いつも大変お世話になっております。
本日は、医療機関での診断結果および現在受けている支援についてご共有するとともに、学校生活における配慮についてお伝えしたく、本書面をお渡ししております。
このたび医療機関で検査を受け、書字障害(発達性ディスレクシア)との診断を受けました。
【医療機関】
〇〇小児科
診断:書字障害(発達性ディスレクシア)
知的な遅れはなく、口頭での理解や会話には問題はありませんが、次のような特性があると説明を受けています。
文字や形を正確に捉えることに苦手さがある
特に漢字の「覚える・書く」に強い負担がかかる
書字や漢字学習では集中を要するため、同じペースでの学習を長時間続けると疲労が出やすい
そのため、学習内容を理解していても、書く量が多い課題や、同じ作業を長時間続ける学習では、力を十分に発揮しにくい場合があります。
理解力にも大きな課題はありませんが、「書くこと」「読むこと」に過度な負担がかかることで、学習への意欲や自己肯定感が下がらないかを心配しております。
本日の面談では、診断内容や専門家からの助言を踏まえ、今後の学校生活における具体的な配慮の方向性について、先生方と共有・確認できればと考えております。
つきましては、学校生活において、以下のような配慮についてご相談させていただけましたら幸いです。
【学校での配慮のお願い(例)】
宿題や課題の量について、本人が取り組める量への調整
漢字ドリルは、書き取りではなく「なぞりのみ」や一部のみの対応
マスの大きい漢字ノートの使用
学習内容の理解を第一に考え、書く量を減らすなどの調整を行うこと
また、板書をきれいにノートへ書き写すことや量そのものを評価の対象とせず、本人が安心して学習に参加できるよう配慮すること
漢字50問テストなどについて、「書く力」だけでなく「読む(理解)」の評価として扱う、または評価方法を工夫すること
デイジー教科書や音声教材がある場合は、その活用
タブレットを活用し、板書や連絡帳の内容を写真で記録するなど、書き写す負担を軽減する工夫
すべてを一度にお願いしたいということではなく、本人の様子を見ながら、必要に応じて調整していければと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
令和〇年〇月〇日
保護者名:〇〇 〇〇
💡先生と話すときのポイント
■ 「甘え」や「努力不足」ではなく、学習上の困難さであることを伝える。
■ 「特別扱いしてほしい」のではなく、本人の負担を減らす工夫について相談したいという姿勢で話す。
■ 医療機関や相談機関などの専門家からの助言を踏まえ、配慮のお願いをしていることを伝える。
あわせて、家庭で見られる具体的な様子(学習に時間がかかる、強い負担を感じて嫌がる様子がある等)を簡潔に共有する。
■ できないことだけでなく、「理解はできている」「学習意欲はある」といった点もあわせて伝える。
■ 一度で最適解を求めるのではなく、トライ&エラーで様子を見ながら調整していきたいことを共有する。
■ 本人だけでなく、読み書きの困難さが家庭での学習や生活にも影響しており、親子ともに負担を感じている状況であることを伝える。
■ 家庭での対応だけでは難しい場面が増えているため、学校と家庭が連携しながら支援を考えていきたいという姿勢で話す。
※本ページの文章は、学校との面談時にお渡しする文面の一例(仮)です。
※診断内容は架空のものです。
※実際に使用される際は、お子さんの状況や学校の方針に合わせて内容を調整してください。