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ERKのFRETセンサーを核に発現するMDCK細胞のwound healingの動画。
ERK活性の波の方向にむかって細胞が動く。
赤がERK活性の高い細胞、青が低い細胞を表している。
ERKのFRETがセンサーを核に発現するMDCK細胞を円形の形にパターニングされたガラス底ディッシュに播種してイメージング。
ERK活性は時計回りに回るのに対して、細胞は反時計回りに回る。このことからも、細胞はERK活性の波が来た方向に向かって集団運動することが分かる。
赤がERK活性の高い細胞、青が低い細胞を表している。
青色光によりERKが活性化するMDCK細胞をラインパターニングされたガラス底ディッシュに播種してイメージング。
シアン色の円の位置に青色光を露光しており、円を右側にシフトさせると、それに応じてERKの活性化領域もシフトし、細胞は左の方向へとずるずるとずれていく。事前にERK活性化の細胞間伝搬を阻害するADAM/MMP阻害剤を処理していることから、光によってERK活性化の時空間パターンを制御しており、この条件で細胞は集団で移動することが分かる。
上段はERKの活性レポーターであるmCherry-ERK(ERKが活性化すると細胞質から核内に移行する)。
下段は核のレポーターであるH2B-iRFP。