今日から始める わが家の防犯 久良岐丘の防犯
目次
地域防犯情報6 国勢調査を装った詐欺にご注意
消費者庁や総務省が、国勢調査を装った詐欺や不審な調査への注意喚起を行なっています。実際に不審メールも確認されており、注意が必要です。
手口
・行政機関の調査を装って個人情報を聞き出す
(年収、預金額、クレジットカード番号、マイナンバー、銀行口座、資産状況など)
・国勢調査を装ったメールやサイトで個人情報を詐取する対策
・国勢調査員の身分を証明する「調査員証」の所持を確認
(調査員証の見本は本記事の下の総務省のページを参照)
・インターネットで回答する場合はQRコードか、検索サイトで「国勢調査オンライン」と検索してアクセスし、メールのリンクからはアクセスしない。
消費者庁の注意喚起:
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_017/
総務省の注意喚起:
https://www.kokusei2025.go.jp/caution/
地域防犯情報5 横浜銀行コンタクトセンターから、金融犯罪・詐欺についての情報をいただきました。
【代表的な犯罪の手口】
1.フィッシング詐欺
銀行等を装ったメールやSMS(ショートメッセージ)で偽サイトに誘導し、お客さまの個人情報や口座番号、キャッシュカード暗証番号、インターネットバンキング契約番号、ログインパスワード、ワンタイムパスワード、クレジットカード番号等(以下、暗証番号等という)を盗取する手口。最近では、正規のものと区別がつかないほど精巧な偽サイトやメール、また実在する電話番号を装ったSMSも確認されています。横浜銀行から、お客さまの暗証番号等の入力を求めるメールやSMSをお送りすることはありません。
2.サポート詐欺
ご利用中のパソコンやスマートフォンに突然「ウイルス感染した」等の警告画面が表示され、警告画面上に表示されている電話番号に電話をかけさせ、偽のサポートに誘導し、サポート料金を支払わせたり、お客さまの個人情報や暗証番号等を盗取する手口。
3.マルウェア感染
心当たりのないメールの添付ファイルを開いたり、犯罪者が作成したサイトにアクセスすることで、気付かないうちにご利用端末に悪意あるソフトウェア(マルウェア)がインストールされ、端末内に保存されているお客さまの個人情報や暗証番号等に加え、キーボード入力した内容を不正に盗取する手口。
4.その他
電話やSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などにより役所・警察・実在する著名人などを騙り、還付金・捜査名目・投資や副業などをもちかけて信用させ、お金をだまし取る手口。
【注意するポイント】
・心当たりのないメールやSMSは開封しない。
・SNSで見ず知らずの人からメッセージが来た場合、返信しない。
・不審なメールやSMSに記載・添付されたURLやファイルをクリックしない。必ず公式ウェブサイトをブラウザで検索するか、公式アプリからアクセスし、暗証番号等の入力は慎重におこなう。不明な場合は、公式ウェブサイト上に掲載されている照会窓口にお問い合わせください。
・不用意にソフトウェアやアプリをインストールしない。
・暗証番号等をパソコン、スマートフォン、クラウドサービスなどに保存しない。
・銀行からの金融犯罪にかかるお知らせは、公式ウェブサイトにも掲載しているため定期的に確認してください。
・不安・不審に思った場合は、すぐに周りの人や警察、最寄りの消費生活センターなどへ相談する。
・ご利用のパソコンやスマートフォンなどのソフトウェア・OSは常に最新の状態にバージョンアップするとともに、セキュリティソフトやセキュリティアプリを利用されるなどお客さまご自身でもセキュリティ対策をおこなってください。
