cosmic wisdom

第10集 最新刊 「生命知の殿堂」に関連して 【215~277】

215千々松 健:2011/06/18(土) 00:05:01

「ニュートリノ」に新たな観測がなされ、三つのパターンである電子型、ミュー型、タウ型の相互の変身のうち未確認であったミュー型から電子型への変身の兆候が観測できたというニュースを知った。そうなれば三つのパターンが相互に変身を遂げる連環がハッキリして来て、クウォークでの「CP対称性の破れ」がニュートリノに於いても言えることになるし、宇宙創造の謎に一歩近づくわけです。

そうすると、宇宙レベルにも「順序と逆序による秩序」が当てはまり、嬉しいコトに「●▲■の三拍子でワルツは踊れ!」が■▲●の逆回りも有るというコトになります。

ニュートリノの形状的イメージからすると「ゼロ点螺動」はプラス方向への円錐型ラセンとマイナス方向への円錐形ラセンがゼロ点(特異点)の円錐頂点で繋がっていて対称的にバランスしているように見えます。空海の「重々帝網」がニュートリノに繋がり、張錦春の言う「Crux-nexus」が「FLKM系列」に繋がるようです。

さて、藤原肇博士の最新本のタイトルには「間脳幻想」「宇宙巡礼」につづく題名としては四文字タイトルがピッタリするかも知れませんね。そして「生命知の殿堂」はサブタイトルにしてでも残したいものです。

216千々松 健:2011/06/27(月) 08:42:26

漢字で四文字タイトルと言うことであれば『生命秩序』が良いかも知れません。命、生命、地球環境、医療環境、生と死、生命科学などが連想されます。

217藤原肇:2011/07/09(土) 23:00:18

もう見本が出来ていると期待しながら日本に戻って来て編集者に会ったら、未だ題名が決まらないので本は出来ていないが、八月の初めには配本するつもりですと言われました。

同時に数日前に配本して書店に並んでいる本の末尾には、近刊予告として広告を出してありますといわれ、その見本を貰ったら<課題>「生命知の殿堂」とありました。

今日の午後に都心の書店に行ったら黄色い色の本があって、その本の最後のページに「ヒカルランド話題の近刊予告」というページがあったのを確認しました。だから、この題で本が出るのはほぼ確実だと思います。

その広告の中に「あなたが読むレベルに応じて、どんな爆弾に遭遇するか?封印された人類の奥義をここまで明かしていいのか?」ということが書いてあり、問題意識を持つ人の注目を集めるかも知れません。

218尾崎清之輔:2011/07/10(日) 02:48:53

新著の題名が『生命知の殿堂』となることを切に願います。

『間脳幻想』『宇宙巡礼』に続く三部作の最後として『生命知の殿堂』でしたら前二作との連続性が保たれ全体的な調和が取れますが、『「「帰りなんいざ」聖なる地球へ』になると違った方向性を感じ取ってしまいますし、ましてや『知の勃起力』では余りにも下品で著者に対する冒涜以外の何物でもございません。

219藤原肇:2011/07/15(金) 08:19:25

未決定のまま情けない思いで日本を離れて幾万里、ようやく本の題名が決まったとの連絡が届いたので報告します。

題名 生命知の殿堂

副題 現代医学と日本の政治の病理を抉る!

出版社 ヒカルランド

出版は八月初めなるそうです。

220T.N.:2011/07/16(土) 04:53:45

広辞苑から引用。

「抉る」

①刃物などを突きさして、まわしてくりぬく。

②通り一ぺんのことではすまさず、独特のやり方をして人の意表に出る。

③相手の弱点や隠されている事実などを容赦なく突く。

自然治癒力に頼れなければ、手術ということになりますか。

221藤原肇:2011/07/18(月) 22:05:10

題の決定に二ヶ月近くかかったのは大いなるフラストレーションの元だったが、発売が一ヶ月も遅れたのはそれに加えて、定価が決まらなかったという珍妙な原因があり、今日その定価が決まったという吉報がメールで届いた。

最初に題が決まらなかった理由は、私がつけた題では売れそうもないということだったが、結果として私のオリジナルな題が採用になり、副題として出版社側が頭をひねり折衷的なものになった。

なぜ定価が決まらなかったかというと、今度は出版社側の方からの主張で、これだけの内容の本を安く売りたくないと主張し、『間脳幻想』なみに2800円くらいつけたいというのに対して、私が1900円なら税金を払っても2000円でおつりが貰えるから、読者が買いやすいと主張した次第。

編集担当者が編集作業の進みに従って興奮してくれ、図版をいろいろと挿入しているうちに、これは自分だけの秘蔵書として人に読ませたくないと言いはじめ、特殊な意味を示すルビを振ったりしてくれて、かなり読み物としても面白い性質が付け加わったので、久しぶりの会心作になった感じが強く伝わってくる。

その点でこの本を手に入れた人は、本と出合えて良かったと感じるだろうし、その点では『間脳幻想』と『宇宙巡礼』に続く三部作の仕上げの役目を果たしたと思う。

これはどこかに書いたが『日本が斬られる』の逆のケースであり、私としては買いやすければ出版社にとって有利だから、そうやって出版社の負担を少なくしたいという気持ちに基づいていた。

