運営スタッフ紹介

教員スタッフ (Faculty Staff)

藤島 皓介 (Kosuke Fujishima)

東京工業大学地球生命研究所(ELSI) 准教授

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任准教授

経歴:

2009年4月 - 20115 慶應義塾大学先端生命科学研究所 所員

20116月 - 2016年1月 NASAエイムズ研究所 研究員

2016年1月 - 2018年1月 東京工業大学地球生命研究所 研究員

2018年1月 - 20208 東京工業大学地球生命研究所 特任准教授

20209月 - 現在 東京工業大学地球生命研究所 准教授

20174月 - 現在 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任准教授

(慶應アストロバイオロジーキャンプ 発起人)


2016年の第一回開催からはや8年、のべ450名を超える学生と50名を超える講師がKACを体験しました。国内でもアストロバイオロジーを共通項とした分野を超えたつながりができつつあります。今年も同じ志を持つ新しい仲間との出会い、そして様々な背景を持つ講師陣との縦のつながりが育まれることを心から願っています。ぜひ2泊3日の合宿を大いに楽しみましょう。

学生スタッフ (Student Assistant : SA)

西村 大樹 (Hiroki Nishimura)

KAC2024 オーガナイザー

2016年4月 - 2020年3月 東京海洋大学 海洋科学部 海洋生物資源学科

2020年4月 - 現在 東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻

2022年4月 - 現在 海洋研究開発機構 生物地球化学センター 研究生

(第2回慶應アストロバイオロジーキャンプ2017参加者)

北海道幌延や諏訪盆地を対象に、地下深部に分布する微生物生態系を研究しています。生命の起源や地球外生命探査といった大きなトピックを研究する上では様々な分野に属する研究者の相互理解と協働が必要です。みなさんがこのキャンプを通して、自分が将来専門としたい領域を見つけ、また共に研究を進める仲間と出会えるようにサポートしたいと思います。宜しくお願いします!

増川 日向子 (Hinako Masukawa)

2016年4月 - 2020年3月 日本女子大学 理学部 物質生物科学科

2020年4月 - 2022年3月 日本女子大学大学院 理学研究科 物質・生物機能科学専攻

2022年4月 - 現在 東京大学大学院 農学生命科学研究科 応用生命工学専攻

2021年4月 - 現在 海洋研究開発機構 超先鋭研究開発部門 研究生

深海熱水噴出域にいる「電気を食べる微生物」について研究してます。電気と二酸化炭素があれば元気に増える不思議な生態をしていますが、実は地球上の様々な環境にいることが少しずつわかってきており、初期生命のエネルギー獲得機構の1つの可能性として注目されています。微生物はいつでも人類の想像を超えた世界を教えてくれる存在です。そんなロマンを学生の皆さんとも共有できればなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

野崎 舜介 (Shunsuke Nozaki)

2017年4月 - 2021年3月 東北大学 理学部 地球惑星物質科学科

2021年4月 - 現在 東京工業大学 理学院 地球惑星科学系 / 地球生命研究所

(第5回慶應アストロバイオロジーキャンプ2021参加者)

木星や土星の衛星を始めとした氷天体・海洋天体の誕生から進化、そのシステムの包括的な理解を通じて、「なぜ天体たちはここまで多様で美しいのか」を明らかにしたいと考えています。こうした天体たちの中には、地球生命の誕生に必須であったとされる液体の水を内部に保持しているものも多くあります。天体の環境への理解を深める中で、生命が誕生しうる環境はあるのか、生命の痕跡を見つけるにはどうしたらよいのかといったアストロバイオロジー的問いに繋がっていきます。太陽系の天体たちのように多様な背景・経歴を持つ参加者の皆様と、私の大好きなアストロバイオロジーを通して関わることを心から楽しみにしています!

村山 華子 (Hanako Murayama)

2017年4月 - 2021年3月 東京大学 理学部 生物化学科

2021年4月 - 現在 東京大学大学院 理学系研究科 生物科学専攻 

(第4回慶應アストロバイオロジーキャンプ2019参加者)

私は生命誕生前にRNAとタンパク質がどのように出会い、今のセントラルドグマのシステムが形作られていったのか、他の星でもこのようなシステムが存在するのか、ということに興味を持っています。この謎に迫るべく、現在はRNAとタンパク質の相互作用を構造生物学の立場から研究しています。このキャンプで皆様と宇宙生物学について追及し深め合える日を楽しみにしております。よろしくお願いします!

角南 沙己 (Sako Sunami)

2020年4月 - 現在 東北大学 理学部 地球惑星物質科学科

隕石に含まれる糖やアミノ酸を分析し、地球上の有機物の起源に迫る研究をしています。アストロバイオロジーは天文学、生物学、化学、医学、工学などが融合した学際的な学問です。異なる背景や視点を持った参加者の皆さんと、生命起源について意見を交わせることを楽しみにしています!

大澤 美涼 (Misuzu Osawa)

2020年4月 - 現在 東京海洋大学 海洋資源環境学部 海洋環境科学科

深部地下圏や温泉などに生息する極限環境微生物の生き様と生息環境との関わりを明らかにすることで、共通祖先誕生後、初期地球環境にどのような微生物・微生物生態系が生息し、発展していったのかということに迫りたいと考えています。参加者の皆さんとアストロバイオロジーに対する熱い想いを交わせることを楽しみにしています!