単語リストプログラム その10
ようやく、メインの単語リストを作る部分に入る。まずは、Interface Builder でパーツを配置して設定していく。基本的な部分は、ファイルビューと変わらないので、簡単にすますつもり。
まず、Word Count タブをクリックして単語リストビューの方に移ってから、ファイルビューと同じく、Split View を配置する。ここでも、Style は Thin Divider にして、幅を調節して同じくらいにする。
Autosizing は次のようにする。
これで、Table View を配置する。それ以外には、実験的なものも含めて、単語リスト作りを開始するボタン、見つかった単語数なんかを表示する TextField、並べ替えをするための Pop Up Button とそれに付随するボタンなんてのをつけていく。単語の検索窓とかもつけてみようか。まあ、それ以外は、後で思いついたら加えていく。
とりあえずは、こんな感じに配置してみた。
上の部分を拡大するとこんな感じ。Start と Sort は Rounded Rect Button、Frequency とあるのは、Pop Up Button でメニューアイテムはとりあえず Frequency と Alphabetical が入れてある。検索窓は Search Field で、Token と Type と書いてあるのは、Label (NSTextField)。あと、丸い点が4つあるのは、そこには Label が配置してあって、テキスト(Title)を削除して、Alignment を右寄せにしてある。サイズは、適当に調節してください。
また、Autosizing は次のように設定してある。
Start ボタン、検索窓
それ以外
テーブルは、コラムを3つにしてみた。後で変えるかもしれないけど、まあ、上から数えた単語の数、単語、頻度を表示しようかと。それぞれのコラムには好みで Title をつけてください。
幅は適当に調節、ということにしておくけど、最初と最後のコラムは幅を固定してしまおう、ということで、下のように Inspector の Size ですべてに同じ値を入れておく。
テーブル自体の Attributes は Alternating Rows にチェックを入れて、 Col. Sizing は Uniform にする。
あと、テーブルのすべての Text Cell で Inspector の Attributes で Selectable と Editable のチェックを外しておく。
ここまでできたら、配置したパーツをコピーして右側の Custom View にペーストして配置とサイズを微調整する。
できたら、Command + R で Cocoa Simulator を立ち上げて、ウィンドウのサイズを変えてみて、ちゃんとパーツが予定通りに動くかチェックする。おかしければ、Autosizing を見直す。
最後に、ファイルビューでもやったように、ボタンに Alt. Title を設定する。左側のテーブルのものには 0 を右側のテーブルのものには 1 をつける。これは、Start ボタンと Sort ボタンに対して行う。
Tag を使う場合は、下の方にある Tag に 0 もしくは 1 を入れる。
さて、ちょっと短いけど、ここで終わりにして、また次回。次回は、Array Controller を追加して、テーブルとのバインディングを設定する。
単語リストプログラム その11 - 単語リストのパーツの設定