蚕糸学生交流講演会
令和6年度 蚕糸学会若手の会主催 「蚕糸学生交流講演会」のお知らせ (2024年7月18日更新)
以下長いのでポイント:
・蚕糸学生交流講演会開催日: 2024年9月20日 (金) 11:00〜17:15 Zoomによるオンライン
・参加登録:下記Google formから登録してください。期限は2024年8月31日 (木)
https://forms.gle/RtqYXRJQ3cfyUdip8
・提出するもの:自己紹介スライド [参加者全員] 期限は2024年9月12日 (木)
フラッシュトーク(5分研究紹介)の発表スライド [参加者全員] 当日までに持参
ピッチコンテストの発表スライド [希望者のみ] 期限は2024年9月12日 (木)
・とりあえずやればいいこと:参加登録(スライドの催促やその他の連絡は登録後のslackで来ます)
1. 蚕糸学生交流講演会について
・開催日: 2024年9月20日 (金) 11:00〜17:15
・開催方法: Zoomによるオンライン
・参加費: 無料
・対象者: 学生および若手研究者 (蚕糸学会の会員であるかどうかは問わない)
・プログラム <予定>
①蚕糸学生キャリアセミナー[11:00~12:00]
タイトル:プロテインエンジニアリングによる創薬研究
博士号を取得して社会人研究者に-そして大学へ
「実験がしたいなら修士でいい、研究がしたいなら博士がいい」
講師:川口 喜郎 / KAWAGUCHI Yoshirou
所属:九州大学大学院 工学研究院 応用化学部門 分子生命工学コース 助教
オーガナイザー:日野 真人(九大助教)
要旨:川口先生は、九大農学研究院で博士号を取得後、製薬会社で創薬研究に従事され、昨年より九大工学部にて研究を進めています。本セミナーでは、抗体や酵素の改変を通じた創薬研究についての貴重なお話を伺います。また、キャリアパスとして博士過程への進学がもたらす意義についてもお話いただきます。
このセミナーは、かなり挑戦的なサブタイトルですが、特に博士過程への進学を検討している修士課程や学部の学生にとって、参考になる内容となっております。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
コンテンツ(予定):
11:00~11:30 製薬企業での創薬研究について
11:30~11:45 これから博士進学をするかどうか迷っているあなたへ
11:45~12:00 質疑応答と事前質問への回答
※ 川口先生に聞きたい質問募集中!↓
https://forms.gle/ou1ioZBHxzUZ1YQ36
~昼休み~[12:00~13:00]
②自己紹介 [配布] *; 事前提出
事前に自己紹介スライドを1枚提出していただき、参加者に配布します。自己紹介スライドのフォーマット**をもとに作成してください。
③フラッシュトーク(5分研究紹介) [50分x 2コマ] *; 参加者全員が発表, 1人あたり発表5分質疑5分
少人数に分かれて発表と質疑応答を行います。発表の内容は、研究の成果に限らず、研究を始めてみて思ったこと、研究で悩んでいること、研究計画など、データがまだ出ていない人も大歓迎です!発表スライドの作成例**も用意していますので、参考にしてください。
④ピッチコンテスト*; 学生を対象に希望者によるコンテスト形式. 事前提出.
自分の研究の目的とアプローチを3枚以下のスライドを使って3分間で説明します。研究の背景・意義・将来性(夢)を達成する独自のアイデアで聴衆を引き込むような発表を準備してください。
交流講演会の参加者の投票の結果、上位となった学生には優秀賞を授与します。経験値による差を考慮して、「学部・修士学生部門」「博士学生部門」に分けて開催する予定です。学部、修士学生もぜひご応募ください。
⑤アイスブレイク (ゲーム) + 懇親会[15:50-17:15]
Zoomを利用して行います。全員が交流を楽しめるようにゲームなどの企画を準備しています。
* ①、②、④の詳細は、下記3、4、5をご覧ください。
** ①のフォーマットと作成例、②の作成例は、下記のURLから閲覧することができます。
https://drive.google.com/drive/folders/1xyvU3n6tzwJxCA72TVEG_-sga12LSXqv?usp=sharing
2. 参加登録について
・期限 … 2024年8月31日 (木)
・下記Google formから、「氏名(ふりがな)」、「所属(機関名、研究室名)」、「学年(もしくはポスドク等)」、「連絡先メールアドレス」、「ピッチコンテストへの参加希望の有無」を登録してください。
