メニエール病は、
・耳鳴り
・耳のつまった感じ
・聴力低下
といった耳の症状に加えて、発作をくり返しやすい疾患です。
発症や再発の契機に、
・ストレス
・睡眠の乱れ
・疲労の蓄積
が大きく関わっているとされます。
メニエール病は症状の波があるため、「今日は少し楽」「次の日にまたつらい」といった変動が起こりやすい病気です。
だからこそ、その場の変化だけで判断するのではなく、経過を追いながら、今どの段階にいるのか確認し、治療を進めます。
当院が大切にしているのは、
・発症からの経過
・発作の出方
・耳症状変動
・睡眠や疲労の状態
・生活の状態
などをお聞きして、その方にとって負担になっている要素を整理して問診しています。
当院では鍼灸治療と光線療法を併用し、交感神経の抑制と血流改善、炎症の早期終息を主眼において治療しています。
メニエール病に対する鍼灸や光線療法は、標準治療そのものではありませんが、昨今の海外の文献を見ると症状軽減や内耳環境への補助的な作用が示唆されています。
また、京都にあるなかむら第二針療所に技術提携しており、メニエール病に対しても多くの改善例があります。私もそこで週2回臨床研修で症状が改善される方を見ています。
当院の役割は、
・めまい
・耳鳴り
・耳閉感
・全身の緊張
・睡眠や自律神経の乱れ
などを含めて心身を整えることにあると考えています。初発・再発に係わらず、改善を目指したい方の選択肢の一つとして、日常生活を安定させられるよう施術しています。
Q. メニエール病の発作が起こる前に、前ぶれはありますか?
耳鳴りや耳のつまった感じが強くなったあとに、めまい発作へ
移ることがあると報告されており、初回でも反復でも前駆症状を訴える方もいます。
ただし、毎回必ず同じ前ぶれが出るわけではないようです。
Q. めまい発作が起きたとき、楽になりやすい体勢はありますか?
メニエール病のめまい発作は、多くは回転性のめまいです。
頭位で誘発されるタイプのめまいとは異なります。
発作時は、いちばん楽な姿勢で安静にすることが大切です。
座るか横になって、急に頭や体を動かさず、明るい光、テレビ、読書など、
症状を悪化させやすい刺激を避けることが勧められています。
動かない物を見つめると少し楽になることがあるようです。
また、発作が終わった後も目や身体をゆっくり動き出すようにしてください。
Q. 発作時のめまいは同じ感覚がするのですか?
そうとは限りません。新しいレビューでは、発作中の前庭所見や眼振は、
病期で変化しうる、とされています。
時間とともに様子が変わることがあります。
Q. 耳鼻咽喉科で治療を受けていますが、併用できますか?
病院で治療を受けながらでも来院される方はおられます。
耳の症状やその他の症状などが気になる方に対して、日常生活の安定を目指します。
Q. 耳鼻咽喉科で治療しても、なかなか症状が安定しません。
メニエール病は、治療を受けていても症状の波が残ることがあります。
耳の症状だけでなく、日常生活での負担なども含めて整理し、
随伴症状にも施術を行っています。
Q. 鍼灸や光線療法で、メニエール病そのものは治りますか?
ガイドラインや様々な文献に、治癒ではなく、再発を防ぐ方向性を示しています。
鍼灸やレーザー治療でも同様です。お困りの症状の軽減と、
再発しないためのお手伝いが主旨になると考えています。
Q. どのくらい通えばよいですか?
現在の状態によって異なります。
メニエール病には症状が落ち着くまでの経過と、日による症状の波があります。
治療開始は、間隔を狭めて、経過が良ければ、徐々に広げていくように勧めています。
Q. めまいが強い日でも受けられますか?
まずご自宅で安静にしてください。
出歩ける程度に落ち着きましたら、時間や日を改めてご予約ください。
Q. メニエール病は、姿勢の悪さは関係ある?
メニエール病は内耳の機能異常を背景に起こる疾患であり、
発症後の姿勢の乱れは、発作や平衡機能の障害に伴って現れやすい結果のひとつです。
健康な状態に比べて姿勢制御の不安定さや、頚部の不調の併存がみられるという報告があります。
逆に、安易に姿勢が悪いから発症しやすいとは、考えていけないと思います。
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