そんなことがあり出版に遅れが出たが、出版社側も頭を悩ましたらしく、藤原さんの本だから藤は富士で不二だし、それは私がメールアドレスに22を使っているから縁起を担ぎ、低下は2200円に決めましたとのことだった。そこで『生命知の殿堂』は定価2200円で八月初めに書店に並ぶことに決まったのであり、それを読者の皆さんに報告できて嬉しいと思う次第です。

223藤原肇:2011/07/25(月) 09:24:26

本のカバーの写真が届いたので、参考までに公開します。

最初に送られて来たものはブルーであり、生命の躍動感と余りにかけ離れていたので赤色に変えるように申し入れ、それがこのカバーに改まったのですが、外国語の題を入れたデザインが混み合い過ぎてすっきりせず、フランス語の記述法も間違っていて不本意だとはいえ、時間的に訂正が出来るかどうかは不明です。

ピタゴラスの秘数の影響を編集者が受けたらしく、定価はフジの数字がらみの2200円になり、発売日は8月8日でまるで北京オリンピック並みです。

要するに後十日ほどで書店に並ぶので、どうか楽しみにしていてください。それにしても色の使い方にまで関係し、色彩心理学の説明をやらざるを得なくなり疲れ果てました。

それでも、『生命知の殿堂』という言葉が題名として生き、初心を貫けたので嬉しい限りです。

224T.N.:2011/07/25(月) 22:26:33

スカーレット(深紅)。「智慧の七柱」の著者、アラビアのロレンスことトマス・エドワード・ロレンスが好きだった色だそうです。

225藤原肇:2011/07/26(火) 21:20:34

今日、赤木さんの所へ行き、赤い色と青い色の違いをチェックして貰ったら、最悪が15で最高が00の指標において、青が15で赤が00で白黒コピーが13という数字が出て、やはり赤に変更したのは正解だと分かりました。

そこで神保町の書店に行き横積みの本の表紙を見たら、ほとんどが青みかかった表紙であり、診察のせいもあり日本全体がブルーに沈んでいることが確認できました。

日本人はニュートンの色彩論ばかりを知っているだけで、ゲーテの色彩論を知る人が少ないことが確認できました。色彩心理学では日本が後進国だということでしょう。五彩の意味が分かる人も少なくなりました。

226千々松 健:2011/07/26(火) 23:42:36

表紙の赤についてはFe2O3(三酸化第二鉄)由来の「Venetian Red」に近いのではないでしょうか?

レオナルド・ダ・ヴィンチも、その友人ルカ・パチオリも中世都市ヴェネチアに関係しているし、フィボナッチも滞在したことがあるのではないでしょうか? 塩野さんによればヴェネチア海軍の旗艦が全体にその色を使用していたと言うし、男、特に戦士が身につける最高の色であるそうです。ヴェネチアングラスにも残るこの赤には魅了されますね。

227千々松 健:2011/07/27(水) 17:05:07

レオナルド・ダ・ピサと呼ばれたフィボナッチは、商売をしていた父の関係で地中海をあちこち旅していたようです。

ところで「ピタゴラスの定理とフィボナッチ数列」の関連性については、2007年2月~3月に下記サイトに書いたことがあります。4年半ぶりに観て、その当時の感動を思い出しました。

http://8w1hflkm.jp/pythagoras/P_F1.html

http://8w1hflkm.jp/pythagoras/P_F2.html

228千々松 健:2011/07/27(水) 20:27:28

確かにゲーテの色彩論については不勉強でした。青は闇に近く、黄は光に近く、赤が中間的存在で、古いニュートンの直線的スペクトラムではなく、「色彩環」をイメージしていたのには驚かされました。そこには生命論的な螺旋の世界観がはっきりと読み取れますね。

なお、本日「「生命知の殿堂」の予告がヒカルランドのサイトに登場していました。

http://www.hikaruland.co.jp/books/2011/07/27153403.html

230藤原肇:2011/07/29(金) 06:48:32

別に意図的に隠して来たわけではなく、誰かがその価値を発見してくれるだろうと期待して、本が出たら自明になり話題を作るだろうと考え、そっとして置こうと思っていたのだが、今の日本人は言われないと気づかない愚鈍さに支配されている。だから、ヒントとしての問題提起が必要かもしれないし、本の出版も後わずかの時点になったので、『生命知の殿堂』の持つ革命性について書いておこうと思う。

それは内容ではなく読書方式の領域で、「まえがき」を読めば「カミトロニクス」という言葉があり、それが新しい情報化時代に即した読書メディアとして、どれだけの評価を受け発展するかの問題でもある。しかも、本の情報の量や単なる電子化とは違い、扱う情報の背後にあるコンテックスの理解において、時流の電子化の軽薄さへの反逆としての精神が、この世界最初の書籍としての登場の実現に、私の挑戦を理解する人が生まれるに際し、誰がそのパイオニアとして第一声を発するかが興味深い。果たして日本のメディアの中にそんな人間がいて、取り上げるかに私の関心が向いていると言ってもいい。

