北後志【1村4町】
・積丹町
・古平町
・仁木町
・余市町
・赤井川村
積丹町は人口約1,700人、北海道西海岸の中央部、積丹半島の頭部に位置しています。
積丹半島開拓の歴史は古く、明治から昭和初期にかけてニシン漁の大漁場として栄え、現在も当時の番屋などが保存されています。
海岸線はおよそ42㎞あり、切り立った断崖や奇岩、「シャコタンブルー」といわれる神威岬などの景観は絶景で、ニセコ積丹小樽国定公園の一部である積丹の海は、北海道で唯一の海域公園に指定されています。
産業の中心である漁業は、6月のウニ漁、秋のサケ漁、冬季のタラ漁など、四季を通して水揚げがあります。特にウニは積丹町の名物で、道内外から多くの観光客が訪れています。
古平町は、積丹半島の北東側に位置する自然豊かな町です。江戸時代初期からニシン漁で栄え、その後も漁業を中心として発展してきました。現在は、たらこやウニが有名です。2025年4月、道の駅ふるびらたらこミュージアムが開業し、特産品を購入できるほか、たらこのアート作品の展示、たらこの歴史や豆知識を学べる施設ができました。
また、夏と秋に行う神社例祭では、「天狗の火渡り」を行います。漁師たちの大漁と安全を祈願する儀式として受け継がれており、お祭りには沢山の観光客が訪れます。
仁木町は北海道南西部に位置しており北海道有数の果物の産地です。「果実とやすらぎの里にき」の名のとおり、春にはいちご、夏にはさくらんぼ、ブルーベリー、プルーン、プラム、そして秋にはぶどう、りんご、なしと四季折々の果実が実を結びます。
町内には多くの果樹園があり、観光農園では季節ごとに果物狩りをすることができます。また、果物の生産のみならず、地元産フルーツを使ったジャムやスイーツ、ワインなどの加工品も製造しております。イベントも数多く開催され、夏のさくらんぼフェスティバル、秋のうまいもんじゃ祭り、フルーツ&ワインマラニックなど、賑わいをみせております。
農村公園「フルーツパークにき」はレストランや地域特産品販売所、宿泊施設、キャンプサイト、遊具があり仁木町の旬を楽しめる場所です。中でも展望ジャンボ滑り台は全長153メートルのローラー式滑り台で仁木町を一望しながらの滑走ができるのは爽快です。
余市町は北海道西部・積丹半島の東の付け根に位置し、日本海に面しながらゆるやかな丘陵地に囲まれた北海道の中でも比較的温暖な気候である人口1.7万人の町です。
余市は札幌や小樽といった都市からちょうどよい距離感でありながら、リンゴやブドウ、エビやイカなどといった豊富な山海の幸、フゴッペ洞窟などの各種遺跡や旧下ヨイチ運上家やニッカウヰスキー北海道工場などの文化財にも大変恵まれています。また、道内初の「ワイン特区」の認定やドラマ「マッサン」のロケ、「後志自動車道」の開通などを契機に、近年は「観光のまち」としてもさらに発展を続けているところです。
全道の皆さん、ぜひ「良い地・余市」へ足をお運びください!
北海道余市郡赤井川村は、周囲を山々に囲まれたカルデラ地形に広がる、自然豊かな農村です。「カルデラの里」として知られ、四季折々の美しい風景と、のどかな田園風景が広がる風光明媚な地域です。
基幹産業は農業で、米や野菜、果樹などの栽培が行われています。冬季にはスキーやスノーボードが楽しめる「キロロリゾート」をはじめ、観光業も盛んで、季節ごとに多くの観光客が訪れます。
また、「日本で最も美しい村」連合に加盟し、地域の自然・景観・文化を守りながら、持続可能な地域づくりを目指しています。