モデルを操作しよう

最終更新 21/8/17

今回の目的

モデルの座標、大きさ、角度をキーボードで変更できるようにしよう。


登場するクラス

Vector3

ModelObject

Input キーボードなどの入力機器の情報を取得するためのクラス。

モデルを操作するには、それぞれの情報に対応した関数を呼び出します。

座標→SetPosition 大きさ→SetScale 角度→SetAngle


とりあえず、座標を変更してみましょう。

model.SetPosition(MelLib::Vector3(5,0,0));


モデルが右にずれたら移動成功です。これで、3Dだったということが判明しました。

次は、実行中にキーボードで動かせるようにしましょう。

キーボードから情報を取得するためには、InputクラスのKeyState関数を使用します。これは、指定したキーを押している間trueを返すというものです。

KeyStateを利用して、座標を動かします。Vector3型のpositionは、とりあえずゲームループ外で宣言しておきましょう。

if(MelLib::Input::KeyState(DIK_A))position.x -= 0.5f;

if(MelLib::Input::KeyState(DIK_D))position.x += 0.5f;

model.SetPosition(position);


実行して、AキーまたはDキーを押してみましょう。左右に動いたら成功です。

大きさや角度も、座標のようにVector3で変更することができます。試してみましょう。

ただし、大きさに0を渡すとモデルが消えてしまうので、注意しましょう。

今回はここまで。お疲れ様でした。