そのキイになるのが「インテルメッツオ」の存在であり、これが相交性を持つソシアル開智メディアとして、キンドルを始めパピレスやアイパッドへのチャレンジになることで、新しい本を読むスタイルを育てるのに貢献できれば、著者としてこんな嬉しいことはないのだ。なぜならば、私が本を読むに際して一番必要としていたことが、なんとなく実現したからである。この私の挑発に対して社会がどう受け止め、更に発展するかどうかが楽しみだが、それに対して真の私の読者たちによる議論を通じて、知ることが出来るのではないかと楽しみにしている。

231千々松 健:2011/07/31(日) 11:13:34

7月29日の段階で「生命知の殿堂」はアマゾンにて予約が可能になっていました。早速に予約したところ、8月13日頃には手元に届くというメールが来ました。

232T.N.:2011/07/31(日) 23:48:59

>230 新刊発売前ですから、見当違いも許されるかと思い。

エレクトロニクス(電子工学。電子の流れを制御し、情報を処理し、機器を制御する。)

カミトロニクス(カミ(紙?、神?)。紙の本、神経。)紙の本による神経の活性化だとすれば、「間脳幻想」のまえがきにある、藤井尚治氏との対談の後、藤原氏が経験した一晩中脳細胞が点滅を繰り返したという話が思い

出されます。

インテルメッツオ(間奏曲、幕間劇)。ウィキペディアの解説によると、幕間劇は段々と複雑なものになってゆき、劇の進行に沿った異なる隠喩を含むようなものあり、最終的にはオペラに吸収されてそのピークを終えたと。現代の双方向性を持つメディアの急激な発達や普及に、藤原氏は単なる専門的分化に終わらない総合化への可能性を読み取っておられるのかどうか。

>224 「智慧の七柱」の書名は、旧約聖書の箴言第九章「智慧はその家を建て、その七つの柱をきり成し・・・」によりますが、新刊を読む心得によさそうです。

233千々松 健:2011/08/01(月) 11:49:44

「主を畏れることは知恵の初め」(旧約:箴言1、9 詩編111)になぞらえて言えば、『9=0を畏れることは智慧の初め』であると考えています。

そしてまた『フィボナッチ数列を究めることは智慧の完成』と言えるでしょう。その意味でギリシャ時代の多くの神殿遺跡の中でも、パエストゥム(イタリア)のヘラ神殿は柱の間隔数を5-8-13にしている点で優れていると思うし、同じくピラミッドのなかでも、ギザの第一ピラミッドが黄金比で建造されている点で優れていると思うのです。

234千々松 健:2011/08/01(月) 12:22:42

ラファエロが描いたフラスコ画の「アテネの学堂」にはプラトンとアリストテレスをはじめ、ピタゴラスやアルキメデスに加わって例のヒュパティアも描かれていることを知った。彼女の父であるテオンも居ると推理するのだが、よくは判らない。ただしプラトンはレオナルド・ダ・ヴィンチをモデルにしているというのは確からしい。

235千々松 健:2011/08/01(月) 21:51:08

何で急に「アテネの学堂」か、と言われそうですが「生命知の殿堂」と同じ言葉の配置「○○○の○堂」繋がりなのです。そして、殿堂を意味するパンテオンの後半が名前になっているテオンはユークリッド原論を編纂したアレクサンドリア学派の長老であり、テオンの数列で見直されるべき人物なのです。スペイン映画の「AGORA(日本語のタイトルはアレクサンドリア)」はその娘ヒュパティアを主人公にした映画でした。

http://alexandria.gaga.ne.jp/

236藤原肇:2011/08/02(火) 00:53:17

千々松さん有難う。『生命知の殿堂』が『アテネの学堂』と照応していたという指摘には、本当に驚きました。

そして、『生命知の殿堂』においてピタゴラスを再評価して、哲理の先達として地上最大のマギの一人であり、彼の師の大マギがツアラトストラであると論じています。

そして、マギの賢者の石はマグネシウムに関係し、その秘密の鍵を見つけるマジックが、マグネットの指し示す北の方角にあるのです。本が出るのを楽しみにしてください。

237藤原肇:2011/08/02(火) 19:22:43

今日の午後に「生命知の殿堂」の見本が出来上がり、入手して読んでみたら、予想以上によくできていて安心しました。編集者の熱心な努力を称賛したいと思います。

出版社との話し合いによって、私の読者で母校や近所の図書館に寄贈したりするのに、五冊以上購入する人に対しては、藤原の読者だと言って連絡すれば、著者割引で宅急便で送ってくれるそうですから活用してください。

手紙でも電話の注文でもよく、振替用紙をつけて発送するから、定価(本体プラス税金)X 0.8 X 冊数 = 支払代金を送金してもらえばよく、宅急便はサービスするそうです。

また、カミトロニクスはヒカルランドのホームページを開き、IDはhikaruでありパスワードは本のおくつけにあります。現段階では試作で未だテスト中であり、極秘でその内容を公開しておきます。

> http://www.hikaruland.co.jp/books/special/201108/Intermezzo.html

240千々松 健:2011/08/02(火) 23:01:58

古代ペルシャで栄えたゾロアスター教に於いても「アフラ・マズダー」すなわち「主=智慧」であった訳ですね。

マギからマグネット、マグネシウム、マグマ、マジック、マジシャン、魔技、真戯、そして「間技」と連想すれば、大マギのツアラトストラは時間と空間を操れる人であったのではないでしょうか?

