黒浜北小学校児童の安全を守るボランティア会
本会は、黒浜北小学校が開校された当時に設立され、これまで37年余の歴史があります。
当時の通学路の環境は、畑や林ばかりで民家まばらの狭小道路。今でこそ民家が少し増えていますが車の往来が増え、さらに児童が関係する事件・事故が社会問題化していることから、下校見守りの活動が継続され、現在は、椿山自主防災会防犯部の活動の一翼を担っています。
ここ数年入学者が1クラスで推移、学童保育児童も増え日々の活動は、児童10~12人を2~4人のボランティアで児童の安全と成長の過程も見守りながらともに歩いています。
児童からは、石や花や虫の名前、あの雲は雨雲?…等の多種多様な質問が飛んできますが、その都度スマホのGoogleレンズでともに勉強しています。
また事件事故に関する情報から児童として日頃気を付けるべきこと、何気なく言ういじめの言葉や行動、小さな虫なども含め命の尊さや重さ…などについて教えながら歩いています。
さらに、歴史や自然の移りかわりに関心を持たせるなど、春に入学し翌春には大きく成長していく手応えを感じるのもこの会の活動の醍醐味です。
会員は現在15人あまりで推移し、その年齢構成は最年長で90歳、続いて80代半ば、70代は若い方となっています。
活動はほぼ毎日の方々や、多くは曜日によって活動行っていますが、一時間半近く歩くこのボランティアは、時間と体力を持ち合わせた新メンバーの勧誘が課題となっています。
毎日学校に行くと嬉しそうに待っている「黒北っ子」達の笑顔と、保護者からの感謝の声に励まされ、今日も明日も学校まで歩を進める我らです。
常時ボランティアさんの参加をお待ちしていますが、まずはお試しコースで児童からパワーを貰えることを感じ取ってください。
《最近の活動の評価いろいろ》
令和4年県民の日に「しらこばと賞」県知事表彰
令和5年3月、埼玉県立総合教育センター機関紙「埼玉教育」に活動紹介。