・なお、不審なメールやSMSを開封してフィッシングサイトに暗証番号等を入力したり、身に覚えのない振り込みや払い込みがあった場合は、インターネットバンキングヘルプデスク、またはお近くのお取引店までお問い合わせください。
地域防犯情報4 水道・下水道関係者などを装った不審な訪問が増えて! (磯子区役所からの情報です)横浜市全域で、水道局や下水道河川局の職員、工事・委託事業者などを装い、横浜市から指示や依頼を受けていると言って、ご自宅などへ訪問する不審者や、不審な電話の情報が多数寄せられています。 水道局や下水道業者を装った不審者情報
地域防犯情報3 警察官を名乗る詐欺・犯罪が増加しています
神奈川県警では、警察官を名乗る詐欺被害が確認されており、注意を呼びかけています。
【警察官を名乗る詐欺の手口例】
見知らぬ電話番号から電話があり、警察を騙り「マネーロンダリングのことで合同捜査中」などと言われる
「口座が使われている」「潔白を証明するため捜査に協力を」と話し、偽の逮捕状をSNSで示す
高齢者の自宅の郵便ポストに直接、逮捕状を投函する
電話会社や総務省などを名乗って、「携帯電話の未納料金がある」などと言ったあと、警察官役に交代する
【警察官を名乗る詐欺への対応】
警察官を名乗る不審な電話はすぐに切る
相手に「所属、担当部署、氏名、内線番号」を確認し、最寄りの警察署に連絡する
警察相談専用電話「#9110」番に相談する
※警察から電話で、「あなたを逮捕する(個人情報)」とか金品を請求するようなことは一切あり得ません。もし、そんな電話がかかったら、それは犯罪です! 冷静に対処しましょう
地域防犯情報2 2025.3.10着信
[タイトル] 特殊詐欺の注意喚起について
[発信者] 県警察本部
[本文] 特殊詐欺のだましの電話の多くが、国際電話番号からかかってきています
自宅の固定電話については「国際電話不取扱受付センター」に申し込むことで、国際電話からの着信を無償で防ぐことができます。
申し込みは電話(0120‐210364)やインターネットのほか、神奈川県内の各警察署でも受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
※一部回線によっては取扱いできない場合があります。
※固定電話から海外への発信もできなくなります。
※手続きは、国際電話不取扱受付センターで行いますので、詳細確認については、上記番号へお問い合わせをお願いします。
【事案に関する情報の連絡先】
神奈川県警察本部 045-211-1212
◎神奈川県警察公式アプリ「かながわポリス」はこちらから 神奈川ポリス
地域防犯情報1 ~今どきの地域防犯~ 暮らしの身近なところで起きる犯罪といえば、以前から言われてきたのは「空き巣や忍び込みなどの住居侵入」、「自転車等の盗難や車上荒らしなどの窃盗」、「痴漢などの性犯罪」が上位件数を占めてきました。さらに、これに並んで「殺人や強盗などの凶悪犯罪」があり、さらに近年、「通学路での連れ去りなど主に子どもが被害に遭いやすい犯罪」、さらに「特殊詐欺(オレオレ詐欺等)などの犯罪」が近年増加しています。とりわけ特殊詐欺については、「いわゆるオレオレ詐欺」だけでなく、「架空請求詐欺」、「融資保証金詐欺」、「還付金等詐欺」… さらに新手の詐欺・恐喝が次々と現れてきているようです。私たち自身、充分に気をつけていかなければならないのですが、この中でも、特殊詐欺には共通する点があるようです。まず、「電話を利用して被害者をだますこと(又は脅すこと)」そして「虚偽の氏名、家族関係、身分又は所属(公的機関が多い)を告げ、他人になりすますこと」だそうです。ここに、実は防犯のヒントがあるのではないでしょうか。私たちの日常生活を脅かす、憎むべき様々な犯罪。防犯を学び、犯罪に備える機会として防犯研修会を秋に企画しています。ぜひ、多くの方々 自治会館に足を運んでいただき、一つでも二つでも防犯あれこれを一人ひとりが学んでいきましょう。 《自治会だより 210号》
