電気電子計測
電気電子計測
測ることなしに対象を理解・活用することは困難です。測る対象としても測る方法としても電気電子は不可欠です。測るためには測るための原理と測るものとしてのセンサーとが必要です。この授業では前者を中心に理解します(後者についてはセンサー工学という講義が別にあります)。具体的には計測に関わる基礎的な知識、直流・交流計測、計測機器、ノイズについての知識・対処能力について学びます。
この講義を通じて「実学に基づく専門能力」「分析・評価能力」を身につけます。具体的には以下のことが理解・実施できる能力を身につけます。
・計測に不可欠な基礎的な項目を説明できる
・計測機器の種類と特性を理解し、計測対象に対して適切な機器を選択できる
・ノイズについて理解し、その対処策を提案できる
毎回、講義動画あるのでこれを視聴することで受講してください。動画の中には問いかけの部分があります。この部分は教室であれば前に出て発言してもらうタイミングとなっています。ぜひこの部分では動画を一時停止し、自分ならばこんな発言をする、他の人からあんな発言もあるかもしれないなという内容を書き出してください。
2回のレポートにより評価します。
教科書は使用しません。
電気電子計測, 廣瀬明, 数理工学社, 4901683098
第1回:計測とは?
第2回:データの理解
第3回:単位と標準
第4回:直流計測の原理
第5回:交流計測の原理
第6回:指示計器とまとめ
第7回:計測と電子デバイス
第8回:ディジタル計測
第9回:オシロスコープの仕組み
第10回:波の観測と理解
第11回:ノイズとは?
第12回:ノイズへの対処
第13回:共振と伝送経路