入ゼミを検討されている方へ
ゼミ説明会の資料も兼ねて、主に現在の2年生向けに堀田ゼミの紹介をまとめてみました。皆様の入ゼミをメンバー一同お待ちしております!
* 今年のゼミガイダンスの情報は、堀田ゼミのガイダンス用ホームページにまとめられています。詳細はこちら をご確認ください。
活動日
毎週 火曜日 5限
活動内容
堀田ゼミでは、古英語から現代英語までの様々な言語現象について、歴史的な観点を持ちながら、英語そのものの変化と英語を取り巻く社会の変化の両方を意識して研究、議論しています。
今年度は卒論に向けた個人発表に加え、各々の英語史に関する素朴な疑問を取り上げた※コンテンツ発表会、3・4 年生混合のグループに別れてのグループコンテンツ発表会なども行いました。
(※コンテンツとは…英語学習者である読者を意識した記事のようなもの。発表者は内容はもちろん、タイトルや文体、字体などを、読者が惹きつけられるものになるよう、自由に工夫する。)
以下にゼミ生が実際に作成したコンテンツのタイトルの一部を紹介します。
「日本人」は絶対にJapanishにはならない!?
海の幸にもapple
kindはなぜ「優しい」と「種類」なの?
specialとespecially
This'sはほんとに使えない?
comfortのm
研究できること
堀田ゼミでは、主に古英語から現代英語という英語史の中から、英語をはじめとするさまざまな言語と社会の変化を研究、議論します。言語学の中でも英語史のゼミをうたっていますが、それぞれが自由に研究したいことを研究できるという魅力があります。最初は、英語の素朴な疑問を取り上げ、それを英語史の観点から考察するという活動を通して自分の興味分野を見つけます。その後は、Oxford English Dictionaryや、コーパスなどの英語研究のさまざまなツールの使い方を習熟し、それらを活かして最終的に個性のある自分の論文を完成することができます。
卒業論文
堀田ゼミは言語学の中でも古英語や英語史を中心に研究していますが、それぞれが研究したいことを研究できるのも魅力の一つです。そのため、卒業論文のテーマも多岐にわたり、硬派な音韻や文法の問題から、英語諸変種の言語学的特徴や社会言語学的トピックまで、幅広く研究が行われています。
ー例ー
「死」というタブーと婉曲表現、スラングの関係
動物と食肉を表す言葉に見るフランス語の借用語の分析
edible fruit を指す複合語の OED 研究~apple に着目して~
行為者接尾辞 -er, -or の選択
黒人英語変種の三人称単数現在-s について
その他、過去の卒業論文テーマについてはhellogの#soturonのページ をご参照ください。
ゼミ合宿
堀田ゼミでは、2020年度より従来のゼミ合宿を改めkhelf-conferenceと称する合宿を開催しています。現在は2020年、21年と2回の開催がされ、去る9月に開催された第2回の合宿には、堀田ゼミの院生のみならず他大学の先生方や学生をお招きし、オンラインでありながら大規模な合宿となりました。合宿の詳細やスケジュールなどはkhelf-conferenceの2021 のページをご覧ください。またゼミ合宿の間には他大学の学生も含めたコンテンツ展覧会も開催しました!これに関しても上位10位のコンテンツが、コンテンツ展覧会用特設ページ に掲載されていますので、ぜひご覧ください!
Q & A
Q. 堀田ゼミではどのような研究ができますか?
A.
基本的には英語史に関連したり、英語の歴史的視座に立った分析をテーマとします。ただ扱う現象は幅広く、古英語からの意味変化を見る学生もいれば、現代英語を分析する学生も多いですし、また少し専門的な話ですが文体論、第二言語習得などを研究している学生もいて、ぶっちゃけ「英語史ゼミとは…」という状態なのが実情です(笑)。ただそれだけ多岐にわたる自由な研究ができる点はこのゼミの魅力と言えるでしょう!
より詳しく研究内容のイメージを掴みたいと感じたら、「ゼミ生・研究テーマ紹介 」のページをご覧ください!
Q. まだ具体的に研究したいテーマがないのですが大丈夫ですか?
A.
全く問題ありません!むしろテーマが決まった状態でゼミに入る学生の方が少数だと思います。堀田ゼミだと、3年のおよそ夏頃までになんとなくテーマのイメージを決め、3年の終わりから4年の頭にかけて確定、4年の夏頃まで研究を進めつつ秋学期に少しずつ執筆という流れで卒論を書く学生が多いように感じます。なのでテーマがなくても問題は全くないですし、「英語史を中心に言語学を学びたい!」という思いがあるなら、ぜひ堀田ゼミにいらしていただければと思います!
Q.ぶっちゃけエグゼミですか?
A.
個人的にはNO。他ゼミと比較してもエグいという印象はあまりありません。ただコンテンツを作成する機会が年に数回あり、それが少し大変なのと、あとそれらのコンテンツにコメントをつけていかなくてはならない場合があるので、それだけはコンスタントにゼミの活動を継続する必要があるという意味で大変です…。とはいっても、ゼミがキツすぎて遊びに行く余裕もない、バイトもできない、就活もできないなんてことは決してありませんし、辛いと感じたことは一度もありません!およそ平均的なゼミと思ってもらって大丈夫だと思います。