スイッチの種類
教育的なねらいをもった、スイッチで操作する機器のことを「スイッチ教材」と言います。
肢体不自由のある方がスイッチ教材を使うことで、現在の身体機能の制限を越えてできることを増やしたり、コミュニケーションを円滑にしたり、因果関係をつかんで自ら行動するきっかけをつくることができます。
スイッチ教材は様々あります。
おもちゃや家電をスイッチで動くように改造したものだったり、このサイトで紹介している「iPadタッチャー」「スイッチインタフェース」「ジョイスティックマウス」などもそうです。
ここで必要になってくるのが、スイッチ教材を使うためのスイッチです。
肢体不自由のある方の得意な身体動作を活かせるスイッチを選ぶことが重要です。
このページでは私の持っているスイッチの種類を紹介します。
押しボタンスイッチ・・・よく目にする定番の押すスイッチ
AbleNet:
ジェリービーンズスイッチ(¥9250+TAX)
国際電業株式会社:
たっちぴこ(¥4989~)
棒状スイッチ・・・押す動作が難しい方によく使われる、倒すスイッチ(全方向)
エスコアール:「棒スイッチ」キットOM
(¥3740:完成品は¥5610)
タッチスイッチ・・・力を入れることが難しい方向けの触るスイッチ(静電容量方式)
システムデザイン・ラボ:
シンプルタッチスイッチ(¥3190)
以上は私が購入した製品のスイッチたちでした。
ご覧いただいてわかるように、ONーOFFの単純な操作だけのスイッチですら福祉機器というものは値段が高いです。
学校や施設によってはスイッチ教材を使いたいのに、肝心のスイッチが無い!という場合があると思います。
また、スイッチ自体が高価なものであるがゆえに、お手軽に触ってはいけないもの(壊れては大変)と感じ、せっかくのスイッチ教材を使わずにいる場合もあるのではないでしょうか。
支援者が自分のスイッチを持つことで、それらが解消されると考えています。特に、気軽に色々なスイッチ教材を試すきっかけになるはずです。
そこで安く、簡単に、なるべく質の良い、押しボタンスイッチの作り方を動画にまとめましたので紹介します。
製作費は約700円です。