iPadをスイッチで操作するには?

みんな使いたい、使ってみたい iPad(iPhone)。

肢体不自由のある方にとっては、画面に直接触れて操作するのは難しい場合があります。

このページでは iPad(iPhone)をタッチ操作以外で使うための方法3つを簡単に紹介します。

① i+Padタッチャーを使う

アシスティック・オンラインショップにおいて、販売されています。 https://assistech-lab.com/

i+Padタッチャーという名前ですが、iPad以外のAndroidやwindowsタブレットなどでも使用できます。

黒い箱には電池(単4×2)を入れます。

線の先には小さい部品(リレー)がついています。

リレーには粘着ジェルシートが貼られていて、それをiPadの画面に貼り付けて使用します。

i+PadタッチャーとiPad、スイッチをつないだ様子です。

スイッチを押すと、画面に貼り付けたリレーの部分がタップ(タッチ)されます。

② マウスを使う

iPadOS、iOS13(2019.10月)からマウスが使えるようになりました。

このときはアクセシビリティ機能の一つという位置づけでしたが、iPadOS13.4(2020年3月)になると、正式にマウスをつないで使用できるようになりました。

マウスは PCで使っているものをつなげばそのまま使えます。

有線マウスの場合は写真のようにlightningUSBアダプタをiPadとマウスの間につなぎます。

Bluetoothマウスの場合は[設定]ー[Bluetooth]でマウスを見つけ、接続します。

普通のマウスは操作しづらいという方は、このようなジョイスティックマウスも使用できます。

写真のジョイスティックマウスは自作ですが、テクノツール株式会社から、「ジョイスティックマウス」、「らくらくマウスⅢ」、「Optima Joystick」、「ジョーズ3」など多彩なポインティングデバイス(マウス)が製品として販売されています。

https://ttools.co.jp/product/index.html

③ スイッチインタフェースを使う

アクセシビリティの一つにスイッチコントロールという機能があります。

スイッチ1つでiPadを一通り操作することができます。

写真は自作のスイッチインタフェースです。

製品は値段が高く、持っていません。

PCで使用するテンキーを改造して製作しました。

このように

[iPad]ー[lightningUSBアダプタ]ー[スイッチインタフェース]ー[スイッチ]

とつなぎます。


製品も存在しています。

パシフィックサプライ株式会社から「フック2プラス」

https://www.p-supply.co.jp/products/index.php?act=detail&pid=610

Dekimouse Projectから「でき iPad2」

https://dekimouse.org/wp/kiki/dekiipad2/

テクノツール株式会社から「なんでもワイヤレス」

https://www.ttools.co.jp/product/hand/anywireless/index.html

などがあります。