保冷剤にも頼りたく

Post date: 2018/07/25 1:25:59

あまりにもアマチュアっぽいので公開することを躊躇しますが、ARM系サーバーが発生する熱量(もしくは消費電力)がいかに小さいか示しますので公開することにしました。 連日の酷暑が話題になっています。当社のサーバーやクライアント機の殆どは、Intel ではなくスマートフォンと同じARM系CPUを採用しており、排熱がとても少ないです。自然空冷に頼る為裸で固定されておりますが、1台だけアルミケースに入った個体があります。日頃から負荷が高い処理が課せられ、温度が高めのでサーバーですので、アルミケースの一部がCPUに接触し発熱がダイレクトにケース全体に伝わる構造のケースにしました。しかし連日の暑さもあって、それでもCPUが60度近くの温度になりました。

そこで、写真のような保冷剤の小袋を湿らせたティッシュとともに乗せてみました。アルミだけあって、このような対策でもCPUへ保冷剤の冷気が十分伝わるようで-12℃の温度低下が2時間以上記録できました。

保冷剤でサーバーを冷やす方法は、安定性がないのでお薦めしませんが、ARM系サーバーがいかに節電になるか、この対策でも効果がある程度の熱量しか発生しないことになります。将来、お客様のオフィスでもARM系CPUのPCが使用される事も出てくるでしょうが、節電性能は抜群です。