https://forms.gle/RtqYXRJQ3cfyUdip8
・参加登録完了後、slackへの招待メールを送付します。登録後一週間経っても招待メールがこない場合は、藤本までメールでご連絡ください (メールアドレスは末尾に記載)。
・参加登録後の連絡等は基本的にslackを用いて行います。
3. 自己紹介スライドについて [参加者全員が事前提出]
・期限 … 2024年9月12日 (木)
・提出場所 … slackの「#交流講演会2024-自己紹介スライド」チャンネル
・slackに掲載されているフォーマットをもとに、パワーポイントのスライド1枚で作成し、pdf形式で提出してください。詳しくは、slackの 「#交流講演会2024-自己紹介スライド」チャンネルを参照してください。
・ファイルの名前は 「自己紹介_名前.pdf」にしてください。
・配布資料になるので、著作権の侵害に注意してください。
4. フラッシュトーク(5分研究紹介)の発表スライドについて [参加者全員が当日までに準備]
・当日までにパワーポイントで作成してください。
※学生は発表内容について、指導教員の許可を得ること
・発表タイトルは、自己紹介スライドに記載した「現在の研究テーマ」と同一のものにしてください。
・当日は画面共有により発表をする形となります。
・1人あたり発表5分、質疑5分です。
・目安はスライド5枚程度、上限は10枚です。
・最後のスライドは、自己紹介スライドにしてください。
5. ピッチコンテストの発表スライドについて [参加希望者が事前提出]
・期限 … 2024年9月12日 (木)
・提出場所 … fujimoto-s(at)takasaki-u.ac.jpまでメールで提出
・スライドの枚数は3枚まで、アニメーションの使用は禁止です。
・発表時間は3分です。
・ファイルの名前は 「ピッチコンテスト_名前.pptx」にしてください。
・当日は運営が画面共有をして進行します。
質問等ございましたら、連絡担当 藤本にメールでご連絡ください。
令和6年度蚕糸学生交流講演会
連絡担当 藤本正太 fujimoto-s(at)takasaki-u.ac.jp (at)を@に変える
概要
「蚕糸学生交流講演会」は、若手研究者や学生同士の交流の場を提供すること、学生のキャリア形成の支援とスキルアップの機会を提供すること、そして、研究発表の経験がまだない学生に学会発表に向けたチュートリアル的な機会を提供することを目的とした企画です。
・オンライン開催、参加費無料、気軽に参加可能
・まだ研究を始めて日が浅く、データが出ていない学生や学会発表を経験したことがない方も参加しやすい!
・全国のいろいろな学生や若手研究者と交流を深め、研究発表の練習ともなるチャンス
開催時期
毎年9月
2024年度は、9月20日(金)に開催します!
参加方法と詳細
本ページ、蚕糸学会からのメール配信、slackで順次お知らせします。
開催内容
自己紹介
全員パワーポイントのスライド1枚で作成、交流会前に配布(参考用フォーマットあり)
フラッシュトーク
参加者全員のグループ分けの発表
・目的はお互いの研究を知ることによって親睦を深めること
・研究の詳しい背景、これからの研究計画・展望、時には趣味などについて、和やかに質疑応答
・Zoomのブレイクアウトルームにグループごとに分かれて行う(合計2回、毎回50分程度)
・1回目はランダム、2回目は学年別で3-5人のグループに分かれて研究発表を行う
・1人あたり発表5分質疑5分、スライドの目安は5枚程度
(発表・質疑応答の時間は可能な限り厳守)
テーマトーク
テーマが設定された部屋で、話題提供者によるパネルディスカッションや講演を行う
・2-3つのテーマトークを同時に開催し、2-3コマを行い、好きなテーマトークを選べる
・1コマあたり40 分程度
・毎年のテーマは違い、新しく面白いテーマトークを期待できる!
ピッチコンテスト(2023年新設)
自分の研究が今後どのように面白く展開していくのか、研究の意義や将来性、夢を語る舞台
・「修士学生部門」「博士学生部門」に分かれて、それぞれ最も評価が高かった演者に最優秀ピッチ賞を授与(賞状あり)
・ 発表時間制限は3分(厳守)
・ 交流講演会参加者全員が「聞いていてワクワクしたか」という基準のみで10段階評価
懇親会
アイスブレイクゲーム(30分程度)+ 自由相談
・飲み物を飲んだり、ご飯食べたりもOK!
・同じ研究対象の人たちで集まったり、同じ学年で集まったり、進路や研究の相談をしたり、思い思いに楽しく過ごしてください!