私たちの町に関わる、防犯関係のリンク先を載せます。自分自身と家族にとって必要な情報を選んで使いましょう。
空き巣や強盗から命と財産を守る 「住まいの防犯対策」(政府広報オンライン)
固定電話にかかってくる迷惑電話を防止!3つの対策方法を解説(by Panasonic)パナソニックのページ
特殊詐欺被害防止かるた かるたでSTOP!特殊詐欺被害
森交番とは、京急屛風浦駅前にある磯子警察署森交番(磯子区森3₋18 所在)のことです。
令和6年11月18日、屛風ヶ浦地区連合町内会会長会に磯子警察署から3人、県警本部から3人と物々しい出席者が語ったのは「森交番を汐見台交番に統合する」という驚く知らせです。統合の時期は、令和8年3月というものでした。これは県警の整備計画に基づくもので、老朽化・狭隘に加えてパトカー駐車余地のない交番を存続することは出来ない。代わる防犯対策としては、今まで以上に地域パトロール頻度を上げることと駅前にアクティブ(移動型)交番を設けるなど。治安を守るのは、設備(交番等)ではなく人(警察官・地域住民)だというのです。以前から「空き交番」が言われてはいますが、存在するだけで犯罪抑止効果があると思われている交番。それは設置者は県警ですが、やはり統合=廃止となると、住民として本当に大丈夫なのか?と多くの出席者がざわつきました。
その後、屛風ヶ浦地区連合町内会の有志7名が発起人となって、廃止に反対する署名活動(以下「反対する会」という。)がスタートしました。署名のあて先は神奈川県警察本部長です。各町内会・自治会では12月から新年2月にかけて、署名活動が取り組まれました。
令和7年2月3日(月)神奈川県警察本部にて、新井県議の仲介を得て、県警幹部に嘆願書を提出。反対する会側は会長以下6名。応対者は、本部地域部地域総務課長ほか5名。署名簿(この時点で4,276筆)は見せたが渡さずに持ち帰った。やりとりとしては、11月連町会説明となんら変わることなく、課長から「検討する」といった前向きの言葉はありませんでした。
反対する会としては、県警本部だけではなく県議会に陳情ないしは請願すべしと予定していたので、早速、行動に移しました。しかし、既に県警交番等整備計画により交番統合の動きに賛同していた磯子区選出2議員は、請願に必要な紹介議員となることを回避したため、止む無く陳情行動としました。
2月14日(金)神奈川県議会5階会議室にて、議会局委員会担当職員に署名簿(この時点で4,565筆)を付して陳情書を提出。職員側から議会日程が示され、3月18日には最終審査が行われるとの日程を知りました。また、同日の常任委員会にて、3分間ほど陳情者による口頭陳情の機会が与えられました
3月18日(火)10:00~ 神奈川県議会防災警察常任委員会にて陳情にかかる口頭陳情の機会を得て、口頭陳情者(連長会長)に2名が同行参加した。会長は、この時点での署名数4,825筆を背景に、当たり前のようにあった交番廃止は多くの住民にとって疑問・不安となっていることなどを、切々と訴えました。その後、午後にまで及んだ同委員会は、本件陳情の扱いを継続審議とすることとを決定しました。反対する会の受け止めとしては、短期間での4,825筆署名の効果はあった。今後、この決定が県警本部に通知され、例えば住民説明会を改めて開催するとかのアクションがあるのではないか?とみています。
ちなみに久良岐丘の署名総数は602筆です。 次の動きがあれば、また報告します。
2025年になってから、磯子区の犯罪発生件数・特殊詐欺被害件数さらに人身交通事故の件数と死傷者、すべてが増加傾向にあります。安全で安心な街になることは、すべての人々が願うことだと思います。
