植物が葉緑体をつくったり、その働きを調節する仕組みについて研究しています。
葉緑体の膜(光合成を行うところ)を作る脂質や、光エネルギーを吸収するクロロフィルの合成や制御に着目しています。
植物(主にシロイヌナズナ)や藻類(予定)、シアノバクテリア(予定)を用いて研究しています。
2025年9月26日:研究室が森之宮キャンパスに移りました
2025年9月25日:プレスリリース「発芽時の幼植物を光による害から守る新しい遺伝子を発見」
2025年5月30日:プレスリリース「病気に強くても老けやすい? 植物の葉の老化を促す新因子を発見」
2025年5月21日:藤井さん、関さんとの共同研究がPhotosynthesis Researchから出版されました。沖縄の緑藻チョウチンミドロの特殊な光合成を解明しました。
2025年3月31日:学術変革領域研究B「プラスチド相転換ダイナミクス」が終了しましたが、plastid.jpは引き続き維持していきます。
2024年1月9日:プレスリリース「光合成にかかわる脂質の機能解明が大きく前進! モヤシが葉緑体をつくるためのカギは酸性リン脂質」
2023年4月5日:9月25日にI-siteなんばで国際ミニシンポジウムを開催します。"Cutting-Edge Research on Chloroplast Signaling and Functions" 申込:https://forms.gle/a99maqYzH4fjMJmu8
2023年3月17日:学術変革領域(B)「プラスチド相転換ダイナミクス」のウェブサイト(https://plastid.jp/)が本格的に始動しました。
2023年2月16日:葉が退化したクモランは、根でどのように光合成を行っているのかを調べた研究 がNew Phytologist誌に掲載されました(https://doi.org/10.1111/nph.18812)。
2022年12月22日:佐藤直樹先生と葉緑体の外包膜の起源についての諸問題をを整理した記事が「生物の科学 遺伝」の1月号に掲載されました。→記事はこちらから読めます
2022年6月1日:2022年6月より、学術変革領域(B)「プラスチド相転換ダイナミクス」の活動を開始しました(https://plastid.jp/) 。
2022年4月20日:日本光合成学会の学会誌「光合成研究」に「光合成をやめた不思議な植物「菌従属栄養植物」の進化の道のり」というミニレビューが掲載されました(https://t.co/PkQcrvuAKg)。神戸大学の末次さんとの共著です。
2022年4月20日:シアノバクテリアの唯一の膜リン脂質であるホスファチジルグリセロール(PG)のエーテル型脂質を人工合成し、PG欠損変異体に与えた際の影響を解析した研究 が、Biochim. Biophys. Acta誌に掲載されました(https://doi.org/10.1016/j.bbalip.2022.159158)。東京大学の和田研究室との共同研究です。