単語リストプログラム その3

次に、Interface Builder で nib ファイルの基本設定をしていきます。New Xcode project にある内容とあまり変わらないので、

Xcode で RubyCocoa アプリケーションを作ったことがある場合は、飛ばしてもらっても大丈夫だと思います。

Xcode のウィンドウでグループとファイルで Resources を開き、そこにある MainMenu.nib をダブルクリックします。

Interface Builder が立ち上がります。デフォルトの nib ファイルにはメニューバーとウィンドウが最初からあります(ここで使っているテンプレートの場合)。

表示されていない場合は、Library パネルと Inspector パネルを表示させます。ともにメニューの Tools にあります。

デフォルトとはちょっと違うかもしれませんが、この2つです。

さて、準備ができたら、まずするのが、nib ファイルへの NSObject のインスタンスの追加と、それを AppController.rb にある AppController という NSObject のサブクラスに結びつける作業。

Library で Cocoa -> Objects & Controllers にある Object を nib ファイルのウィンドウへドラッグアンドドロップする。

追加するとこんな感じ。

次に、Inspector の Object Identity(インフォマークみたいなやつ)を選んで、Class で AppController を選びます。

さっき追加した NSObject のインスタンスの名前が変わります。

さて、ここで、MainMenu にアプリケーション名が表示されるところが4カ所あるので、NewApplication となっている所を Word List にしておきます(他の名前でもかまいません)。

それぞれのメニューアイテムをダブルクリックすると変更できます。(選択した状態で Inspector の Attributes で Title を変更することでもできます。)

これからは、実際にアプリケーションで使うパーツを配置して、スクリプトと outlet で結びつけてく。

単語リストプログラム その4 - メインウィンドウの設定と、TabView の配置