葉緑体の
バイオジェネシス
植物が葉緑体をつくったり、その働きを調節する仕組みについて研究しています。
葉緑体の膜(光合成を行うところ)を作る脂質や、光エネルギーを吸収するクロロフィルの合成や制御に着目しています。
植物(主にシロイヌナズナ)や藻類(予定)、シアノバクテリア(予定)を用いて研究しています。
トピックス
2023年4月5日:9月25日にI-siteなんばで国際ミニシンポジウムを開催します。"Cutting-Edge Research on Chloroplast Signaling and Functions" 申込:https://forms.gle/a99maqYzH4fjMJmu8
2023年3月17日:学術変革領域(B)「プラスチド相転換ダイナミクス」のウェブサイト(https://plastid.jp/)が本格的に始動しました。
2023年2月16日:葉が退化したクモランは、根でどのように光合成を行っているのかを調べた研究 がNew Phytologist誌に掲載されました(https://doi.org/10.1111/nph.18812)。
2022年12月22日:佐藤直樹先生と葉緑体の外包膜の起源についての諸問題をを整理した記事が「生物の科学 遺伝」の1月号に掲載されました。→記事はこちらから読めます
2022年6月1日:2022年6月より、学術変革領域(B)「プラスチド相転換ダイナミクス」の活動を開始しました(https://plastid.jp/) 。
2022年4月20日:日本光合成学会の学会誌「光合成研究」に「光合成をやめた不思議な植物「菌従属栄養植物」の進化の道のり」というミニレビューが掲載されました(https://t.co/PkQcrvuAKg)。神戸大学の末次さんとの共著です。
2022年4月20日:シアノバクテリアの唯一の膜リン脂質であるホスファチジルグリセロール(PG)のエーテル型脂質を人工合成し、PG欠損変異体に与えた際の影響を解析した研究 が、Biochim. Biophys. Acta誌に掲載されました(https://doi.org/10.1016/j.bbalip.2022.159158)。東京大学の和田研究室との共同研究です。
所属:大阪公立大学 / 国際基幹教育機構 / 理学研究科生物学専攻 / 植物生理学研究室
連絡先:〒599-8531 堺市中区学園町1-1 大阪公立大学中百舌鳥キャンパスB3棟521室
Eメール:kkobayashi(アットマークを入れてください)omu.ac.jp