宿泊記録
宿泊場所
道の駅60回
移動するときの野営場所は、「道の駅」と考えておくとよいでしょう。お手洗いもあるし、場所によっては弁当やパンもあります。何といっても夜、比較的安全に過ごすことのできる場所のはずです。その理由は、多くの道の駅について言えることですが、車で旅を続ける観光客の宿泊地が、「道の駅」駐車場だからなのです。勿論、だれ一人いないことも結構ありましたが。
もう一点見逃せない利点ですが、道の駅によっては休憩所が24時間解放されているところがあるので、そのようなところでは、建物内で寝ることができます。また、渡り廊下のあるところや軒先の広いところもあるので、雨宿りが出来ます。
いずれにしても、自転車の旅は、宿を極力使わないで移動するところに、旅の醍醐味と意義があるはずです。そのためテントを持参すわわけですから。
キャンプ場13回
一番安心して野営のできるのがキャンプ場です。これがあるところは利用するとよいでしょう。ただし、場所によっては、2000円必要なところも、まれにあります。これは車、持ち込みを前提として考えているためです。このようなところは要注意です。 北海道ではキャンプ場を利用するべきだと思います。
芝生の上でテントを設営するのは、また格別です。こんな場所を使わなくてはテントを持つ意味が薄れます。北海道の場合は、ほとんどが500~700円です。
健康ランド12回
ビジネスホテルで泊ると6,000~7,000円が必要ですが、健康ランドは、せいぜい2,500円ほどです。勿論、温泉に入り放題ですから。
長旅の疲れを癒すためにも、主要都市に健康ランドがある場合は使うべきでしょう。
海水浴場10回
道の駅で野営をする手段を知らないまま出発をしたので、大阪の自宅を出発後、雨の日は別として、東北へ行き着くまでほとんどが海水浴場でテントを設営しました。
ただし、海水浴場でのテントを設営は、ほとんどのケースについて言えることですが若者が砂浜で花火をしながら大騒ぎをするので熟睡するのは不可能と心しておくべきです(夏場について)。
ネットカフェ&マンガ喫茶5回
ネットカフェ・マンガ喫茶も非常手段として使う場合は、とても重宝です。ただし7時間が利用限度で、これを過ぎると超過金額を支払うことになります。例えば、午後10に入ると翌朝の5時がチェックアウトになります。夏場の5時は十分走ることが出来るので、この時間はそれほど気になりません。
ホテル代を考えると、ネットカフェを使う方が遥かに安い金額で夜を過ごすことができる場所であることは確かです。
駅舎 4回
駅舎の傍で寝たのは4回でした。4回のうち、2回が宮崎駅です。これは、荷台が破損したため、手続の間、駅前のベンチで寝たものです。
3回目は松坂駅(三重県)でした。ここで寝ることにしたのは、野営場所がないために移動手段として留まったものです。
最後は、兵庫県JR豊岡駅(日本海側)でした。ここに立ち寄ったのは、丹後半島・経ヶ岬から丹後・網野・久美浜まで入ったので、本来はここから城崎へ進むべきところでしたが、城崎で野営するべきところが思いつかなくて内陸の豊岡駅であれば駅舎が大きいはずだから、何とかなる、との判断から豊岡駅へと舵を切ったものです。なお、豊岡駅からは、海岸線に沿う竹野へと向かいました。
ビジネスホテル 3回
長旅をしている自身へのご褒美とし、1~2回くらいホテルで泊るのも必要です。
なお、三重県と愛知県については、雨のため掛け込んだものです。この時点でもまだ道の駅を上手に利用することを、心得ていませんでした。また、沖縄については周回最終日でしたが、本部港で泊るつもりが真っ暗で港周辺が真っ暗だったため、あるはずのフェリー乗り場(待合室)の位置がつかめなかったため、やむを得ずホテルを利用したものです。
①三重県尾鷲市内、 ②愛知県豊岡市 ③沖縄県本部
国民宿舎 1回
高知県宿毛市
みなとオアシス 3回
「道の駅」としての認可を得ていないだけで、施設は道の駅と同じです。
宇部にある道の駅で野営をした後、その先で野営する場所として、道の駅が地図上で確認できませんでした。たまたま、宇部の道の駅で一夜を共にした青年から情報を得たものです。彼は東京から郷里の宮崎へ帰省中のところで、岩国の手前・柳井の近くの国道沿いにこの施設のあることを知りました。ほんとうに助かりました。到着の夜から二日間、雨が降り続いたので、ここまでくればもう急ぐこともないや、との考えから3連泊したものです。
雨はほぼ、10月23日の夜~25日の深夜まで降り続きました。
フェリー(沖縄往復の2回)
いずれも沖縄を往復するために利用したものです。
私のような年齢でこのような長旅をしながら、しかも野営の連続では、ほとほと疲れてきます。というか、とにかく最低限度、家の中で寝たい。あわよくば布団の中で寝ることができれば、と思うものです。
そこで、船酔いをする方はともかくとして、船に乗っている時が一番幸せであることが実感できるはずです。個人的には、一晩と言わず二晩でもいいからこのまま走り続けておくれ、と思ったものです。最高に安らぎを覚える時間と空間です。雑魚寝ではありますが、とにかく安心して寝ることができます。それに、船内食堂もあります。800円余りは必要ですが乗船したときは、是非、船内食堂を利用してみてはいかがでしょうか。
食事をしながら、テーブルに座ってすべてのことを忘れる、そんな私腹を癒す時間も是非必要だと思います。道の駅で買った弁当やコンビニで買った弁当は、テーブルで食べることが出来ないこともありますから。
<下り便の時間>
鹿児島港発(18:00)→沖縄本部港着(16:40)→那覇港着(翌日19:00)
料 金:那覇まで(2等料金:14,200)(本部まで➡13,300)
自転車:那覇まで2,770円
<上り便の時間>
那覇港発(7:00)→本部港(9:00)→鹿児島港(翌朝8:30)
ライダーハウス :1回
利用したのは、 北海道稚内市街にある「みつばちの家」です。料金は、700円でした。ほとんどの方が、寝袋を持参して、それで寝ていました。
本来は利用する予定ではありませんでした。ところが、温泉で入浴をした後、さて、近くにあるキャンプ場へ行こう、と外へ出てみると雨が降っていたので慌ててライダーハウスへ駆け込んだものです。
たとえ一度でもいいから利用することをお勧めします。ただし、ライダーハウスでも必要以上の代金がかかるところもあることを聞きました。
公園1回
東北にある公園で野営をしたものです。但しこれは、非常手段でした。
公園内でテントを設営するときは、安全確保の観点から自分のテントが道行く人から見えることも必要です。ただ微妙なところです。
情報として、公園で野営中、テントに石を投げられたとか、火を付けられた、等のことを聞きました。
とにかく人目を避けるような場所は、避けておくべきです。いずれにしても基本的には、公園での野営は避けることです。
その他:6回
国道沿いにある大型店舗の軒下、クリーニング店内等・・・様々です。