は行

ファンアートの人。
2020年２月に文庫系動画を投稿。以前からTwitterにてファンアートを作成されている。

パステルカラー調の優しい色味が特徴。
フォントや画像素材も、世界観に合わせた統一性と調和があり、バランスの取れた安定したセンスが光る。

ファンアートイラストはスタンプ風になっており、表情も豊か。
おそらくだが、創作にはMacを使用されている。

女房視点の人。
2020年3月に「ゆっくり古典劇場」として文庫系動画を投稿。

落窪物語を阿漕（主人公に仕える女房）視点で翻案。
彼女の人柄を魅力的に描きながら、背景素材の美しさを活かして貴族社会の「らしさ」を巧に表現している。

日本の古典文学の中では「落窪物語」がお好きらしい、今後どんな作品を扱われるか楽しみ。

講演の人。2020年１月にリスペクト動画を投稿。

フィクションや物語作品ではなく、講演集から動画化。「自己本位」について、亡くなる２年前に述べたもの。
ユーモアも交えて述べ、その境地に至る彼の人生と人となりを知ることができる。
平易で癖のない日本語なので親しみやすく、内容は現代にも通じる問題を扱うので必聴。

冒頭のスライディング（？）登壇がシュールな笑いを誘う。
もう一つの夏目漱石の名言「則天去私」と合わせて意味を考えると面白い。