椿山住宅地の歴史も長くなりました。
街としては円熟化していますが、時が進むにつれ椿山創生期の方々に代わり若い世帯も増えてきましたが、空き家も目立つようになりなりました。
残念なことに、その空き家を狙った空き巣などの被害に遭われた方が少なくありません。
このような被害に遭わないためには、単なる施錠などの防犯対策では防げないような、荒っぽい手口の犯罪が増え、またハイテクな手口の自動車窃盗も発生するなど、個人の防犯意識向上が大切であることが明らかです。
住宅地創生期から有志による防犯パトロールは行われていましたが、平成20年に安心・安全な街づくりに向け、組織的な防災と防犯を一体化した活動が望ましいとの声により、椿山自主防災会防犯部としてスタートし、以後、警察・行政と連携し各種防犯活動を行っています。
防犯パトロールは、警察・市防犯協会から委嘱された防犯推進委員を中心に、現在32人のボランティア会員が4班を編成しパトロール活動をおこなっているほか、黒浜北小学校の下校パトロールを現在15人のボランティアで行っています。
多くのボランティア活動には後継者の問題があります。
会員の年齢構成は最年長で90歳、続いて80代半ば、70代は若い方となっているのが現状で、土日祝日を除く日、4日に一度約一時間歩くこのボランティアは、時間と体力を持ち合わせた新メンバーの勧誘が課題となっています。
老化防止は「歩くこと」「人と話すこと」が、シニア世代に一番必要なことと思います。
私たちが街を守っているという崇高な考えは必要ありません。健康のため4日に一度外へ出て私たちとパトロールしませんか。
常時ボランティアさんの参加をお待ちしていますが、まずはお試しコースで歩きましょう。
《最近の活動の評価いろいろ》
平成21年 自主防犯活動に対し県知事から感謝状
令和4年県民の日に下校ボランティア会に対し「しらこばと賞」県知事表彰
令和5年3月、下校ボランティア会の活動を埼玉県立総合教育センター機関紙「埼玉教育」に活紹介。