実験の手法・コツ

●概要
Genotypingのためにカイコの組織を使ってPCRをする際、いちいちPCIAとエタノール沈殿で抽出するのは面倒…
ここでは、非常に簡便で広く使われているHot Shot法をご紹介します

●材料
カイコ組織。成虫の場合は脚1本程度、幼虫は尾角を使用。蛹脱皮時の脱皮殻も極めて早期なら使用可能。

●試薬
・50mM NaOH水溶液
　室温で1週間程度は保存可能。古いものは抽出能力が低下するので注意。
　終濃度0.1%でTritonXを加えても良い。
・200mM Tris-HCl (pH8.0)
　室温で保存。

●使用機器等
・Thermal Cycler, Heat Blockなど95℃以上の温度に保温できる機器
・0.2mL tube (8連チューブ、96well plateでも可)

●プロトコル
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