乱数を生成しよう

最終更新 21/8/18

今回の目的

乱数を取得してモデルの座標を変更しよう。


登場するクラス

Random 乱数を取得するためのクラス。

乱数を生成するためにc++のrand関数を使ってもいいですが、今回は、ライブラリに用意されているRandomクラスを使用します。

立方体のX座標を乱数で決めてみましょう。

model.SetPosition(MelLib::Vector3(MelLib::Random::GetRandomNumber(5), 0, 0));


GetRandomNumberとは、0を含む5つの数値(0~4)を返す関数です。

ゲームループ内に座標をセットする処理を書いていた場合、物凄い動きをするはずです。

こんどは、中心より右側に移動するようにしてみましょう。

model.SetPosition(MelLib::Vector3(MelLib::Random::GetRandomNumberRangeSelect(-5, 5), 0, 0));


GetRandomNumberRangeSelectとは、返ってくる値の幅を渡すと乱数を返してくれる関数です。

範囲を-5から5にしたので、左右に動きまくります。

次は、もっと細かく動くようにしましょう。

model.SetPosition(MelLib::Vector3(MelLib::Random::GetRandomFloatNumber(5,  4), 0, 0));


GetRandomFloatNumberは、float型の乱数を取得します。

今回は、範囲を5、桁数を4にしたので、0.0000~4.0000が範囲となります。

桁を4にしたので、3.2434とか2.6475のような値が返ってくるようになります。

ちなみに、この関数に範囲の始めと終わりを決められる機能を追加した、GetRandomFloatNumberRangeSelectという関数があります。

今回はここまで。お疲れ様でした。