真宗門徒の集い

東京三組門徒会と東京三組は毎年「真宗門徒の集い」という聞法会を開催しています。通常は2月~6月の期間内で3回程度実施しています。どなたでもご参加いただけます会です。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

2021年度真宗門徒の集い・ハイブリッドの開催

オミクロン株の発生によりコロナ感染症は2022年に入って新たな展開となりました。オンラインだけでは、ご高齢のご参加者などご不便をおかけすることなどから、ハイブリッド開催(講演会場とサテライト会場とzoomにてのオンライン参加の複合)にて真宗門徒の集いを2回開催いたしました。

ご講師は昨年度に続いて三明智彰(みはるとしあき)先生(九州大谷短期大学学長)を迎えて連続講座とさせていただきました。

講題は第1回目は来年の親鸞聖人慶讃法要(親鸞聖人御生誕850年・立教開宗800年)のテーマであります「南無阿弥陀仏~人と生まれた意味をたずねていこう」です。

第2回はコロナ前にテーマとなっておりました王舎城の悲劇について「観経の救い」となりました。

2020年度真宗門徒の集い・リモート講演会の開催

2020年度(2019年7月1日~2020年6月30日)はまさに新型コロナ感染症一色の中で、長年開催されてきた「真宗門徒の集い」は例年のような3回開催、東京三組の寺院を会場として皆様にお集まりいただく形態では行うことが叶いませんでした。
1度だけでも、何かできないかという願いの中で、2021年6月10日オンライン会議システム「zoom」を利用した、リモート講演会に踏み切りました。
また、オンライン環境でのご参加が困難な方々のために、感染防止対策を十二分にとりながら東京三組各寺院をサテライト会場として、少人数でお集まりいただき、お聞きいただくというハイブリッド形態の採用もいたしました。

テーマは「なぜ念仏で救われるのか~浄土三部経を親鸞聖人はどうとらえたのか」です。ご講義の内容は三願転入の文などを中心に、三部経の構成から、親鸞聖人の信心獲得の歩みの過程を丁寧にお話いただきました。
コロナ禍の中での新しい挑戦となりました。