東京三組組報「縁」

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東京三組では2012年より組報「縁」を発行しています。紙媒体は東京三組各寺院にてお配りさせていただいております。

東京三組組報「縁」vol.13

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前号(12号)から1年3ヵ月ぶりの発刊です。2023年は親鸞聖人ご生誕から850年の節目にあたり宗門では慶讃法要が営まれました。これにあたり、4か月前倒しで組長と副組長の任期交代がございました。今号では前東京三組組長(青樹氏)退任ご挨拶を巻頭コラムとさせていただきました。
連載特集記事「王舎城の悲劇」では『観無量寿経』に説かれる「王舎城の悲劇」として視点をイダイケ夫人に移しまして、読む解いてまいりました。
連載「宗祖親鸞聖人~生涯と周辺~」では親鸞聖人出家のご様子とその背景についての考察の内容となっております。

なお、東京三組では教化委員会の再組織化による教化活動実行の見直しをはかられ、今年の真宗門徒の集い(東京三組主催の聞法会)から、教化委員会を中心に活動を再開いたします。


東京三組組報「縁」vol.12

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新型コロナ感染症緊急拡大号(voi.11)からはや1年半、いまだにコロナは収まらず、それどころか「オミクロン株」というさらに感染力が高まったコロナに変異して、感染者数は増加の一途という状況です。
今、何を私たち東京三組は発信すべきなのか。決して方法論としての解決の提案ではないでしょう。足元の現実によって、いよいよ親鸞聖人の教えに耳を傾ける機縁なのではないでしょうか。
新コーナー「巻頭コラム」では東京三組教導・忠綱寺副住職の渡邉尚康氏に寄稿をいただきました。テーマは東京三組の教化テーマ「礼拝・聞法・正信」です。
特集記事は私(青山満)が王舎城の悲劇の続きを書かせていただきました。
そして、前号よりはじまりました「親鸞聖人~生涯と周辺」の第2回。平松正宣氏(教元寺副住職・東京三組教導補佐)による文です。

東京三組組報「縁」vol.11

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新型コロナ感染症(covid-19)感染拡大を受けて、緊急号として発行しました。特集記事には三明智彰(みはるとしあき)九州大谷短期大学学長にご寄稿いただきました。シリーズ連載「東京三組お寺探訪」は最終回「念速寺」です。また新連載を教元寺の平松副住職にご寄稿いただき「宗祖親鸞聖人~生涯と周辺~」の第1回です。相次ぐ聞法会の中止の中で、少しでも教えに触れていただきたい思いから、内容を濃く、従来の4Pから6Pへ拡大して制作いたしました。

東京三組組報「縁」vol.10

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vol.9より特集記事として取り上げています「王舎城の悲劇」についての続きをメイン特集としました。「六師外道」についてです。親鸞聖人は『教行信証』にこの外道の教えを丁寧に取り上げています。「慰め」の言葉かける大臣たちに阿闍世王の心は開かれません。ここには様々な人間の問題が描かれています。続きも書く予定ですので、今後の展開をお楽しみにしてください。
お寺探訪のコーナーでは忠綱寺です。

東京三組組報「縁」vol.9

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東京三組門徒会主催で行っております「真宗門徒のつどい」でテーマとしています「王舎城の悲劇」と特集記事として取り上げました。『観無量寿経』序文、『涅槃経』梵行品にはその詳細が描かれています。少し駆け足となる内容ではありますが、大まかに概略と入門として読んでいただければと思います。阿闍世王が父を殺す縁を持つことで、釈尊は仏法を説く縁を得ます。罪の自覚はどのように人間に開かれるのか、「王舎城の悲劇」は私たちに問いかけます。
お寺探訪は「宗善寺」です。

東京三組組報「縁」vol.8

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特集記事は「二河白道(にがびゃくどう)」です。」七高僧の第五祖、善導大師が『観経疏』の中でお示しになった信心獲得の道の譬喩です。親鸞聖人は『教行信証』に大きく取り上げておられます。現代語で小説風にあらましを、そして、重要なポイント3点のみに絞って書かせていただきました。「寺の本棚」のコーナーでは手塚治虫氏の漫画作品「ブッダ」を取り上げました。お寺によくおいてある漫画ですが、じっくりと全巻読まれた方は少ないのではないでしょうか?「お寺探訪」コーナーは「眞浄寺」です。

