惑星システム研究室

神戸大学 大学院人間発達環境学研究科 人間環境学専攻 自然環境論コース

神戸大学 国際人間科学部 環境共生学科 環境自然科学プログラム

 天体衝突現象に注目して惑星科学, 宇宙生物学の探究に取り組んでいます.

2023年10月に発足したできたての研究室です. 学生を募集しています. 研究室への入り方はこちら.

高速度衝突実験動画

YouTube channelに高速度衝突実験動画をuploadしています.

YouTube

どんな研究を行なっているかご紹介します.

合わせて考えられる研究テーマを示します.

2023年10月の研究室発足後の

研究業績一覧です.

研究室で使用可能な研究道具を紹介します.

新着のお知らせ

20240508

University of BernのSabina D. Raducanさん, 神戸大学(理学部)の中村昭子さん, 立命館大学の木内真人さんに惑星システム研究室の高速度衝突実験室をご案内しました.


20240503

国立天文台の松本侑士さん, 海洋研究開発機構の荒川創太さんとの共著論文「衝撃波中の塵の衝突によるコンドリュールの破壊」がThe Astrophysical Journalに掲載されました. コンドリュールは地上で発見されるコンドライト隕石の体積の多くの部分を占める太陽系の最初期に形成された球粒です. 私たちは「衝撃波加熱モデル」と呼ばれるコンドリュール形成機構において, コンドリュールになりきれなかった破片(塵)がコンドリュールを破壊してしまう可能性があることを指摘し, その条件を求めました. 


20240430

黒澤が参加した小惑星リュウグウ試料の磁場構造分析をまとめた論文「小惑星リュウグウの宇宙風化作用に伴う非磁性木苺状組織と鉄ナノ粒子」がNature Communicationsに掲載されました. 主著者は北海道大学低温科学研究所木村勇気さんです. 小惑星リュウグウから持ち帰られた試料の表面を電子線ホログラフィーで調べました. その結果, 宇宙塵の高速度衝突によって形成されたと見られる, 非磁性の木苺状の組織とそれを取り囲む鉄ナノ粒子が見出されました. 鉄ナノ粒子は天然の磁気記録媒体であるため, 初期太陽系内の磁場情報を記録しているかもしれません. 今後の研究の進展にもご期待ください! 

より詳細にはPress release資料をご確認ください.


過去のお知らせはこちら

研究室からの眺望

当研究室への所属を希望される方は黒澤までご連絡ください.