溜め置き印刷

Post date: 2018/07/01 23:18:46

無駄な印刷をできるだけ排除することは、環境負荷やコスト削減を始め、経営力向上や組織活力向上の一助につながると考えております。最新の複合機では使い勝手がずいぶん改善された印象があります。 当社のほとんどの複合機や印刷機器にICカードをかざさないと印刷できない「留め置き印刷」を運用するようになって 3ヶ月になりました。その3ヶ月近くの情報を整理しますと、当社では平均で3%強の印刷量が減少していることが確認されました。数字は意外なほど少ないですが印刷内容によって効果にバラツキがあることを確認できました。

当初から想定はしていましたが、伝票印刷の類は、ほぼ削減効果を認める事できませんでした。またマニュアルや案内などの非定型文書の作成においては、導入前に比べて10.7%の印刷量の削減が測定できました。

その他、「印刷物の取り違えがなくなる」「伝票をまとめて印刷できる様になった」などの効果がありました。ログを見ていると、印刷途中の中断が、全印刷量の1%に満たない数字であったものの、見事になくなりました。

ありきたりな結論ではありますが、「留め置き印刷」は、伝票印刷が目的の印刷機器には効果がありませんが、業務によっては確かな効果があることがわかりました。特に経営者や総務企画広報部門に近いほど効果が高いことでしょう。ICカードを使う使わないは別にして、機能として標準装備の機器も増えています。是非お試しあれ。