共焦点顕微鏡

共焦点顕微鏡とは

共焦点顕微鏡とは、「ピントの合ったところだけを撮影できる蛍光顕微鏡」です。原理を知りたい方は日本顕微鏡工業会のサイト(7. レーザ走査型顕微鏡)などをご参照ください。

光源にレーザーを使い、制御はPCで行います。通常、像を目で見ることはできず、PCが取り込んだデータを画像に変換して表示します。1台の顕微鏡というより、顕微鏡に周辺機器がくっついたシステムといったほうがわかりやすいと思います。

ピントの合ったところだけを見ることができる

ピントを変えてたくさんのデータを取り込み、画像処理することにより、さまざまな向きの断層像や立体像を得ることができます。

細胞分裂中の染色体

すべてのフォーカス面の投影像

さまざまな機能が付属している

PCで走査範囲や撮影のタイミングを制御できるので、タイムラプス観察やズーム拡大が容易にできます(3年生のページ)。

また、神奈川工科大のFV3000(オリンパス)の場合、蛍光の波長を細かく区切ってデータ取得することにより、蛍光物質のスペクトルを得ることができます。

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