概要
「蚕糸学生交流講演会」は、若手研究者や学生同士の交流の場を提供すること、学生のキャリア形成の支援とスキルアップの機会を提供すること、そして、研究発表の経験がまだない学生に学会発表に向けたチュートリアル的な機会を提供することを目的とした企画です。
・オンライン開催、参加費無料、気軽に参加可能
・まだ研究を始めて日が浅く、データが出ていない学生や学会発表を経験したことがない方も参加しやすい!
・全国のいろいろな学生や若手研究者と交流を深め、研究発表の練習ともなるチャンス
2025年度蚕糸学生交流講演会
(終了いたしました!詳しくは開催内容をご覧ください。)
開催時期
2025年7月2日13:00~17:15
開催方法
ZOOMによるオンライン開催
参加方法
参加申し込みは下記のURLから(6月18日(水)〆切)
https://forms.gle/UzbbXHyLwQnk7HJb6
プログラム
①フラッシュトーク
3~5人程度のグループに分かれ、自身の研究を5分ほどで紹介していくコーナーです
②ピッチコンテスト
自身の研究の魅力を3分で伝えるコンテストです(希望者のみ)
総合一位の学生には「最優秀ピッチ賞」を授与します
③懇親会
簡単なアイスブレイクなどを行った後、自由に交流していただきます
開催内容
自己紹介
全員パワーポイントのスライド1枚で作成、交流会前に配布(参考用フォーマットあり)
フラッシュトーク
参加者全員のグループ分けの発表
・目的はお互いの研究を知ることによって親睦を深めること
・研究の詳しい背景、これからの研究計画・展望、時には趣味などについて、和やかに質疑応答
・Zoomのブレイクアウトルームにグループごとに分かれて行う(合計2回、毎回50分程度)
・1回目はランダム、2回目は学年別で3-5人のグループに分かれて研究発表を行う
・1人あたり発表5分質疑5分、スライドの目安は5枚程度
(発表・質疑応答の時間は可能な限り厳守)
テーマトーク
テーマが設定された部屋で、話題提供者によるパネルディスカッションや講演を行う
・2-3つのテーマトークを同時に開催し、2-3コマを行い、好きなテーマトークを選べる
・1コマあたり40 分程度
・毎年のテーマは違い、新しく面白いテーマトークを期待できる!
ピッチコンテスト(2023年新設)
自分の研究が今後どのように面白く展開していくのか、研究の意義や将来性、夢を語る舞台
・「修士学生部門」「博士学生部門」に分かれて、それぞれ最も評価が高かった演者に最優秀ピッチ賞を授与(賞状あり)
・ 発表時間制限は3分(厳守)
・ 交流講演会参加者全員が「聞いていてワクワクしたか」という基準のみで10段階評価
懇親会
アイスブレイクゲーム(30分程度)+ 自由相談
・飲み物を飲んだり、ご飯食べたりもOK!
・同じ研究対象の人たちで集まったり、同じ学年で集まったり、進路や研究の相談をしたり、思い思いに楽しく過ごしてください!
過去の「蚕糸学生交流講演会」実施状況
2025度蚕糸学生交流講演会
開催日時:2025年7月2日13時〜
参加人数:39名(うち学生29名)
プログラム:
(1) 自己紹介(配布)
(2) フラッシュトーク
(3) ピッチコンテスト
(4) 懇親会
運営:
運営委員 遠藤悠・國生龍平・庄司佳祐・飛田永・富原健太・中西登志紀・浜島りな・日野真人・藤本正太・藤本章晃
学生メンバー 石田響子・漆原 和輝・大津 高志・川満龍平・北中洸士郎・Kim Jungu・黒光 玲緒奈・平澤 郷・深浦広志・
2025年度ピッチコンテスト最優秀ピッチ賞
下記の2名の方が最優秀ピッチ賞を受賞されました:
【学部・修士の部】 中野 泰紀さん(北海道大学修士1年)
【博士の部】 黒光 玲緒奈さん(北海道大学博士2年)
おめでとうございます!
