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さやま水防検 公式webサイト
*妊婦、子供（小学生低学年以下）、外国人（日本語通じない）などが含まれる場合は、
こちら ⇒「災害時要援護者の家族と共に避難したい」
浸水想定は50cm以上か？
河岸流による家屋の倒壊危険区域にあるか？
土砂災害（崖崩れ）危険区域にあるか？
笹井ダムより下流で水富用水付近か？（想定外の危険あり）
霞川より下流で赤間川（入間第2用水）付近か？（想定外の危険あり）
街中の道路冠水地域（内水氾濫）に囲まれていないか？
西武新宿線西側の水野地区か？（想定外の危険あり）
どれか一つでも当てはまったときは、要避難と考えてください。
要避難なら、ご近所の高齢者に声がけをし避難を促す
要避難なら、ご近所の高齢者に声がけをし避難を促す
あなたが避難を直接手伝えなくても、声を掛け意志確認するだけでも意味があります。日頃から何方に声を掛けるか考えておきましょう。
台風情報は最低3日前から確認
台風情報は最低3日前から確認
狭山市の過去の洪水被害は殆どが台風によるもの。豪雨災害は台風の接近情報により予測可能です。
気象庁の台風情報（中心気圧、大きさ、強度、進路）を確認
中心気圧950hP以下、最大風速50m/s以上の台風(または温帯低気圧)の上陸・接近は危険。
降雨量48時間積算300mm以上は要警戒。
熊谷地方気象台は、台風の埼玉県南部への影響を正式に発表。台風の狭山市接近を予測します。
明らかに強大な台風が勢力を維持したまま埼玉県に接近する場合は気象庁が台風の特別警報を発します。雨が降り出していなくても、直ちに避難のプロセスに入って下さい。
近年は、海水面温度や気温の上昇により、大気の水蒸気量が極端に増えており、接近するものが熱帯低気圧や・温帯低気圧でも、大きな雲や前線をまとっているとき、豪雨災害を引き起こします。台風でなくても、大雨の時は地域の予想雨量を必ず確認しましょう。
避難の準備
避難の準備
自宅が避難すべき区域にあり、相当量の降雨が予測されていれば、家族で避難を準備します。
家族が共に1泊出来る非常持ち出し品を準備します。感染症対策も考慮し必要なら買い出しをします。
家屋の倒壊危険が無ければ台風避難は基本1泊、過度の防災物品は不要です。
避難時に最低1食分の食料、飲料水を用意します。
避難場所の決定。豪雨災害に影響のない親戚、友人の家、可能ならホテルなども考慮。車中泊は予想以上に身体の負担（エコノミー症候群）になるので、事前の準備が必要です。
車両は水深30cm通行不能、50cmの浸水で使用不能になります。自宅が浸水エリアならマイカーの退避場所も事前に調べましょう。
狭山市水害ハザードマップ（令和４年度版）に記載されている避難所は地域の人口に比して避難所の定員が間に合いません。また避難所開設が間に合わない場合もある事を留意しておきましょう。
避難の際時間的にゆとりがあれば家具の避難をします。特に家電製品は2階に運ぶかコンセントは抜いて棚の上に仮置きます。避難時にはブレーカーを落とします。
家屋の倒壊リスクのある地域の場合、避難が長期化する場合にも備えましょう。（薬、生理用品、下着）
避難
避難
浸水想定が軽微な地域で、降雨量が積算しても低い状況では、一時的に強雨があっても避難所への避難を考える必要はありません。大雨だと思っても避難所に向かうばかりではなく、自宅2階への垂直避難も考慮しましょう。
避難は雨の降り出す前の昼間がベスト。一般に市の避難指示の発表は豪雨の最中が予想されます。また夜間となったり、最悪の場合は発表が遅れることもあります。
避難時特に気を付けるべき事
避難の決断は早めに自分で決めましょう・・・避難指示の報を待たずに事前の避難がベスト。
豪雨の最中や夜間の避難は徒歩でも車両でも非常に危険です。
降雨時、車での避難は特に危険・・・その時時間雨量50mm程度の降雨があれば、局所的に通行止めや車両の立ち往生もあり得えます。30cm程度浸水した場所に車両で絶対侵入してはいけません。
すでに車両で避難を始めしまい豪雨にあってしまったら、一時的にでも高所（道路より少しでも高い場所、量販店の駐車場など）で待機しましょう。
自宅駐車場が50㎝以上3m未満の浸水想定区域なら、先に車両の避難場所を見つけ雨の降り出す前に避難させます。
原則は徒歩避難が推奨されています。駐車場は数が不十分であり、避難所付近の道路駐車は厳禁です。
避難をする公民館などの公共施設、指定避難所の開設を確認します。避難所開設前でも施設の開館時間内なら窓口に滞在を告げた上で開設準備業務などを手伝いましょう。
2024/08/09 文責 さやま水防検 防災士 伊藤彰
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