ペットの晩年

2024.4.

2022年10月に我が家にやってきたハム。

ハムが2歳になった日から

餌もハムの嫌いなペレットタイプの餌から

嗜好性のたかいフルーツやナッツがたくさん入っているものに変更。

イチゴを買った日はハムの分も小さく切って与えました。

だんだん毛がボサボサになってきてハムも老けてきました。


ハムとお別れする日が近づいてきました。

お別れの数日まえから大好きなトイレを利用しなくなっていました。

お別れの前日の昼間もいつものように

巣から高速で出て、高速で戻るをやっていて

ハムはおじいちゃんなのに足が早いなと思っていました。

翌日、ハムは餌に手を付けていませんでした。

こんな事はうちにきてから初めてでした。


ハムが2歳になった日から毎日

「これが最後だ」と思いながらお世話をしていました。

思い残すことがないように、ハムが生きているうちに

ハムが快適な状態だけを用意し、

極力ハムにとって余計な事はしませんでした。

そして本当に最後のお世話になってしまいました。


ハムは天寿を全うしました。

晩年は美味しいものや好きなものだけを食べてました。

ペットの仕事である飼い主とのふれあいは

ハムにとっては苦痛なことであったため生涯免除。

外敵もいない、空調が完全に管理されている部屋で

1日中一人で気ままに自由に過ごしていました。

最後の日までいつもと変わらないハムの1日を過ごして

静かに旅立ちました。


私が先かもしれませんが私の家族もペットのチップも

いつか私の前からいなくなってしまいます。

寂しいですが、お別れは避けられないです。

今度誰かとお別れが来た時も

生きている間に相手が望むことをし、

いつもと変わらないように過ごし、

ハムのようなお別れができればいいなと思いました。


本当は人間きらいなのに

私と少しだけ仲良くなってくれてありがとう。