「私たちの街は自分たちで守ろう!」を合言葉に、久良岐丘自治会では、自主防犯パトロール・ボランティア活動を行っています(2025年3月現在)。
◎防犯パトロール
12班・52人で毎月9回
◎青パト(青色回転灯車パトロール)
4車・10人で毎月4回
※ 防犯パトロール・ボランティア活動への、皆さんのご参加を歓迎します。一緒に、パトロールしましょう。ご希望される方はお問い合わせフォームからご連絡、もしくは自治会役員までお声かけください。
この他、不審者通報を受けた自治会からの要請により、警察署パトロールカーによる警察官パトロールも度々行われています。
久良岐丘の防犯対策 最近の凶悪犯罪も踏まえ、侵入路、戸締まり、玄関フォン、電話応対について、総合的なアドバイスをさせていただきます。 《全体的な考え方》:地域ぐるみでの防犯意識の向上と連携 まず、最も重要なのは、各家庭だけでなく、自治会全体で防犯意識を高め、協力体制を築くことです。「自分たちのまちは自分たちで守る」意識の醸成: 定期的な防犯パトロールや挨拶運動など、住民同士の顔が見える関係性を築くことが大切です。不審者を見かけた際に「おかしい」と感じる感性を養い、情報共有を促します。 * 警察・自治体との連携強化: 磯子警察署や区役所の防犯担当課との連携を密にし、最新の犯罪情報や防犯対策に関する情報提供を受ける場を設けます。防犯講習会の開催なども有効です。 * 防犯情報の共有体制: 自治会の回覧板、ホームページなどを活用し、不審者情報、空き巣被害情報などを迅速に共有できる仕組みを整えます。 《侵入路・戸締まり対策:物理的対策の強化 玄関・窓の強化》 * 補助錠の設置: 玄関ドアだけでなく、窓にも補助錠(二重ロック)を設置することを推奨します。ワンドア・ツーロック、ワンウィンド・ツーロックが基本です。 * 防犯ガラス・フィルム: 窓ガラスだけでは「こじ破り」や「焼き破り」に弱い傾向があります。防犯性の高い合わせガラスへの交換や、防犯フィルムの貼付を検討します。 * 面格子の設置: 浴室やトイレなど、人通りの少ない場所の窓には面格子の設置が有効です。 * クレセント錠の強化: クレセント錠はあくまで仮締まりです。防犯性の高いクレセント錠(キー付きクレセントなど)への交換も検討します。 * ドアガード・ドアチェーンの強化: 強度のあるものに交換し、訪問者応対時に活用します。 敷地周りの対策 * 庭木の剪定: 侵入者が身を隠せるような高木や茂みは適切に剪定し、見通しを良くします。 * 足場になるものの撤去: 門扉、物置、脚立など、侵入者が塀や建物に登る際に足場となるものは施錠したり、移動させたりして対策します。 * 砂利の敷設: 窓の下や裏口など、侵入されやすい場所に防犯砂利を敷くことで足音が鳴り、侵入を諦めさせる効果があります。 * 照明の設置: センサーライトなど、不審者の接近を検知して点灯する照明を、玄関、庭、裏口などに設置します。フェンス・塀の高さと形状: 侵入しにくい高さと形状(乗り越えにくい、手掛かりが少ない)のフェンスや塀を検討します。 その他 * ポストに郵便物を溜めない: 長期間留守にする際は、郵便局に転送届を出すか、知人に回収を依頼します。 * 宅配ボックスの活用: 不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスの設置も、防犯対策として有効です。 《玄関フォン・インターホン対策》:非対面での応対と記録 * カメラ付きインターホンの設置: 必須です。来訪者の顔や様子をモニターで確認できるものを選びます。広角レンズや夜間対応(LEDライト付きなど)のものがより望ましいです。 * 録画機能付きインターホン: 不審な人物の訪問があった際に、証拠を残せるよう録画機能付きのものが安心できます。 * モニター親機の複数設置: 2階などにもモニター親機を設置し、家の中のどこからでも来訪者を確認できるようにすると便利です。 * 自動応答機能の活用: 必要に応じて、訪問者に自動でメッセージを流す機能などを活用することも検討します。 * 不審者対応の徹底: * インターホン越しに応対し、安易にドアを開けない。 * 不審な訪問者(点検商法、アポ電詐欺など)には、「結構です」「警察に連絡します」などと毅然とした態度で伝え、すぐにドアを閉める。 * 少しでも不審に感じたら、すぐに家族や近隣に連絡し、警察に通報する。 《電話応対対策》:アポ電・特殊詐欺への警戒 最近の凶悪犯罪では、「アポ電」と呼ばれる電話で在宅状況や家族構成などを聞き出し、強盗や窃盗に結びつくケースが増えています。 * ナンバーディスプレイの活用: 非通知や知らない番号からの電話には出ない、または留守番電話にする。 * 留守番電話の設定: 常に留守番電話に設定しておき、用件が確認できた場合のみ折り返すようにする。相手に在宅を悟られないようにします。 * 迷惑電話対策機能の活用: 迷惑電話対策機能付きの電話機や、通信事業者のサービス(迷惑電話ブロックサービスなど)を活用し、悪質な電話を自動で着信拒否・ブロックする設定をします。 * 個人情報を安易に教えない: 電話で家族構成、在宅状況、資産状況などを尋ねられても、絶対に教えない。 * 金銭要求は詐欺と疑う: 「高額当選」「未払い料金」「家族がトラブルに巻き込まれた」など、金銭を要求する電話は特殊詐欺の可能性が高いです。すぐに警察や自治体の相談窓口に相談します。 * ワン切り・かけ間違いを装った電話への注意: 折り返させようとする手口です。心当たりのない番号には折り返さないようにします。 * 家族間での情報共有: 家族内で、不審な電話があった際はすぐに共有するルールを設けます。特に高齢者がいる家庭では、詐欺の手口を繰り返し共有し、注意を促します。 《自治会としての防犯対策》:地域全体の安全強化 * 防犯パトロールの実施: 定期的なパトロールは、犯罪抑止に最も効果的です。日中だけでなく、夜間のパトロールも取り入れます。 * 防犯カメラの設置: 自治会として公園や通学路、人通りの少ない場所など、要所に防犯カメラの設置を検討します。設置場所や運用については、プライバシーに配慮し、住民の合意形成を図ることが重要です。 * 防犯マップの作成: 地域の危険箇所(人目の届かない場所、死角になる場所など)を共有する防犯マップを作成し、注意喚起を行います。 * 「こども110番の家」の設置: 子どもたちが不審者に遭遇した際に駆け込める安全な場所を確保します。 * 防犯訓練の実施: 侵入者が発生した際の通報訓練や、災害時の避難訓練と合わせて防犯訓練を行うなど、実践的な対策を検討します。 * 住民への啓発活動: 定期的に防犯ニュースやチラシを配布し、最新の犯罪情報や防犯対策を啓発します。 * 自治会間の連携: 近隣の自治会や町内会と連携し、広域での防犯対策を推進することも有効です。 まとめ 戸建て住宅の防犯対策は、単一の対策だけでなく、複数の対策を組み合わせ、複合的に実施することが重要です。そして、何よりも「住民一人ひとりの防犯意識の向上」と「住民同士の協力連携」が、凶悪犯罪から身を守るための最大の防犯策となります。 これらのアドバイスが、自治会の防犯対策の一助となれば幸いです。
