住職の独り言
住職の独り言
小倉組仏教壮年会が主催で寺院交流会が開催為れた。
ボウリング大会である。
私にも敬意を持つ先輩がいる。
師は始球式をするそうだ。
分かるのだが
布袍姿(僧衣)にボウリングシューズを履いている。
ボウリング場とお坊さんはあまりにも絵になるから写真を撮ってしまった。
SNSにはアップしません!と本人の前で言ってしまったので、写真はアップしない。
僧衣とボウリング場は偏見かもしれないが馴染まない。
ふと僧衣が馴染む場面はどんな時でどんな場所だろう。
前回ネタに続きでもある。
僧侶として社会の中で生きているのだが、僧衣が社会にもっと馴染むために何かが必要だなと思った。
後輩の僧侶から近所の居酒屋さんに連れて行ってもらった。
美味しい!こんなに美味しいお店だったのか
日本酒が飲めないのに、お酒と料理が合うから困る。
お坊さんの後輩の飲む機会が増えた。
正確には幼稚園の後輩と飲む機会が少なくなった。
幼稚園連盟の仕事で連日飲んでいたからでもある。
お坊さんは上下関係があって面倒だけど、運命共同体なんだろうな〜。
切れない縁も良いものだ。
懐かしい通りを歩いていると、知らないお店が並んでいた。
後から知るのだが、この秋にオープンした店と昨年オープンした店だそうだ。
渋い居酒屋風の定食屋さんとおしゃれなパスタ屋さんが並んでいる。
まずはパスタ屋さんを覗く。
おしゃれな店内に女の子たちが食べていた。
ふと、店内の女の子と目が合ってしまった。
「こわい」(おしゃれな若い女の子が怖いと思うおじいちゃん世代ですから)
それから隣の定食屋さんを覗くとカウンターの奥に黒い服を着た大きな男の人
着物?・・・まあ、お客さんひとりというのも気楽である。
扉を開けると、なんとお坊さんだった!
居心地が一気に良くなった。
ほっけ定食も美味しく頂きました。
友人が来たる。
他者を悪く言わない(怒ったときは別。
えええ!そこ?というように褒め方がすごく細かい。
プレゼントはひとつでは終わらない。
カラオケが大好き。
この人は「人たらし」である。
お寺で一緒にしゃべっていた。
これまた細やかなお土産やプレゼントを持って来た。
返すものがないボク。
10月の法語ハガキ「無敵の人とはつよい人ではなく、敵がいない人」
「無敵」とはしゃべりながら
「君みたいだね」とプレゼントした。
見送りながらぽつり。あなたはボクの目標なんだ。
関東にお住まいで、次の世代はもう小倉に地縁がなくなるとのこと。彼らに任せるわけにはいかない。
「納骨堂をこれからどうすれば良いでしょうか?」
イメージが散骨、海洋葬や樹木葬なんだよね
とあるお葬儀が終わって、門徒さんがおひとりで残っていらっしゃる。
「お帰りはどうなさいますか?」
「バスに乗って帰ります」
いやいや、この道はバスが少ないのよね。
「送りますよ。乗りにくい車ですけど」
車高が低くて、頭を下げて、身体を曲げないと乗りにくいのです。
ご苦労をおかけします。
車だから送るのですから、大したことはありません。
それでも大変感謝を頂いた。
これが「もったいない」である。