空間的な幾何や時間的な数列にも明るかったに違いなく、ピタゴラス派が宗教集団的に存在していたというのもそのような背景が在ってのことと思われます。

241藤原肇:2011/08/03(水) 06:26:26

千々松さんが指摘しているマギの展開は、まるで『生命知の殿堂』の190頁を読む感じがして、既に本を入手されたような印象を受けました。

それがシンクロニシティの効果であるにしても、智慧の及ぼす効果というのは素晴らしいものです。

昨夜は入手した新しい本を半徹夜で読み終えたので、安心して次の旅に出発できますが、カミトロニクスでコス島や霊芝の写真が出てこないことに、一抹の不安を感じている次第です。

それでは今度はメコンの畔から書き込みますが、皆さんがどんな読後感を披歴してくれるかが楽しみです。

242千々松 健:2011/08/04(木) 15:28:05

>241

入手したら早速190頁から読み始めたいと願っています。

「人生は短し、芸術は長し」の名言でも知られる医学の父ヒポクラテスの生れ故郷である「コス島」への訪問記を藤原肇博士は以前書かれていたと思う。そこで、ギリシャの医神アスクレピオスの神殿遺跡にはマグネシウムの鉱泉が湧いていた話や、蛇が再生と復活のシンボルであることを知り得ました。

また最近、アスクレピオスの娘で健康や衛生の女神であるヒュギエイアは、その手に必ず蛇が握られているのはそのためであったことを知り、もう一人の娘のパナケイアについては万物を治癒させる女神とされている。良くは判らないが、双子の姉妹ではないかと勝手に推理しています。

そして「霊芝」が双子状に見えるコトに触れて、松本英樹氏のピラミッド内部双子の胎児構造と結び付けたことが思い出されます。それはダ・ヴィンチの歯車好きに関連して、左右逆方向に噛み合いながら力が伝達されることと遺伝子がコピーされる様子とは相似象のように見えるのです。鍵が上手く掛かり、また上手く外れるためには鍵と鍵穴がキッチリと噛み合わされているコトが大切な訳で、まさにキーポイントを見つけることは智慧の輪遊びと同じですね。

243千々松 健:2011/08/07(日) 22:49:42

「○○○の○堂」の続きになりますが、「東寺の講堂」の立体曼陀羅をメインにした「空海と密教美術展」を見に出かけました。丁度、夜にはNHKBSの番組でもその特集番組を見ることが出来ました。

それまでの慈非の仏像に怒りの不動明王を加えてバランス良く配置した空海の発想には「カタルトシメス」がみられ、語り得なく眼には見えないココロを、見えるモノとして示す工夫がなされていたことを改めて知りました。また数値についても3、5、8、21といった例のフィボナッチ数が登場することにも興味が持たれました。

244千々松 健:2011/08/10(水) 23:38:58

今回の「空海と密教美術展」では、インド密教僧の金剛智から中国に伝えられ、空海が日本へ請来した「諸尊仏龕(しょそんぶつがん)」に先ず感心した。それは白檀の円筒形の木をT字型に割いて三分割して、諸仏が彫られていて、三面鏡のように留め金付きになっていて持ち歩きが可能になっているもの。有(右、正)でもなく、無(左、負)でもない存在としての「空(中、零)」をイメージするのにピッタリな「見える化」をそこに観ることができる。

また「胎蔵界曼陀羅」の中央上部には確かに三角形が一つ描かれていて、それはピラミッドを意味していると思われる。『ピラミッド<黄金比<金剛智<金剛界曼荼羅<密教<みっきょう<三つの教え<三つ巴<三角形<ピタゴラスの定理<フィボナッチ数列<黄金比<ピラミッド』と循環してしまった。

245千々松 健:2011/08/11(木) 12:23:53

「ヘルメスの杖」に絡みつくニ匹の蛇はアスクレピオスの蛇と同じく復活と再生の意味の他に、上昇と下降の螺旋運動が観られるというが、それは錬金術の象徴でもあるし、生命力の象徴のようでもある。

そうするとレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」の絵にヘルメス思想を読み取るコトはそう難しいことではない。

2011.8.11「生命知の殿堂」の登場で「ジャパン・ルネサンス」が起きるに違いない。

246千々松 健:2011/08/11(木) 21:44:11

石屋の大工と木材屋の大工の主な違いは何かと考えると面白いことが分かる。石切りは正方形からスタートして円柱に削るコトになるので、正方形に内接するカタチで円形を産出し、一方の木材屋は丸太としての木材から角柱や板を削ることになるので、円形に内接するカタチで正方形を産出する。

このような差は文化の違いを産むに違いなく、砂漠と漠と森林の比較文化論になったりもする。そして、木組み、石組みのノウハウは文明として残り、歴史的な建造物として後世に残されて行く。ヒポクラテスの言う「人生は短し、芸術は長し」の芸術とはそのような技術ノウハウをも含むアートに違いない。それにしてもギリシャ彫刻は石から彫られているが、空海の立体曼陀羅像は全て木から彫られていたのは印象深い。