2024年度蚕糸学生交流講演会
開催日時:2024年9月20日11時〜
参加人数:28名(うち学生20名)
プログラム:
(1) 自己紹介(配布)
(2) 蚕糸学生キャリアセミナー
(3) フラッシュトーク
(4) ピッチコンテスト
(5) 懇親会
蚕糸学生キャリアセミナーの詳細:
タイトル:プロテインエンジニアリングによる創薬研究
博士号を取得して社会人研究者に-そして大学へ「実験がしたいなら修士でいい、研究がしたいなら博士がいい」
講師:川口 喜郎 / KAWAGUCHI Yoshirou
所属:九州大学大学院 工学研究院 応用化学部門 分子生命工学コース 助教
オーガナイザー:日野 真人(九大助教)
要旨:
川口先生は、九大農学研究院で博士号を取得後、製薬会社で創薬研究に従事され、昨年より九大工学部にて研究を進めています。本セミナーでは、抗体や酵素の改変を通じた創薬研究についての貴重なお話を伺います。また、キャリアパスとして博士過程への進学がもたらす意義についてもお話いただきます。
このセミナーは、かなり挑戦的なサブタイトルですが、特に博士過程への進学を検討している修士課程や学部の学生にとって、参考になる内容となっております。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
コンテンツ:
11:00~11:30 製薬企業での創薬研究について
11:30~11:45 これから博士進学をするかどうか迷っているあなたへ
11:45~12:00 質疑応答と事前質問への回答
運営:
運営委員 遠藤悠・笠原良太・國生龍平・庄司佳祐・富原健太・中西登志紀・浜島りな・日野真人・藤本正太・藤本章晃
学生メンバー 漆原和輝・大津高志・兼田 竜昇・菊池将騎・黒光玲緒奈・小杉海斗・平澤郷・前田麻亜子・室智大
2024年度ピッチコンテスト最優秀ピッチ賞
四十物 風花さん (北海道大学修士2年) が最優秀ピッチ賞を受賞されました。
おめでとうございます!
2023年度蚕糸学生交流講演会
開催日時:2023年9月15日13時〜
参加人数:37名(うち学生27名)
プログラム:
(1) 自己紹介(配布)
(2) フラッシュトーク
(3) テーマトーク
(4) ピッチコンテスト
(5) 懇親会
テーマトークの詳細:
(1) 若手研究者の座談会「ボクらの時代」(同じ内容を2回行います)
同年代3人の若手研究者がパネルディスカッションを行います。博士号取得後おおむね5年未満の若手研究者が何を考え、どのような紆余曲折を経て現在に至るのか、リアルな事情を知ることでみなさんの進路の参考にしていただきたい!という企画です。
「研究テーマの変遷とターニングポイントは?」「研究がうまく行かないときどうやって乗り越えたか?」
「学生時代とポスドク以降の違いは?」「いま学部生に戻っても同じ進路をたどるか?」などなど、いろいろなお話を聞くことができると思います。
(2) アカデミア以外の昆虫系学生・研究者のキャリアの可能性 (同じ内容を2回行います)
前半の25分は、博士学生の就活事情に詳しい就活エージェントである株式会社エマージングテクノロジーズから代表取締役社長でいらっしゃる深澤様にご登壇いただき、就職活動についての概要、どういったところに博士人材の需要があるのか、具体的な博士人材と企業とのマッチング事例についてお話しいただきます。質疑応答も行っていただく予定です。
後半の15分は、九州大学で修士号取得後に就職後、社会人ドクターとして出身研究室で博士号を取得された、第一三共株式会社 バイオロジクス本部 バイオ医薬第一研究所 森尾様にご登壇いただき、参加者の皆さんからの質問に答えていただくという形式で行います。
(3) 研究活動に役立つ!便利ツールの紹介
「新しく実験を始めたい!」「実験データを解析したい!」と考える人は多いはず。だけど、世の中にサイトやソフトがごまんとある中で、どれを使えば良いかわからない人も多いのではないでしょうか?
