耳領域：突発性難聴等に対する治療方針はコチラ

整形領域：運動器疾患に対する治療方針はコチラ

お困りの症状について、些細なことでも構いませんのでまずはご相談ください。

来院から施術までの流れ

当院では、まずお困りの症状について詳しくお話をお聞きします。

飲酒や喫煙、趣味や家族構成など、一見症状に関係ないように見えることもお伺いします。これは、ご自身を取り巻く環境を詳しく知ることで、より良い施術方法や治療につながる場合があるからです。

せっかく「良くなろう！」とご来院されるので、遠慮なくお話ください。

流れ

1. 問診（症状・生活習慣などを詳しくお聞きします）

2. 徒手検査（必要に応じて）

3. 治療方針の作成（ゴール設定・頻度や期間の説明）

4. 施術開始（必要に応じて半袖シャツやハーフパンツへお着替えいただきます。衣類は当院でご用意しています）

西洋医学と東洋医学の違い

西洋医学

解剖学・生理学的に身体を科学的に捉え、科学的根拠に基づき病気の原因を特定し、その原因を取り除く治療を行います。

東洋医学

中国や日本などで古くから伝わる伝統医学の総称で、鍼灸や漢方を用い、心身のバランスを整える治療法です。

「気」や「血（ケツ）」、「ツボ（経穴）」、「経絡」といった概念を用いています。

鍼灸は東洋医学だけではない

鍼灸は古代中国からの伝統医学ではありますが、現代医学（西洋医学）に基づいた施術もあります。

代表例としてスポーツ鍼灸があり、解剖学的理解のもとで、スポーツによる障害（ランナー膝など）の痛み緩和、筋肉の炎症軽減、全身疲労回復、パフォーマンス向上を目指します。

また、自律神経の調整にも鍼灸は有効です。

交感神経：興奮状態で優位になり、活動や緊張を促す

副交感神経：リラックス状態で優位になり、休息や回復を促す

自律神経のバランスが崩れると、頭痛・肩こり・めまい・下痢・便秘などさまざまな症状が現れます。

鍼灸では局所（例：頭痛なら頭部）や遠隔部位（例：手足）への施術で自律神経を整え、本来の治癒力を引き出します。

鍼灸の科学的根拠

昔は「気が…」「血が…」といった東洋医学的な説明が主流でしたが、近年は研究が進み、科学的にも説明が可能となっています。

痛みを抑制する代表的な理論

全身性下行性痛覚抑制

ゲートコントロール理論

体性－自律神経反射（自律神経のバランスを±0に近づける作用）

覚えていただきたいポイント

「鍼をすると炎症を抑え、自律神経を整え、免疫機能に働きかける」

自律神経と免疫機能は密接に関係しているため、自己免疫疾患にも効果が期待できます。

実際、WHO（世界保健機関）が定める鍼灸の適応症には関節リウマチも含まれています。

当院の特徴：鍼灸＋スーパーライザーEX

当院では、スーパーライザーEXというレーザー治療器も導入しています。（西宮市内の鍼灸整骨院では初めてです！）

これを照射することで交感神経の興奮を鎮めることができます。

この「鍼灸＋スーパーライザーEX」により、自律神経へのアプローチをより効果的に行っています。

星状神経節ブロックとは、首の前方にある星状神経節という交感神経の節に局所麻酔薬を注射する療法で、ペインクリニック等で受けることができます。しかし首に注射は怖い・・・と感じる方でも、スーパーライザーＥＸでは刺すことなくレーザーを照射するだけなので痛みはありません。レーザーを照射している部分が温かいかな～程度の感覚の方がほとんどです。

スーパーライザーＥＸは星状神経節ブロックに代わる、無痛・無侵襲な治療法とも言えます。

当院は、痛みや自律神経症状に対する施術のために西宮市で初めてスーパーライザーＥＸを導入しました（2024年7月）