東京三組組報「縁」vol.7

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特集記事は「三朝七高僧」です。念仏の教えを私たちに届けてくださった七人の高僧についてざっと駆け足でご紹介させていただきました。ご法話でよくお名前が出てきますので、是非とも七人のお名前を覚えていただきたいと思います。「寺の本棚」のコーナーでは「真宗門徒の集い」でご講師をしてくださった望月先生の小説の新作「役僧たちの反乱」です。先生の経験談も描かれているのでは?と思えるような内容です。「お寺探訪」コーナーは「教元寺」です。

東京三組組報「縁」vol.6

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東京三組研修旅行(2016年)で伺った親鸞聖人のご旧跡についてまとめさせていただきました。特に印象的だった「玉日姫」のお墓のある西岸寺さんへ伺った内容を冒頭に書かせていただきました。そのあとは、親鸞聖人の生家、日野の里にある法界寺さんや親鸞聖人が夢告を受けた「磯長の御廟」のある叡福寺さんへ伺ったことなどの内容となっています。「お寺探訪」コーナーは「教證寺」です。

東京三組組報「縁」vol.5

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「真宗門徒の集い」で3年間、全9回のご講義を下さりました佐野明弘先生とともに東京三組と東京三組門徒会は歩んでまいりました。そこで、ご講義にスタッフとして携わっていただきました小林氏にご寄稿をお願いしました。「分からなくても聞法」なのだと分かりました。との述懐は私自身今でも感じていることです。先生が住持をされれおられます光闡坊へはその後、善仁寺と専西寺の合同旅行会で伺ったことでした。「お寺探訪」コーナーは「開導寺」です。

東京三組組報「縁」vol.4

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生前にご法名をお受けする「帰敬式(ききょうしき)」を東京三組門徒会の上山奉仕団のご参加の中でお受けされた感想を教元寺ご門徒の竹内さんにご寄稿いただきました。儀式の中で「誓いの辞」を述べる大役をお引き受けになったこともご自身の人生の大きな転機となられたご様子をよみながら感じさせていただきました。「お寺探訪」コーナーは「善仁寺」です。

東京三組組報「縁」vol.3

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佐抜前東京三組門徒会会長にご趣味の梵鐘巡りにを生かして、お寺の梵鐘についてご寄稿を願いしました。ご自身が所属されておられます念速寺の梵鐘が太平洋戦争の中で供出されて、戦後、埼玉県のお寺で引き取られて、平成11年に念速寺へと戻ってくるにいたったことが書かれておられ、その鐘の響きはご門徒の心にどのように受け取られたかは言葉では言い表せない感動があったのではないでしょうか。梵鐘の開設写真は東本願寺の梵鐘のものを掲載させていただきました。「お寺探訪」コーナーは「本法寺」です。

東京三組組報「縁」vol.2

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忠綱寺の渡邉住職に東京三組の歩みをご寄稿いただき、昭和59年に東京三組に門徒会が結成されたことや東京三組と分離して東京七組ができたことなどを知る機会となりました。また、東京三組で長年住職として教化活動へ携わってこられた感想などをインタビューさせていただきました。組や門徒会で行っている聞法会の中にご本山から与えられているものを消化している部分があるとの厳しいお言葉もあり、これからの組の活動の中で肝に命じて聞かせていただきました。「お寺探訪」コーナーは「専西寺」です。

東京三組組報「縁」創刊号

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記念すべき創刊号です。東京三組で組報を創って欲しいという山名東京三組組長(当時)の拝命をいただき、何をどう書いていいのか分からないまま作成しました。とりあえずは山名会長のご挨拶、そして「東京三組って何?」ということで細谷東京三組副組長(当時)にご寄稿いただきました。「お寺探訪」コーナーの第1回は「福成寺」です。