ニュースなどでも報じられているとおり、近頃、手口が巧妙かつ凶悪な侵入犯罪が相次いで発生しています。店舗だけではなく一般住宅も被害に遭っており、金品のみならず、ときには人命が奪われる事態にまで凶悪化しています。侵入犯罪の手口に対して効果的な対策を講じるためには、まずはどのような侵入経路があるかを知る必要があります。いずれの形態の住宅でも、「窓」と「表出入口」からの侵入が全体の7割以上を占めています。しかも、空き巣を始めとした侵入窃盗の多くは、鍵の掛かっていない箇所から侵入していることが分かっています。まず大切なのは、戸締りです。共同住宅になると「合い鍵」による侵入が多くなります。合い鍵を玄関の周囲や郵便受けなどに隠したつもりでいても侵入者は見抜いてしまいます。合い鍵を家の外には置かないようにしましょう。侵入手口としては、ガラス破り(対策として補助錠・防犯フィルム等)、ドア錠こじ破り、ピッキング、サムターン回しなどです。住宅への侵入犯罪は、いつ、どんなときに被害に遭うかは分かりません。自分や家族の命と財産を守るためには、一人ひとりが高い防犯意識と正しい防犯知識を持つことが大切です。《自治会だより214号》
事業者等を装った訪問者に注意(県警情報ほか)
いろいろな事業者(特に公的機関を名乗る場合がある)には注意が必要です。名刺を見せられても、実際に存在する機関の名称・所在地を記している場合さえあります。疑わしい場合は、実際の機関に電話して用件を確かめるくらいの応対が必要です。背後に、どのような詐欺や侵入窃盗が待ち構えているかもしれません。うっかり騙されないように、用心には用心を。いくつかの例をあげてみます。
昼間帯、ガス点検や消防点検等を装った訪問者が、玄関ドアを開けさせ、家の中に入り、現金などを奪う事案が発生しています。 犯人は、事前に「これから点検に行きます。」と電話をかけてくることもあります。次の防犯対策を実施し、被害にあわないようにしましょう。
◎防犯対策
1.昼間帯、在宅であっても、玄関ドアを必ず施錠しておく。 2.インターホンやドアスコープで相手を確認する。
3.ガスなどの点検業者を装い「これから点検に行く」と電話してきた場合や自宅に訪問してきた場合は、ドアを開ける前に契約しているガス会社などに確認をする。 4.確認の結果、点検をしていないことがわかったり、訪問者が点検にそぐわない服装であるなど不審と感じた場合は、絶対に玄関ドアを開けずに110番通報する。
5.ドアを開ける際は、一旦ドアガードを掛けたままで対応する。
宅配事業者を装った訪問者が、玄関ドアを開けさせて家の中に入り、現金等を奪う事件が発生しています。
◎佐川急便、日本郵便及びヤマト運輸の宅配については、インターフォン等を通じて非対面での荷物の受取を希望できます。 在宅中に宅配業者の訪問があったときは、業者と対面することなく、インターフォン等で非対面での受取を希望し、業者がいなくなったところで荷物を受け取りましょう。
こうした犯罪手口は、次々と新手が登場しています。例えば、2025年2月に横浜市から発信された情報では、
水道局関係者を装った不審な訪問や電話、メールにご注意ください
横浜市全域で、水道局の職員や委託事業者などの水道局関係者を装い、水道局から指示や依頼を受けていると言って、ご自宅などへ訪問する不審者や、不審な電話の情報が寄せられています。また、不審なメールが送られてきたという情報も寄せられています。水道局では以下のようなことはしていません。ご注意ください。
:ご依頼のない配管などの調査や水質検査
:家の中の水道管の修理や調査、作業代金の請求
:浄水器などの訪問販売・レンタル・あっせん
:メールでの未払いの水道料金の請求や断水のお知らせ
水道に関することで訪問があった場合には、必ず身分証の提示を求め確認してください。また、不審な点がある場合には家の中に入れたり、すぐに契約や金銭の支払い等はせず、水道局お客さまサービスセンター(電話:045-847-6262 )へご連絡ください。不審なメールが届いた場合には、メールを開かずに削除してください。
久良岐丘自治会では、この地域での犯罪・交通事故を抑止し、安全な暮らしを守るため防犯カメラを設置しました。
運用開始 2024年1月
設置場所 磯子区中原3丁目12番地 中原公園前東電電柱(1基)
画 像 右写真が標準位置からの画像
犯罪は 見ても 聞いても 110番
磯子警察署 電話045-761-0110