250ヒロイエ:2011/08/21(日) 22:39:19

PWは回文となっていましたがこの意味は何か意味があるはず

いまのところ思いつくものないのが不勉強か

251T.N.:2011/08/22(月) 02:15:11

とりあえず本文中の

「若い時に甘やかされて育った者の多くは、平均寿命が六九歳だと言われるのに対し、苦労して鍛えた人は九六歳まで生きて、苦しみもなく大往生しているのであり、これは秘数が教える奥義の一つだ。」

あたりはどうでしょう。上下逆にして眺めても回文になるあたりが、藤原氏らしいです。

252千々松 健:2011/08/22(月) 12:20:21

666と999の数が意味することについて考えれば、96はカミからヒトへ、69はヒトからカミへの流れとなるでしょう。残る1はモナドではないかと理解します。カミトロニクスは「カミ・ヒト・ロニクス」かも知れませんね。

レオナルド・ダ・ヴィンチによる「モナリザ」や「最後の晩餐」やシャンポール城の二重螺旋階段が想起されます。

また、PWをデカルト座標で考えてみるのも面白いと思います。

すると「現代医学と日本政治の病理を抉る!」の副題からイメージされるドリル(メス)の先端部分が描かれるのです。ただし、xy座標の交点である0点には「+1」の力が更に必要なコトが判ります。きっと、一人一人が持っている叡智でそれを満たさねばならないということを意味しているのでしょう。

ご参考までに (X,Y):(-3,0)(-2,9)(-1,6)(0,1)(1,6)(2,9)(3,0)

253T.N.:2011/08/24(水) 03:12:38

「一 = 肇」などとも考えてみますが。

254千々松 健:2011/08/24(水) 10:40:22

「初めにロゴスありき」のロゴスを「比、あるいは言葉」と読めば、その比は神聖比例すなわち黄金比「Φ」に違いないと思う。宇宙物理学者ポール・ディヴィスが回転ブラックホールに「質量^2と回転速度^2の比が黄金比になるとき、負から正までの特殊な熱を放つ」と言っている。

それが真実であれば、質量=モノ=空間、回転速度=コト=時間の関係に置き換えると『モノ/コト=√Φ』になるやも知れない。

また、Φは「1」のみの導関数で表されることは驚きである。

255千々松 健:2011/08/25(木) 10:32:29

正にシンクロニティと言えるかもしれない。昨日話題にした回転ブラックホールに関連して、新たな観測結果が本日公開されたのです。

回転するブラックホールの中に星が吸い込まれて、回転軸に沿って特殊な熱が放出されている姿をJAXAの「きぼう」などが初めて観測したというニュースです。

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E6E2E1EB8DE0E6E2EAE0E2E3E39180EAE2E2E2

宇宙規模における黄金比の存在は、螺旋のカタチに表出され、コマの軸に相当する芯を観察することが大切なようです。例えば、台風の目が晴天になるコトも不思議ですね。

256千々松 健:2011/08/25(木) 12:56:41

「生命知の殿堂」インテルメッツォ49について

「21世紀の展望と生命科学への期待」糸川英夫と藤原肇の対談から2ヶ所引用します。

1)「遺伝子の基本はATGCの4つのヌクレオチド(核酸塩)からなり、生命は4つの鍵盤で出来たピアノと同じです。そして、地球上で生命が生まれる確率を計算すると、10分の1の260乗くらいになって、小数点の後に0が260も続く小ささだから、宇宙から生命が来たと考えるしかないのです。」

コメント:糸川博士に因んで名前を付けられた小惑星「イトカワ」から人工衛星「ハヤブサ」が持ち帰った小石群に宇宙生命の刻印が見られるかどうかの解析結果が待たれますね。

2)「それはトンネル顕微鏡の原理にも共通であり、原子が同時に粒子でも波動でもあるように、ゼロの中にプラスとマイナスが存在して、生命の本質も全く共通であるとの理解に至ります。20世紀は主観に振り回されましたが、21世紀はより客観的なものが主流になり、色んな面で期待できるものが多くなります。」

コメント:量子顕微鏡とナノテクノロジーにより「生命知の殿堂」はより強固なものになるに違いありません。

257千々松 健:2011/08/25(木) 23:09:34

「フィボナッチ数列の殿堂への夢」スレッドで書いたことを思い出しました。

『149 :千々松 健:2009/12/16(水) 21:28:27

>146

>「私たちは基本的にファイ(Φ、φ)のN乗の世界を考察し続けている。」

まさに同感です。

【黄金比から生まれるフィボナッチ数列】√Φ^n はL+M融合体

「ΦのN乗はL数列となり、√ΦのN乗はL+M融合体になることを昨年11月にPDFにしました。

√Φの方は累乗数が偶数の場合はL(リュカ)数列が現れ、奇数の場合はM(ミチコ)数列が現れることが解りました。

また、F(フィボナッチ)数列はそれらの内部に組み込まれていることも理解できたわけです。

(単純式のXΦ+YのXとYは共にフィボナッチ数列であり、YはXのひとつ前の項目数値に相当する)

http://8w1hflkm.jp/pythagoras/rootFai.pdf

<以下は素人の思い付きに過ぎませんが>

√Φ^n のようにnが偶数か奇数かによって二つの系列を生じさせるのであれば、量子力学の世界と近似して考察がなされるかも知れない。

即ち、光は粒子であり、かつ波動である存在としての二面性を持つことになるからです。どちらかをONとOFFにすれば量子コンピュータの理屈に相当するかも知れない。

逆に考えると「光は√Φ^n で表わせる」のかも知れないのです。』

宇宙物理学者ポール・ディヴィスが回転ブラックホールに関して「質量^2と回転速度^2の比が黄金比になるとき、負から正までの特殊な熱を放つ」と言うことは、すなわち「質量/回転速度=√Φ」になるということです。