過去の「蚕糸学生交流講演会」実施状況
2023年度蚕糸学生交流講演会
開催日時:2023年9月15日13時〜
参加人数:37名(うち学生27名)
実施詳細
プログラム:
(1) 自己紹介(配布)
(2) フラッシュトーク
(3) テーマトーク
(4) ピッチコンテスト
(5) 懇親会
テーマトークの詳細:
(1) 若手研究者の座談会「ボクらの時代」(同じ内容を2回行います)
同年代3人の若手研究者がパネルディスカッションを行います。博士号取得後おおむね5年未満の若手研究者が何を考え、どのような紆余曲折を経て現在に至るのか、リアルな事情を知ることでみなさんの進路の参考にしていただきたい!という企画です。
「研究テーマの変遷とターニングポイントは?」「研究がうまく行かないときどうやって乗り越えたか?」
「学生時代とポスドク以降の違いは?」「いま学部生に戻っても同じ進路をたどるか?」などなど、いろいろなお話を聞くことができると思います。
(2) アカデミア以外の昆虫系学生・研究者のキャリアの可能性 (同じ内容を2回行います)
前半の25分は、博士学生の就活事情に詳しい就活エージェントである株式会社エマージングテクノロジーズから代表取締役社長でいらっしゃる深澤様にご登壇いただき、就職活動についての概要、どういったところに博士人材の需要があるのか、具体的な博士人材と企業とのマッチング事例についてお話しいただきます。質疑応答も行っていただく予定です。
後半の15分は、九州大学で修士号取得後に就職後、社会人ドクターとして出身研究室で博士号を取得された、第一三共株式会社 バイオロジクス本部 バイオ医薬第一研究所 森尾様にご登壇いただき、参加者の皆さんからの質問に答えていただくという形式で行います。
(3) 研究活動に役立つ!便利ツールの紹介
「新しく実験を始めたい!」「実験データを解析したい!」と考える人は多いはず。だけど、世の中にサイトやソフトがごまんとある中で、どれを使えば良いかわからない人も多いのではないでしょうか?
このセッションでは、主に研究初心者を対象として研究材料・試薬の探し方や、得られたデータの解析法、論文にするための図表作製に便利なツールや参考文献の紹介を行います。「俺がもっと良いツールを教えてやる!」という経験者の方もお待ちしておりますよ。
(4) 研究ツールDIY: いろいろ自分で作ってみた
研究にはお金がかかるもの。いろいろ実験したいけど、あんな試薬やこんなキットは価格が高くて買いづら
い…、なんてことはありませんか?
このテーマトークでは、研究活動を安く快適に行うために、藤本が実践しているDIYの方法について紹介します。「Seamless cloning酵素を自作する」「ECLを自作する」「クリーンベンチを自作する」など、研究に関する様々なDIYについて、ゆるーくお話しします。今後の研究活動が快適になる(かも)。
運営:
代表 浜島りな
企画メンバー 遠藤悠・笠原良太・國生龍平・庄司佳祐・日野真人・藤本正太
学生メンバー 漆原和輝・大津高志・柿野耕平・中西登志紀・廣田加奈子・室智大
2023年度ピッチコンテスト最優秀ピッチ賞
下記の2名の方が最優秀ピッチ賞を受賞されました:
[修士学生部門] 平岩 玲奈さん (北海道大学修士2年)(左)
[博士学生部門] 中西 登志紀さん (北海道大学博士3年)(右)
おめでとうございます!
2022年度蚕糸学生交流講演会
開催日時:2022年9月16日13時〜
参加人数:51名(うち学生39名)
実施詳細
プログラム:
(1) 自己紹介(配布)
(2) フラッシュトーク
(3) テーマトーク
(4) 懇親会
テーマトークの詳細:
(1)若手研究者の座談会「ボクらの時代」(同じ内容を2回行います)
同年代 4 人のポストクや助教がパネルディスカッションを行います。博士号取得後5年程度の若手研究者が何を考え、どのような紆余曲折を経て現在に至るのか、リアルな事情を知ることでみなさんの進路の参考にしていただきたい!という企画です。同じ内容を2回行います。話題は以下のようなものです。
・いつアカデミア希望を決めたか等、進路決定に関すること ・そもそも博士を取ったあとの研究者のキャリアとしてどういう選択肢があるか ・学生時代の研究生活、研究テーマの変遷
・自らの反省を踏まえて学生の皆さんに伝えたいこと
(2)就活お悩み相談
事前に集めた質問に対して、現M2の先輩 (研究職、非研究職)、博士卒で民間就職した3名に答えてもらいます。就活の軸は?研究との両立は?就職先を決定した決め手は?などなど、 あらゆる質問に答えてくれる、はず!!
(3)アカデミア以外の昆虫系学生・研究者のキャリアの可能性(同じ内容を2回行います)
博士学生の就活事情に詳しい就活エージェントである株式会社エマージングテクノロジーズ様、昆虫を活用した事業を展開するベンチャー企業であるMorus株式会社様ならびにKAICO株式会社様をお招きし、博士取得後のキャリアパスの多様性や昆虫研究の可能性をお話しいただきます。質疑応答も行っていただく予定です。
(4)論文読み方講座 初心者編
卒論や修論の執筆に向けて、論文を読む機会が増えてくる時期ですね。このテーマトークでは、「おすすめの論文の読み進め方は?」、「みんなどうやって論文を探している?」、「論文はどう整理するのがよい?」、といった誰もが一度は抱く疑問を題材に、博士学生や若手研究者が実際に行っている方法を伝授します。初心者ではない方々の参加も大歓迎です!
運営:
代表 浜島りな
企画メンバー 遠藤悠・國生龍平・庄司佳祐
学生メンバー 漆原和輝・大津高志・柿野耕平・中西登志紀・廣田加奈子・室智大
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