかよくわからない現象が結構起こります。理由の1つとしてサーバーとのやりとりが基本のため、命令がサーバーに伝わるのに時間がかか実行されないことがあるのではないかと推測。例えばシートの切り替えや指定のセルを表示させたい場合でもflush()やSleep(1000)などとやっても無視されることがほとんど。デバッグモードの時はゆっくりやるせいかちゃんと動くこともある。GASにはこういう悪癖があるので、信頼できない不安がありますが、致命的なことは今のところないみたい。

バージョン情報(改訂記録)

(1)2023年登録:日経225株価データ取得・・・Ver1.00(2023/03/25)

(2)2024年登録:日経225株価データ取得2・・・Ver1.00 主な違いは日数データのブランクが最大5日間→10日間に拡大。それ以外は同じです。

サポートについて

(1)本ソフトのサポートについては、お問い合わせフォーム、メールのほか、ビデオ会議なども予定しています。ビデオ会議の場合は、ご希望の時間をメールなどでお知らせしていただき、当方から招待の形で連絡させていただくことになると思います(準備中)。ビデオ会議はGoogleMeetまたはZOOMが可能です。

(2)ご質問内容は本ソフトの使い方に関することにはできるだけ対応させていただきます。ただし、本ソフトのスクリプト(プログラム)の構成内容や作り方についてのお問い合わせにはバグ(不具合)以外は対応できません。またユーザーがバグ修正以外に独自に改変した内容についてはサポート対象外です。