従って、上記の√Φ^nでnが1の時に相当した時に光を放つと言うことになるのです。

『「光は√Φ^n で表わせる」のかも知れない』はその意味では外れではなかったのです。

258千々松 健:2011/08/26(金) 20:40:05

糸川博士の『生命は4つの鍵盤で出来たピアノと同じです』の表現をお借りして、千々松流に変換すれば「生命は黄金比を秘めるフィボナッチ数列から生れた4つの系列(FLKM系列)で自己増殖されるハーモニーです」となります。さらには、DNAを持つ生命体に限らず、ガイアとしての地球や宇宙規模においても生命を宿していると考えるのが生命知の流儀であると思っています。

さてさて、シンクロニティは連続して起こるものらしく、イトカワからハヤブサが持ち帰った微粒子の解析結果の一部が本日発表されました。果たして、太陽系の誕生の謎に迫れるのかどうか、関心を持ちながら見守りたいものです。

259千々松 健:2011/08/26(金) 23:40:26

トロイ戦争で活躍したギリシャ軍のアキレスは「トロイの木馬」作戦で敵の城内にまんまと侵入し、勝利を収めるのですが、自身は矢を足に受け討ち死にしてしまうのです。それが「アキレス腱」の由来となっているのを最近観た映画で知りました。

今更ではありますが、コンピュータ・ウィルスの「トロイの木馬」には十分な防御策を採る必要があります。

260千々松 健:2011/08/26(金) 23:42:57

「e^iπ+1=0」オイラーの公式

に黄金比に関するΦ-Φ^-1=1の式を導入すれば

「e^iπ+Φ-Φ^-1=0」となり、自然定数と虚数と円周率と黄金比それに1と0で一つの等式が成立します。

i=二乗して-1になる数=虚数、黄金比=1.6182...、自然定数=2.71828...、円周率=3.141592...これらΦ・e・πは全てが無理数ですが、敢えて小数点以下を切り捨てるとすれば「-1,0,1,2,3」の数字で間に合うのも不思議です。

しかし、やはり円周率を「3」で計算するのはまずいですよね。

261千々松 健:2011/08/29(月) 00:07:54

黄金比は「X^2-X-1=0」という二次方程式の一つの根で表わせます。ニ次は要するに二乗ですが、いまフィボナッチ数列の二乗をイメージして観たいと思います。

九九の様にタテ・ヨコに数列を展開して、それぞれの交点に掛け合わせた数値を置くとして、その結果を「F^2」と定義するとします。九九の計算表では81が最大値になっていますが、「F^2」の最大値は無限です。そこで、あるテクニックを使うコトにします。

「F^2」のそれぞれの数値を9で割り、余った数値に置き換える操作を行うと、全てが0から8までの数値で表わせます。この計算方法は日本では古神道の「ひふみ算」に西洋ではユダヤ神秘主義の「カバラ算術」で古くから行われていたようです。現代数学では「法を9とするモジュラー算術(mod 9)」に相当します。

その結果を観察すると24項目毎に循環しているコトが判明します。そして更に4つの系列を読み取るコトが出来るのです。それを「FLKM系列」と定義しました。1と8に特徴のあるフィボナッチ系列、2と7に特徴のあるリュカ系列、3と6に特徴のあるケン系列、4と5に特徴のあるミチコ系列のそれぞれの頭文字を採っています。

【F^2≡FLKM系列(mod 9)】というイメージ的な合同式として、ご理解願います。

263千々松 健:2011/09/01(木) 21:19:42

プラトンはピタゴラス学派の一人として、秘密を守らねばならなかったので直接的な表現は避けていたに違いないのですが、その後ユークリッドが「中外比」として黄金分割を明らかにしたように、既に「神聖なる比」については認識していたと考えて良いように思われます。

その理由は、ソクラテスとの対話における正方形数と長方形数との説明に読み取れるのです。二つある「等しい数」は掛けると正方形になり、3と5のように「小さい数」と「大きな数」を掛けると長方形になるという意味のコトを書き残しています。

3と5でピンと来ますね、8と13でも、89と144でも良く、要するにフィボナッチ数を想定しているのです。無数に存在する長方形ではなく「黄金比長方形」をイメージしていたと考えて良いのではないでしょうか。彼らは数を図形で表わすコトが多かったのですから、黄金比を面積図で説明する場合に「Φ^2=Φ+1」が使用されたはずです。

『ある長方形から最大の正方形を切り取り、残りの面積とその短い辺の長さを持つ新たな正方形を足した合計が元の正方形の面積に等しくなるようにするとき、小さい正方形と大きな正方形の辺の長さの比を求めなさい』という問題になります。もちろん答えは1:Φ(≒1.6182)の黄金比になります。

