人から記録された生体情報を音信号や光信号に変換し,記録された本人に知覚可能な形にすることをバイオフィードバックという。この技術はリハビリテーションなどの医療分野で利用されている。例えば,下肢に麻痺が残った患者が筋電図をモニターしながら,患者自身が下肢筋の発揮度合を調節しつつ歩行を行うなどの方法がある。そして,このバイオフィードバック技術の応用については,スポーツ分野においても応用が進められている。生体情報を記録するデバイスとしては,心電図,呼吸,加速度,脈波,SpO2,体表面温度,血圧などが同時に記録可能なウェアラブルマルチ生体センサーの開発がされている。これらの生体情報をもとにバイオフィードバック技術の応用は多岐に展開していくことが期待できる。本ユニットではスポーツ分野でのバイオフィードバック技術を応用したトレーニングシステムの構築を目指して研究を進める。
研究テーマ:運動制御に関する脳機能研究、急性運動負荷と認知機能、VR環境下の生体反応評価
研究テーマ:パターン形成, 口腔内咀嚼嚥下過程, 食品物性
研究テーマ:振動の数値解析
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