Table view を Xcode と Interface Builder で設定する
ここでは、NSTableView を RubyCocoa から使うために、まず、Xcode と Interface Builder でウィンドウにテーブルを設定する。
まず、Xcode のプロジェクトで、MainMenu.nib を開いて、Interface Builder を起動して、ウィンドウに Table View のパーツを追加する。Library から Table View を選んで、それを、Window にドラッグアンドドロップして、大きさを調整する。
すると、こんな感じになるはず。
ここで、Xcode に戻って、ib_outlets に table を追加する。ない場合は、window も追加しておく。忘れないで、ファイルを保存する。
ふたたび Interface Buikder に戻って、outlets とパーツを結びつけていく。ちゃんと outlets を追加して、ファイルが保存してあれば、App Controller を右クリックしたときに window と table があるはず。
まず、やってなければ、Window を結びつける。window の横の丸をクリックしてボタンを押したまま MainMenu.nib のウィンドウにある
Window まで持っていってボタンをはなす。
同様に、table 横の丸からこんどは、Window ウィンドウ上にある、Table View に持っていきボタンをはなす。このとき Window 上では、Bordered Scroll View や Content View も選べるが、ちゃんと Table View と出ているのを確認する。
これ以外にも、App Controller を Control + クリックして、パーツに結びつける方法がある。
この場合、ボタンをはなしたときに、結びつけることができる outlet が表示されるので、リストの中から選ぶ。
これで、window と table がそれぞれの outlet と結びついた。
次に、スクリプトからテーブルのコラムにアクセスするために、それぞれのコラムに名前を付ける。まず、テーブルのコラムを2回クリックして選択する。早くダブルクリックすると、白くフォーカスされるが気にしない。
ここで、Inspector で Attributes(一番左のアイコン)を選んで、Title と Identifier を入力する。
Title は実際のウィンドウ上に表示される。これをもう一つのコラムでも実行すると、次のようになるはず。
この他に、テーブルにデータを表示させるためと、テーブルからの情報を得るために次の操作をする。
まず、テーブルをゆっくり2回クリックして、テーブルの表示エリアだけが選択された状態にする。
次に、選択されたところを右クリックする。
この中の dataSource と delegate を App Controller に結びつける。
outlet をムズビつけるのと同様に、Table View を Control + クリックして、それを App Controller に結びつけてもいい。
ボタンをはなすと、dataSource と delegate が選べるので、2回繰り返し両方と結びつける。
最後に、App Controller を右クリックしてちゃんと結びつけられているか確認する。
同じ事は、Inspector の Connection でも確認できる。
これで、Table View の設定はできあがり。これで、スクリプトを書いてテーブルにデータを表示させたりしていく。