264千々松 健:2011/09/01(木) 21:43:03

さらに考察すれば、プラトンの言う「小さい数」と「大きな数」の関係は「スモール・ファイ」と「1」または「1」と「ラージ・ファイ」の関係に置き換えても良さそうです。(というよりも、それが秘密にされていたコトではないかと私は推理しています)φ(フィー)≒0.6182とΦ(ファイ)≒1.6182に行きつくのです。もちろんφとΦは逆数になっています。このような面積図を連続的に描いてフラクタルな「Φ^n」を観察すれば、何と「リュカ数列」の近似値が出現して来て、さらに、一般式「Ln=Φ^n +(‐φ)^n」が得られると言う訳です。ラージとスモールが偶数と奇数の項目毎に加算と減算を繰り返している姿が見られます。

さらに重要なことは項目数nが大きくなればなる程に「Ln≒Φ^n」が成立することです。これこそがフィボナッチ数列群の隣り合わせの数値の比率が限りなく黄金比Φになるコトの意味に他ならないのです。

265千々松 健:2011/09/03(土) 23:28:01

日本古代の智慧「フトマニ」の教えには、「二つのモノを正しい位置に置く」と言う意味があると理解します。するとそれは等しい数の二つでも、小さい数と大きな数の二つであっても良く、ある二つの数を足した数を次に置き、その数とひとつ前の数を足して次に置くという単純な操作の繰り返しを意味していると理解して、繰り返しが多くなればなるほどに、隣り合わせの数の比は「神聖なる比・黄金比・Φ」になるという訳です。

プラトンが秘したコトはピタゴラス学派に於いても秘された事柄に違いなく、ピタゴラスらがゾロアスター教やヴェーダにも触れていたのは確からしいので、ユダヤ神秘主義のカバラ算と古神道のひふみ算の共時性を考えるならば、古代の極東アジアと中東アジアの文化人類学的な関連性にはますます興味が持たれるのです。

267千々松 健:2011/09/05(月) 22:58:57

松岡正剛の「空海の夢(新版)」あとがき部分には『第六に、あきらかにライプニッツとホワイトヘッドの影響によるのだが、私は「神の数学」に関心がある。これは論理的であろうとしたいからではなく、逆にクルト・ゲーデルが示したような論理式の限界のはてに関心を抱くからである。』と書かれていた。

ホワイトヘッドの「アクチュアル・エンティティ」とギリシャ時代に「万物は数である」と直観した賢者を結び付けるとき、わたしは「神聖比例(黄金比)を産むフィボナッチ数列群と剰余演算のmod9の融合から生じるFLKM系列がネクサスの実在となる」という夢を見て仕舞うのです。そして、それは張錦春氏の「Crux-nexus」や藤原肇博士の宇宙生命観(Greatest-oneness of cosmos)にも繋がるコトのように思われます。

268千々松 健:2011/09/08(木) 21:21:29

今から千年前に活躍した陰陽師の安倍晴明ゆかりの地、大阪阿倍野に日本一高い超高層ビルが2014年に建つ予定で「あべのハルカス」と命名されたそうです。

『人が人であるのは、智と情と魂(意)が三位一体となっているように、「ほんまもんの大阪人」は、大阪が智の“キタ”、情の“ミナミ”、そして魂(意)の“アベノ”から成っていることを本能的に悟っています』という平野隆之さんの指摘は的を射ているのではないでしょうか。「江戸っ子」に対する大阪人は、きっと良いバランス感覚を持っているのでしょうね。

269千々松 健:2011/09/09(金) 21:19:56

9月9日は重陽の節句です。日めくりカレンダーには「一粒万倍日」とありました。9×9=81粒の玄米をゆっくり咀嚼して食すると身体に良いと言うコトにも通じそうで、大変めでたい日です。

探究の究の漢字には9の数が見られるし、究極もそうであるように、自然や宇宙を探究し、究極に到達するならば、そこには9と言う数字は秘数ではなく実体のある数として認識され、その瞬間に9は0に置換されて光となって終了し、次には、また1から始まるのです。カタチとしては循環的な円環螺旋がイメージされます。

270千々松 健:2011/09/11(日) 16:00:55

本日9月11日で東日本大震災から半年が経ちました。現在巨大地震発生の周期性については700年周期や1000年周期が言われていますが、地球をガイアとしてひとつの生命体で観察するには、「フトマニ」すなわちフィボナッチ数列と黄金比の考えを導入することが肝要であると少なくとも私は考えています。

時間と空間の積み重ねで生じる「イベント」としての巨大地震を予測する場合に於いてこそ、黄金比の理論を考慮すべきなのではないでしょうか? 藤原肇博士も是非その辺を強調してほしいと願っています。

津波=TSUNAMIが日本語発の世界共通語になっているように、地震研究分野に於いても世界の最先端を担わざるを得ないのですから、地震研究にはもっと、ヒト・モノ・カネ・チエ(慧智)を重点的に向けるべきです。

271千々松 健:2011/09/11(日) 16:20:12

3,6,9=ミロク=弥勒と「神聖比例(黄金比)を産むフィボナッチ数列群とモジュラー算術(剰余演算)のmod9との融合から生じるFLKM系列」の関連を考察します。

FLKM系列の内、K(ケン)系列はフィボナッチ数列を3倍した数列から生じる系列の【3,3,6,0,6,6,3,0】ですが、L(リュカ)数列を3倍して診たらどうなるでしょう?

