〇〇小学校
担任の先生、ならびに関係の先生方へ
いつも大変お世話になっております。
日頃より、ディスレクシアに対する合理的配慮へのご理解や、本人への温かい声かけなど、さまざまなご配慮をいただいていることに、心より感謝申し上げます。
学年が上がり、学習内容がより多岐にわたる中で、ディスレクシアの特性があっても授業に参加し、学びを積み重ねていけるよう、家庭でも各種相談機関・支援機関と連携しながら、より良い方法を模索しております。
その中で、以下の点について、学校での配慮としてご相談させていただきたいことがあり、ご連絡いたしました。
・1.3mmのシャープペンの使用について
ディスレクシアのある児童によく用いられている筆記具で、芯が太く折れにくいという特徴があります。
家庭でも使用しており、文字が安定しやすく、本人も「書きやすい」と感じているため、学校での使用をご検討いただけましたら幸いです。
・リーディングトラッカーの使用について
読書時に同じ行を繰り返し読んでしまったり、行を飛ばしてしまうことがあるため、読みたい行に当てて使用する色付きのリーディングトラッカーを使い始めました。
家庭では、問題文を読む際に以前よりもスムーズに読めている様子が見られています。学校での使用についても、ご相談できればと思っております。
・漢字のなぞりや文字の書写について
これまでにもご配慮いただき、本当にありがとうございます。
検査結果にもある通り、書字の困難さは努力不足によるものではなく、写しきれない・書ききれない・なぞりきれないことが起こる特性によるものです。
家庭でもできる範囲で寄り添っておりますが、読みにくい文字も多く、先生方にはお時間とお手間をおかけしていることと思います。
引き続き、見守っていただけましたら幸いです。
また、タブレット導入後は、連絡帳の写し忘れが大きく減り、作文にも以前よりスムーズに取りかかれるようになりました。
学習時のストレスが軽減され、精神的な安定にもつながっていることを、家庭でも実感しております。
導入をご配慮いただきましたこと、改めて感謝申し上げます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
令和〇年〇月〇日
〇〇〇〇の保護者
💡先生と話すときのポイント
■事前に家庭で補助具を試していること
補助具は、いきなり学校で使うのではなく、あらかじめ家庭で練習し、本人が「使いやすい」「これなら助かる」と感じているかを確認しています。
■本人の意思を大切にしていること
保護者の希望だけではなく、本人自身が「学校でも使ってみたい」「これなら頑張れそう」と納得していることを確認したうえで、学校にお願いしています。
■導入の目的を明確に伝えること
補助具は特別扱いを目的としたものではなく、学習への参加や理解を助けるための“環境調整”であることを、先生に共有しています。
■周囲の子どもへの配慮も事前に行っていること
補助具の使用については、必要に応じて、先生からクラスの子どもたちへ「こういう理由で、〇〇くんは明日からこの文房具を使います」と説明していただくことで、誤解や不公平感が生まれないよう配慮しています。
■クラス全体の安心につながることを大切にすること
理由がわかることで、周囲の子どもたちも自然に受け止めやすくなり、本人も安心して学習に取り組める環境につながっています。
※このお手紙は、実際の相談文をもとに一部内容を調整したサンプルです。
※学校やお子さんの状況に合わせて、表現や内容を適宜修正してご活用ください。