MHB各種言語教育SIG

6回茶話会 2024310

どのような集まりか

日時・申込方法

日時:20243月10日17:00〜18:20(日本標準時)

実施方法:オンライン(お申込みのあったかたに、後日Zoomミーティング情報をお送りします)

 (終了しました)

話題

各種言語教育クラスでのレベル差への対応について実践や意見の交換(今回は話題提供者を決めず、参加者がオフレコでざっくばらんに意見交換をいたします。お気軽にご参加ください。)


実施報告

3月10日(日曜)の17時から18時30分(10分間延長しました)の間、10名の参加者で茶話会を行いました。各種言語教育における学習者の「レベルの差」というテーマで、参加者相互に経験や工夫を共有しました。参加者は、幼児から高校生を対象とする継承語および母語としての日本語教育、国際バカロレア(IB)導入校での母語話者対象の日本語教育、下地の異なる生徒を教える中学校の英語教育、大学において初学者・既修者・継承語話者など言語学習経験が異なる学生を対象とした中国語・ベトナム語・英語・日本語教育という風に、実に多様な現場にいらっしゃる現職教員の方々でした。意見交換の中で、多様なレベルを吸収し生かす授業にタスクやプロジェクトが功を奏することを再確認しました。また、このような協働作業を成功させるには言語能力以外の多様な能力とそれらの提供によって互いに認め合い受け入れあい、相互に自己肯定感・効力感を高めあうメカニズムの必要性を痛感しました。実践の工夫も参考になる要素があちこちで聞かれ、大変意義深い茶話会となりました。