最新の予約可能時間はLINEのVOOMをご確認ください
突発性難聴は急性感音難聴(難聴の原因が内耳にある)の中でも原因不明のものの総称で、近年増加中の疾患です。
発症の原因に関して、
①血流障害説
有毛細胞を栄養する血管に攣縮や梗塞がおこり、細胞への栄養供給障害
②ウイルス感染説
ムンプスウイルス、単純ヘルペスウイルスなどが感染を起こし、聴覚受容器である有毛細胞の傷害
③細胞内ストレス応答
細胞内の転写因子NF-κBなどのストレス制御機構の異常亢進の関与
などが挙げられます。
突発性難聴をはじめ、急性の難聴を起こす方のお話を伺うと、ストレスや疲労、感染、生活習慣の乱れが関わる場合が多いです。上記の原因も踏まえると、急性の難聴には自律神経の乱れだけではなく、ホルモン分泌や免疫システム、酸化ストレスなど様々な要因が関わっていると考えられます。
突発性難聴の症状は聴力低下(音が小さい、遠く感じる)、耳鳴り、めまい、耳閉感(耳づまり、耳こもり)、聴覚過敏(特定の音が耳障りに感じる)、自声強調(自分の声がエコーがかかったような感じ)などの症状を伴います。
急性の難聴は、発症直後から聴力検査で聴力低下の程度を把握することが大切です。残存症状や回復予測などで重要になります。聴力検査は簡易的ですが当院でも測定可能です。
予後因子は年齢、発症時の状態や経過、聴力検査結果、基礎疾患などにより変化します。予後に関しては問診の後で、丁寧にご説明します。
鍼灸治療は効果に個人差が大きいのが実情です。一人一人の改善が、真に鍼灸の効果を判断するには、難しい一面もあります。そこで私たち「鍼灸理療実践研究会」は、鍼灸だけでは効果が曖昧な領域に、レーザー光を安全かつ効果的に併用することで、鍼灸単独よりも安定した高い効果を発現できることがわかりました。
当院の鍼灸治療は、投薬治療をはじめとした耳鼻科での治療の効果が芳しくなかった方にも、有効率が7割以上ある治療法を採用しています。
#突発性難聴 #聴力低下 #耳鳴り #めまい #耳閉感 #聴覚過敏 #自声強調 #聴力検査 #鍼灸理療実践研究会 #レーザー #鍼灸 #スーパーライザーEX