認知的不協和理論

認知的不協和理論(Cognitive Dissonance Theory)とはFestingerが提唱した理論で、矛盾した2つの認知があると、不協和の一方を協和にしようとすることを示している。具体的には、第一印象で「この人は信頼できる人だ」となるとその印象は続きやすいということです。良い人だと思い込めばその人の良い所ばかりに目が付き、様々なことを良い方向に解釈する。良い人だと判断したあとにその判断と矛盾するものは不愉快なので良い人だと思える証拠をさらに集め、あらゆる情報を良いこととして解釈する傾向があるのです。愛嬌や反応、身なり、マナーなどが信頼関係を作る上で大事なのである。

参考文献

大久保幸夫、キャリアデザイン入門[I]基礎力偏<第2版>、日経文庫、2016年。