このセッションでは、主に研究初心者を対象として研究材料・試薬の探し方や、得られたデータの解析法、論文にするための図表作製に便利なツールや参考文献の紹介を行います。「俺がもっと良いツールを教えてやる!」という経験者の方もお待ちしておりますよ。
(4) 研究ツールDIY: いろいろ自分で作ってみた
研究にはお金がかかるもの。いろいろ実験したいけど、あんな試薬やこんなキットは価格が高くて買いづら
い…、なんてことはありませんか?
このテーマトークでは、研究活動を安く快適に行うために、藤本が実践しているDIYの方法について紹介します。「Seamless cloning酵素を自作する」「ECLを自作する」「クリーンベンチを自作する」など、研究に関する様々なDIYについて、ゆるーくお話しします。今後の研究活動が快適になる(かも)。
運営:
代表 浜島りな
企画メンバー 遠藤悠・笠原良太・國生龍平・庄司佳祐・日野真人・藤本正太
学生メンバー 漆原和輝・大津高志・柿野耕平・中西登志紀・廣田加奈子・室智大
2023年度ピッチコンテスト最優秀ピッチ賞
下記の2名の方が最優秀ピッチ賞を受賞されました:
[修士学生部門] 平岩 玲奈さん (北海道大学修士2年)(左)
[博士学生部門] 中西 登志紀さん (北海道大学博士3年)(右)
おめでとうございます!
2022年度蚕糸学生交流講演会
開催日時:2022年9月16日13時〜
参加人数:51名(うち学生39名)
プログラム:
(1) 自己紹介(配布)
(2) フラッシュトーク
(3) テーマトーク
(4) 懇親会
テーマトークの詳細:
(1)若手研究者の座談会「ボクらの時代」(同じ内容を2回行います)
同年代 4 人のポストクや助教がパネルディスカッションを行います。博士号取得後5年程度の若手研究者が何を考え、どのような紆余曲折を経て現在に至るのか、リアルな事情を知ることでみなさんの進路の参考にしていただきたい!という企画です。同じ内容を2回行います。話題は以下のようなものです。
・いつアカデミア希望を決めたか等、進路決定に関すること ・そもそも博士を取ったあとの研究者のキャリアとしてどういう選択肢があるか ・学生時代の研究生活、研究テーマの変遷
・自らの反省を踏まえて学生の皆さんに伝えたいこと
(2)就活お悩み相談
事前に集めた質問に対して、現M2の先輩 (研究職、非研究職)、博士卒で民間就職した3名に答えてもらいます。就活の軸は?研究との両立は?就職先を決定した決め手は?などなど、 あらゆる質問に答えてくれる、はず!!
(3)アカデミア以外の昆虫系学生・研究者のキャリアの可能性(同じ内容を2回行います)
博士学生の就活事情に詳しい就活エージェントである株式会社エマージングテクノロジーズ様、昆虫を活用した事業を展開するベンチャー企業であるMorus株式会社様ならびにKAICO株式会社様をお招きし、博士取得後のキャリアパスの多様性や昆虫研究の可能性をお話しいただきます。質疑応答も行っていただく予定です。
(4)論文読み方講座 初心者編
卒論や修論の執筆に向けて、論文を読む機会が増えてくる時期ですね。このテーマトークでは、「おすすめの論文の読み進め方は?」、「みんなどうやって論文を探している?」、「論文はどう整理するのがよい?」、といった誰もが一度は抱く疑問を題材に、博士学生や若手研究者が実際に行っている方法を伝授します。初心者ではない方々の参加も大歓迎です!
運営:
代表 浜島りな
企画メンバー 遠藤悠・國生龍平・庄司佳祐
学生メンバー 漆原和輝・大津高志・柿野耕平・中西登志紀・廣田加奈子・室智大
一緒に運営をしてみたい! という方はお気軽に問い合わせフォームからご連絡ください!