アドエビスは、高精度な独自の計測データに加え、媒体から表示回数やコスト情報を自動取得することで、"今"の広告効果を正確に把握できるツールです。関係者間での共有を速やかに行える環境が、より最適な次の一手のご検討を支援いたします。
アドエビスのデータを使う意義
①複数の広告を出稿している際の2重計測の排除
CVにつながった広告を直接効果/間接効果と分けて評価することができるので、実数に近い数値で意思決定が可能です。
例)ユーザーが、Google広告、Yahoo!広告、Facebook広告の順に接触し、CVした場合
■各媒体の管理画面
「Google広告で1CV」「Yahoo!広告で1CV」とそれぞれの管理画面上でCVが計測され、各媒体のCV数を合計すると3CVとなります。
■アドエビス
各広告の接触タイミングを踏まえ、ラストクリックで貢献した広告のみにCVの評価をつけることができるため、1CVを計上します。
②計測ロジックの統一
統一された計測ロジックにより、全媒体を公平に評価することが可能です。
例)Facebook広告とGoogle広告を出稿している場合
■各媒体の管理画面
Facebook広告は、ビュースルーコンバージョンもコンバージョンとしてカウントします。Google広告ではクリックスルーCVのみをカウントします。
■アドエビス
どの媒体もクリックスルーCVのみをコンバージョンとしてカウントします。
アドエビスでは、タグ・Cookie・パラメータを用いて広告の成果を計測します。
図のようにユーザーが広告をクリックし、ランディングページへと遷移し、複数ページを回遊した後にCVページに到達した例を用いて仕組みを以下に説明します。
タグは、Webサイトに貼る目印のようなものです。ユーザーがどのページを見たか、どんな動きをしたかを記録します。
また、ユーザーがページに訪れると、タグが発火してブラウザにCookieが付与されます。Cookieのおかげで、同じユーザーが再度サイトを訪れた際に、同一ユーザーであることを識別できます。
※実際には同じユーザーであっても、ブラウザが異なれば別のCookieが付与されるため、同一ユーザーの行動と紐づけることができません。
ユーザーがどの広告からサイトに訪れたかの目印になるのがパラメータです。
ユーザーがランディングページに遷移した際にタグがパラメータを読み込むよう、広告のリンク先として設定するURLの末尾にアドエビスのパラメータを付与します。
例)
広告のリンク先URL:https://example.com/
↓
パラメータ付与後URL:https://example.com/?argument=***&dmai=***
※パラメータをリンク先に設定していても、ランディングページに引き継がれていなければ計測はできません。
広告クリック後、ランディングページに遷移すると、タグがパラメータを読み込み、広告に1クリックを計上します。その後、CVページでもタグが発火し、クリック時とCV時のCookieが同一であれば、同一ユーザーの行動として、広告に1CVを計上します。
このようにタグ・Cookie・パラメータの3つが働いた結果、広告の成果が計測されます。
早速次のページから、基本設定、タグ設定、クリック計測設定(パラメータ付与)を始めていきましょう。