運営スタッフ紹介

学生スタッフ (Student Assistant : SA)

高萩 航 (Wataru Takahagi)

プログラムオーガナイザー

2012年4月 - 2016年3月 慶應義塾大学環境情報学部

2016年4月 - 2018年3月 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 (修士)

2018年9月 - 現在 東京大学大学院理学系研究科化学専攻 博士課程

2015年6月 - 現在 国立研究開発法人海洋研究開発機構 研究生

慶應アストロバイオロジーキャンプは初のオンライン開催となりました。家からでも、オンラインでも、アストロバイオロイジーを楽しく学び、仲間をつくり、将来の研究やキャリアに活かせる、そんな会にするにはどうしたらよいかずっと考えています。KAC2021は、これまでのオンラインイベントにはない充実した内容を準備しています。みなさまのご参加を心よりお待ちしています!

瀬尾 海渡 (Kaito Seo)

2015年4月 - 2019年3月 慶應義塾大学環境情報学部

2019年4月 - 現在 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 修士課程

2017年4月 - 現在 国立研究開発法人海洋研究開発機構 (研究生)

私はJAMSTECで海底下に存在する疎水的な環境について生命の起源という観点から研究をしています。現在地球上で見つかっている生物の全てが一つの共通祖先から進化したものと言われていますが、初期の生命がどのようにして誕生したのかについては謎に包まれています。誕生した場所、と限っても「絶対、海や!」「いいや、陸だ!」と激論が繰り広げられる始末です(私は海派です)。私はその謎に少しでも迫ることでより生命をより深く理解し、地球外での生命誕生についても探っていきたいと思っています。本キャンプは普段会わないような人たちと繋がれる場所です。今回作った繋がりが今後どこかで活きてくれるととても嬉しいです。よろしくお願いします!

西村 大樹 (Hiroki Nishimura)

2016年4月 - 2020年3月 東京海洋大学海洋科学部海洋生物資源学科

2020年4月 - 現在 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 修士課程

(第2回慶應アストロバイオロジーキャンプ2017参加者)

私は本キャンプに2017年に参加し、生命の起源や地球外生命体などこれまでサイエンスフィクションとして扱われていた命題が科学的に研究され、興味深い事実がいくつも明らかになっていることを知り、自分も携わりたいと思うきっかけになりました。その後NASAのジェット推進研究所にて、地球が生命に誕生し、進化していくために重要な化学反応について研究を行いましたが、大学院からは初期の生命に近い特徴を未だ色濃く残している地下深くに住む微生物について研究を行っていく予定です。今回の参加者の中からもプログラムを通してアストロバイオロジーという学問に触れ、興味を持ち研究者の道を歩み始める方が出てくることを期待しています。

橋本 陽太 (Hinata Hashimoto)

2018年4月 - 現在 東京工業大学生命理工学院

2019年9月 - 現在 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 技術研修生

(第3回慶應アストロバイオロジーキャンプ2018参加者)

私は高校生のころ、「宇宙・化学・生物のどれも面白いし、1つの分野に絞るなんて無理や!」と悩んでいました。そんな中このキャンプに参加して、アストロバイオロジーという学問を知り、魅せられました。このキャンプがきっかけとなり、今はELSIで光合成の進化を合成生物学的なアプローチで追い求める研究の手伝いや、JAXAの技術研修生としてたんぽぽ計画の初期分析を行っています。どちらもめちゃくちゃ面白いんですが書ききれないので、皆様とお会いした時に語り会えればと思います!今は生命と非生命のきわどいラインが気になっています。あといつか火星でフィールドワークがしたいです。ワクワクが止まらない3日間にしましょう!

齋藤 怜奈 (Rena Saito)

2019年4月 - 現在 慶應義塾大学環境情報学部

(第3回慶應アストロバイオロジーキャンプ2018参加者)

「地球外生命は存在するかもしれない」この言葉に果てしない可能性を感じます。それは、地球外生命を全く想像できない上、仮に見つかった時、その事実をどの様に感じるかも分からないからです。そのため、地球外生命を追究することに強い魅力を感じています。特に私は、生命が存在する可能性が高いと言われている火星に興味があります。いずれは、火星の生命の可能性を追究する研究に携わりたいと思っています。

西川 将太 (Shota Nishikawa)

2015年4月 - 2019年3月 慶應義塾大学理工学部生命情報学科

2019年4月 - 現在 東京工業大学生命理工学院 兼 東京工業大学地球生命研究所 修士課程

(第2回慶應アストロバイオロジーキャンプ2017参加者)

私たち人間を形作っている細胞と、目に見えないほど小さい細菌は一見全く異なる生物のように思いますが、基本的な生命の仕組みは共通しています。どちらも遺伝情報に基づいてタンパク質を合成し、様々な生命活動に用いているのです。私はそんな,生命の土台となる仕組みがどのようにして出来上がったのか、その起源について研究しています。科学技術が発展した現在では、遥か遠い星の環境を再現して地球外生命体の可能性について議論したり、人工細胞の構築に取り組んだりすることが可能となっています。このように、私たちは今、空想やSFの世界でしかあり得なかったことを「アストロバイオロジー」という学問として取り組むことができるエキサイティングな時代にいるのです。KACに参加して、アストロバイオロジーの最先端研究に触れてみませんか。皆さんの参加を心よりお待ちしています!

村山 華子 (Hanako Murayama)

2016年4月 - 現在 東京大学理学部生物化学科

(第4回慶應アストロバイオロジーキャンプ2019参加者)

私は初期地球においてRNAとタンパク質がどのように出会い、今のセントラルドグマのシステムが形作られていったのか、他の星でもこのようなシステムが存在するのか、ということに興味を持っています。この謎に迫るべく、現在はRNAとタンパク質の相互作用を構造生物学の立場から研究しています。このキャンプで皆様と宇宙生物学について追及し深め合える日を楽しみにしております。よろしくお願いします!

郷地 慶 (Kei Gochi)

2016年4月 - 2020年3月 慶應義塾大学環境情報学部

2020年4月 - 現在 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 修士課程

2019年11月 - 2020年3月 国立障害者リハビリテーションセンター 研究所 技術協力員

2020年4月 - 現在 国立障害者リハビリテーションセンター 研究所 研究生

(第1回慶應アストロバイオロジーキャンプ2016参加者)

私は宇宙で起きる人体への悪影響(著しい骨密度の低下など)を食い止めるために、分子生物学的観点から研究をしています。アストロバイオロジーの概念の一つにある「我々はどこへ行くのか?」という部分に主に興味を持っています。未だかつて人類が月より遠くの宇宙へ進出したことはなく、その障壁の一つに宇宙で起きる人体への悪影響を予防できていないことが挙げられます。この問題を解決し、将来の有人宇宙事業を下支えするような技術を作りたいと考えています。本キャンプでは普段合わない人たちとも関わることができるので非常に楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。