3×(1,3,4,7,11,18,29)=(3,9,12,21,33,54,87,141)これをmod9処理すると【3,0,3,3,6,0,6,6】となりK系列が生じます。同様にM(ミチコ)数列を3倍した3×(1,4,5,9,14,23,37,60)=(3,12,15,27,42,69,111,180)は【3,3,6,0,6,6,3,0】となり、やはりK系列が生じます。

すなわちFLM数列は3倍してmod9処理すると全てがK系列になってしまい、3,6,0=3,6,9=ミロクが現れるのです。「神の数学」の不思議です。

話は飛びますが、建築家のル・コルビュジェがF(フィボナッチ)数列の3倍数や6倍数を「モジュロール」として使用したコトには興味がそそられます。3×(1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144)=(3,3,6,9,15,24,39,63,102,165,267,432)

272千々松 健:2011/09/12(月) 20:56:17

中曽根大勲位で思い出すコトがあります。

その昔、京都国際会議場で世界の国々の博士らが集う会議があった時に「ところで、日本の文化の特徴は何ですか?」と外国人が質問して来て、日本人は誰も直ぐに答えようとしないので、ある人が「Space」であると答えたが、更にそのSpaceとは何かとたたみ込まれて、うまく説明できなかったという醜態があったそうです。

それを一つの契機(反省材料)として、梅原猛らが当時の中曽根首相に依頼して「国際日本文化研究センター」の創設に至ったらしいのです。

SPACEは「余白」「宇宙」「場」「間」のどれを意味していたのでしょうか? 脈略からすれば「日本文化の特徴は余白にあり」と言いたかったのではないでしょうか。

273千々松 健:2011/09/14(水) 22:24:38

「クマのプーさん」のディズニー映画が9月3日から日本でも公開中というので、観賞する前に例の「クマのプーさんの哲学」を読んでおこうと思った。原題の「Pooh and the Philosophers」から、Poohの文字が智慧を愛する者を意味するPhilosophersの文字中に隠れているコトが読み取れるし、プーの頭文字のPはPlaton(Plato)のPでもあると推理できる。

そのプラトンの教義であるイデア論:「地球上のモノはすべて、永遠なる理想的原型つまりイデアのコピーにすぎない」および『イデアというのは、数そのもの、図そのもの、形そのものでもあった。「大」とか「小」というときの大ということ、それ自体がイデアなのである。イデアは抽象そのものであって、また同時に具体そのものなのだ。』から私なりのイデアの具体的なイメージを次に述べたいと思います。

それはリュカ数列の一般式【 Ln=Φ^n +(‐φ)^n 】です。

また、丁度一年前に更新した「21世紀マンダラ」は「数そのもの、図そのもの、形そのもの」のイデアで示された絵図であったと言えましょうか。

http://8w1hflkm.jp/21st.Century.MandalaJ.pdf

274 名前:千々松 健 投稿日: 2011/09/22(木) 23:25:43

「黄金比によるフィボナッチ数列群(FLKM数列)の一般関係式」をPDFにして公開しました。

例えば、ケン数列のn項目の一般式は【 Kn=3{Φ^n-(-φ)^n}/√5 】と成ります。

プラトンが言った「大きな数」と「小さな数」の概念は、要するにこの「Φラージ・ファイ」と「φスモール・ファイ」が念頭にあったのではないかと理解しています。

http://8w1hflkm.jp/FLKM.pdf

これが藤原肇博士のお孫さんの誕生祝いになれば幸いです。

276 名前:相良修身 投稿日: 2011/09/28(水) 22:47:40

首藤氏の特許です。

http://www.patentjp.com/19/A/A101436/DA10001.html

参考いただければ幸いです

277 名前:千々松 健 投稿日: 2011/09/29(木) 21:01:57

>276 相良さま「ナノ炭素構造体」に関する首藤尚丈氏の特許情報ありがとうございます。

先日、マイホームページ「思考道」の掲示板へタナカさんという方が投稿されて来られて、何かヒントはないかと首藤氏の書き残された「ダヴィンチの黄金のピラミッド」に目を通していたところでした。

そこには『クフのピラミッドがアインシュタインもあきらめた「ワープの法則」に至った結末に、私自身ただ驚くばかりであった。』p9と書かれていて、今般の素粒子物理学者達の光より速いニュートリノが在るらしいという実験データ公開と言うニュースと重なり、感慨深いものがあります。

多面体に関するオイラーの定理を拡張したシュトーレンの多面体定理で見られる「シュトーレン数列」は古くは「テオンの数列」と言われていたものらしいことは首藤氏自身が述べておられました。特許の中に登場する【-12,-3,0,1,2,5,14】という3^Nが関係する数列は、更に【-363,-120,-39,-12,-3,0,1,2,5,14,41,122,365】と拡大出来ますから、多層構造のオニオンフラーレンが理論上可能になるはずです。