八王子市 由木地区環境市民会議
八王子市東部地区は、旧由木村からなり、地域の人々は、今でも親しみをこめて「由木」と呼んでいます。大栗川流域の雑木林つらなる多摩丘陵と、多摩ニュータウンの中に、いくつかの丘陵地公園やなつかしい里山風景が各所に残って、四季折々に美しい自然の情景を見せてくれます。
会員を募集しています。
地区内に在住・在勤・在学の方ならどなたでも参加できます。
主な活動
里山保全活動
学校の環境教育支援(小学4年生 川の学習など)
地域の環境調査(大栗川水質調査、大気測定など)
市街地のみどり豊かな環境づくり
自然観察会、親子里山体験 など
問い合わせはメールで toubu.kankyo@gmail.com
多摩丘陵の地域固有種 タマノカンアオイ(絶滅危惧種)
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第3次八王子市環境基本計画 地域の行動 由木(東部)地区
地区のあるべき姿
緑連なる多摩丘陵には生物多様性がゆたかな生態系が さまざまな生き物により構成されています。重要里地里山500に選定されている2箇所のあるこの地域の自然は、人びとの生活に潤いを与えます。
主な取組
地区の環境関連団体と交流しながら、里地里山の保全や文化の継承活動をすすめました。
川の学習や里山の水田学習・カイコやシルクの体験授業など幼稚園・小学校の環境教育を支援しました。
多摩丘陵での自然体験講座や里地里山の体験講座をひらき、自然への市民の親しみを向上させました。
ウェブサイトを開設したり、各種のマップや刊行物を発行して、情報を発信しました。
地区の現状と課題
多摩丘陵の開発がすすみ、谷戸での水田が耕作されなくなったり里山の林などが手入れされず放置されているために、環境省が選定した重要湿地(多摩丘陵地帯の湧水湿地:絶滅危惧のトウキョウサンショウウオの生息地)をふくめ 自然環境の保全・再生が急務です。
重要里地里山や重要湿地という豊かな自然が地域にあることを市民に周知し、地域の環境活動への若い担い手の参加をうながし 活動の継承をはかる必要があります。
https://www.ne.jp/asahi/mushroom/tokyo/
八王子由木メカイの会が継承・保護する南多摩のメカイ製作技術技術が東京都指定無形民俗文化財(民俗技術)に選ばれました。(2023年2月15日発表)
メカイは、文字で表すと「目籠めかご」と表記され、多摩地域の里山で自生する篠(=アズマネザサ)の表皮を薄く剥がしたものを編み上げる六つ目の籠で、江戸時代から製作されてきました。農作業や家庭の炊事用など日常生活用具として重宝された他、都市部の商店や料亭に出荷・販売することを目的として製作されました。
特徴の一つは、メカイ包丁を製作に使用すること。二つには、芸術的な完成度は求められていなかったので、訓練すれば皆が作れたこと。三つには、材料の篠を乾燥させずに青いまま使うことです。当地のメカイは主に正月の年賀用として使われ、青い方が好まれたためです。
由木東市民センターまつり
由木東市民センターまつり メカイとパネル展示 2023.2.11-2.12@由木東市民センター
里山の植物ハガキ
トキリマメ、タマノカンアオイ、キンラン、フデリンドウ、クチナシグサ、タマノホシザクラ、ハチオウジアザミ、オケラ、カタクリ、ヤマルリソウの10種類。環境フェスティバル、市民センター祭り等で無料配布しています。ご希望の方はメールでご連絡ください。
クリアファイル-ルリビタキを作成しました。
トキリマメ
タマノカンアオイ
フデリンドウ
クチナシグサ
カタクリ
タマノホシザクラ
ヤマルリソウ
オケラ
キンラン
ハチオウジアザミ
クリアファイル-ルリビタキ
2023年4月22日 多摩丘陵の植物を観察しながら歩こう(春編) 長沼駅〜平山城址公園
2023年10月28日 多摩丘陵の植物を観察しながら歩こう(秋編)長沼駅〜平山城址公園
2022年4月9日 多摩丘陵の植物を観察しながら歩こう(春編) 南大沢駅〜長池公園
参加申し込みはエコひろばに電話042-656-3054 または FAX 042-631-9422またはメールで
イヌノフグリ(在来種 絶滅危惧種)@長池公園
オオイヌノフグリより小さく花の直径は3mmほど 2022.4
次世代に残すべき自然環境の一つであるとして さまざまな命を育む豊かな「重要里地里山500」を 環境省は2016年に選定しています。東京都内8地点のうち、2地点が八王子市の長池公園と多摩丘陵(由木地区)です。由木地区は旧由木村からなり、八王子市堀之内の里山保全地域には かつての里地里山風景が残されています。ここでは丘陵の湧き水、湿地、水路、ため池、水田、畑、湿性林、雑木林とそれらが接する境界が作る多様な環境が人の手入れにより維持されおり、それぞれに適応して生息する多様な生物種が織りなす生態系の基盤となっています。
里山保全地域 宮嶽谷戸(堀之内)
・大栗川・番場公園親水施設での生物調査 2022年11月2日 こちらのページに結果を示しています。
・大栗川と比較するために浅川(あったかホール付近)の生物調査を2022年12月11日に実施 。 速報はこちらです。
・大栗川の水生生物調査 2020年5月24日
環境省の「水生生物による水質評価法マニュアル-日本版平均スコア法 」(2017)により平均スコアを求めると 5.5 で水質階級は「やや良好」と判定されました。「河川生物の絵解き検索」
調査の速報をダウンロードできます。
由木地区の小学校 川の学習支援をしています。
由木地区の自然
由木地区 自然観察マップ(グーグルマップ版)へのリンクはこちら グーグルマップが起動します
長池公園自然館での里山体験
里山の竹クラフト :笛作り・竹とんぼ ・凧作り
長池公園科学クラブ:里山の池の生物顕微鏡観察・植物の顕微鏡観察・クワの枝から和紙作り・葉脈標本作り
カイコ・シルク体験:育てて・染めて・紡いで・織る
里山が保全されている宮嶽谷戸での親子自然体験(環境保全課主催)
初音笛は4つの音色を出せる