3 音声で聴く
・墨字を読むことができなくなり、点字も難しい場合には”読む”という行為が失われてしまったように思われ、大変寂しい思いをされることがあります。しかし、
・視覚障害者へのサービスの一つに「対面朗読」があります。図書館などで対面で読んでもらうボランティアのサービスで、図書館などに問い合わせると申し込み方法などを教えてもらうことができます。日時を決めて図書館に行き、希望する図書や雑誌などを読んでもらいます。
・現在は録音図書も充実しつつあり、ネットワークを通した一般の方への有料の配信や、点字図書館などで、デジタル録音したディスク(デイジー図書)を貸し出すサービスをしているところがあります。デイジー図書を聴くには、再生装置やPCが必要です。
・サピエ図書館では、視覚障害の身体障害者手帳をお持ちの方に対して、録音図書や点字図書をネットワークで無料配信しています。
・図書をテキスト(文字)やPDF形式で提供するサービスもあり、この場合はパソコンやタブレットの人工音声で読ませて聴くことも可能です。