学校について知りたい

見えにくさのある方は次のような場で学んでいます。

■一般校の通常学級

・見えにくさがありながら、通常学級で学んでいる子はたくさんいます。

・見えにくさがあることや、そのために様々な配慮が必要なことを、学校に理解してもらうことが大切です。

    →   してほしいこと(合理的配慮)を、具体的に学校に伝えましょう。

    →   見えにくさについて、周囲の友達にも理解してもらいましょう。

・眼科医師、視能訓練士、視覚特別支援学校の教育相談など、専門的で定期的な支援が欠かせません。

    →   見えにくさを補う様々な方法があります。

・詳しくは市町の教育委員会、眼科、視覚特別支援学校などに相談してください。

■一般校の弱視学級

                (令和元年10月現在、静岡県内に弱視学級はありません)

・見えにくさを前提にした特別支援学級です。見えにくさへの特別な配慮をしながら学習します。

・他の児童生徒と一緒にできる学習は、一般の学級で行います。

・専門的な支援については、視覚特別支援学校その他の専門機関と連携して進めます。

・詳しくは市町の教育委員会に相談してください。

■視覚特別支援学校

・見えにくいこと、見えないことを前提とした学校です。

    静岡県には県立の   沼津視覚特別支援学校・静岡視覚特別支援学校・浜松視覚特別支援学校があります。

・学校全体が視覚障害者に配慮された環境になっています。

・静岡視覚と浜松視覚には、遠方の児童生徒のための寄宿舎も整備されています。(沼津視覚は休舎中)

・視覚障害に配慮しながら、基本的に一般校と同じ内容を学習します。

・沼津視覚と静岡視覚には、幼稚部、小学部、中学部、高等部本科保健理療科が設置されています。

・浜松視覚には、幼稚部、小学部、中学部、高等部普通科、高等部専攻科理療科・保健理療科が設置されています。

・保健理療科は、あん摩マッサージ指圧師の国家資格取得を目指します。

・理療科は、あん摩マッサージ指圧師、鍼師(はりし)、灸師(きゅうし)の国家資格取得を目指します。

・理療科、保健理療科は視覚障害のある成人の方に学んでいただけるコースです。

・0歳からの専門的支援を行う超早期教室や、一般の学校に通う視覚障害児のための教育相談も行っています。


【連絡先】   (各校の eye愛センター 担当者に連絡してください)

■静岡県立沼津視覚特別支援学校 

    eye愛センター ぬまし

    沼津市米山町6番20号

    TEL 055-921-2099     

    FAX  055-921-5104

    ホームページ    http://www.edu.pref.shizuoka.jp/numazu-sb/

■静岡県立静岡視覚特別支援学校 

    eye愛センター しずし

    静岡市駿河区曲金5丁目3-30(静岡南部特別支援学校内)

  ※校舎改築のため、R5年8月から、静岡南部特支に仮移転しています。

   TEL  054-283-7300

   FAX  054-282-8919

   ホームページ    http://www.edu.pref.shizuoka.jp/shizuoka-sb/

■静岡県立浜松視覚特別支援学校

      eye愛センター はまし

    浜松市中区葵西5丁目9-1

    TEL   053-436-1261

    FAX   053-438-2876

    ホームページ    http://www.edu.pref.shizuoka.jp/hamamatsu-sb/